WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
■最高のオートマユニットは?
■IWCとオリエント
IWCのオートマの名機といえば・・・・何でしたっけ?83だっけか??我ながら覚えないなぁ・・(笑)とにかくこの機種の巻上げは面白いです。
マジックハンドという部品が人間の手のように中間車を巻上げていきます。結構見てると面白いんですけどね。それでオリエント(国産)が同じ ような構造のオートマを作ったんですよ。
でもだめでした。マジックハンドが減っちゃうんですね。なんででしょうね??鉄の素材自体が違うの ですかね??
■これはやるんだよね
修理し始めた頃は特に「いっぱいいっぱい」という事が多いんです。
特にオートマティックを初めて修理した時は、部品も多いし、今まであんまり見たこと無い部品とかも出てきますのでそれこそいっぱいいっぱい な訳です。
ようやく組めて「ホッ」と一安心していると、ローターが回転しても巻き上がらないというようなお間抜けな事態になるわけです。(笑)
組んだ後ローターを回転させて巻上げがきちんと行われているかどうかの確認は必須ですよ。
■ローター芯で大失敗
うんと古い時計になると、ローター芯にヒビが入っていたりしても交換する部品がなかったりすることもあります。
そうなると何とか直さなくてはいけなくなりますが・・・・ゆるんだローター芯をきちんと固定するにはハンダを流すという方法もあります。
ところが中々上手くいかないんですね。余計に流れたり、固定できなかったり・・・・
にっちさっちも行かなくなって○○が××になってしまったというような事もありました。自主規制で伏字にしました(笑)
このコーナーでは過去に行った修理の思い出話をご披露させていただきます。
色んな種類のオートマユニットを修理してきましたが、一番いいのはどーれ?というお話をしたいと思います。
個人的には長年の使用でも稼動が安定している、というのは一番の条件だと思います。そういう意味ではロレックスが一番いいですね。
構造はシンプルですが、ヘタリは少ない様に思います。それでも長年ノーメンテナンスでくると信じられないくらい磨耗が進行するケースもありま
すので油断は禁物ですよね。とくに1570キャリバーのメンテナンスをさぼっているものは要注意です。
オートマティック時計の思い出