WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
■手巻機能のあるなし
ここでは使用上のご注意事項についてご説明します。画像も御覧下さい。
本当に時計好きな方ですと、ご自分で工具を購入して裏ぶたをお開けになる方も多いようですね。結構なことだと思います。
でも画像にある箇所(ヒゲゼンマイ)の部分だけは触らないようにして下さい。ここが変形すると修理が大変な事になるんです。
何回かはお客様がここをひどく触ってしまって修理が出来なかった事がありましたので・・・・ま、手巻と同じですね。
■取り扱いはていねいに
トラブルコーナーでもお話しましたが、落としたり、強い外的ショックを与えたりしない様にやさしく扱ってください。
それでなくても時計は精密機械ですので、やさしく取り扱うにこしたことはないです。え?もし落としたりしたらどんすのかって?
そりゃ決まってますよ、当店に修理をご依頼ください。(笑)
■ゼンマイの巻き方、頻度について
■ここは触らないで!
オートマティック時計をお使いの方は、ゼンマイを巻かなくてもよいと思っている方がほとんどのようですね。
これは大きな間違いです。
オートマティックローターもメーカーによっては、回転の妙に重いものもありますし、お仕事がデスクワーク中心の方や、ご年配の方であまり体を動かさない方、それから冬場はポケットに手を入れたりしますからね
毎日お使いになる方でも腕から外した時、あるいは腕につける前にリューズを使って30回ほど巻いてください。
これにより時計の稼動がぐっと安定しますし、お仕事その他の要因の影響を避けられます。
オートマティックの場合には、ゼンマイの元々の構造上巻き止り(これ以上巻けないポジション)がありません。
ですので一生懸命巻いても巻き止まりませんからご注意ください(笑)
いくら巻いてください、と申し上げてももともとリューズを使っての巻上げ機構を備えていない時計の場合には意味がありません。
じゃあどこで見分けるの?という事になりますが、これは簡単です。まずはリューズを12時方向へ巻いてください。
抵抗感を感じる時は巻上げ機構ついてます。全く抵抗感が無い場合には巻上げ機構ありません。・・・・カンタン過ぎます?
画像マークです
オートマティック時計の注意事項について