このご質問は本当によくいただくものです。ほとんどのお客様がゼンマイを目一杯巻くと切れる、と思っていらっしゃるようですがそんな事はありません。
逆に中途半端に巻くと時計の稼動時間が短くなったり、というトラブルが出ます。
ゼンマイは解ける時に切れることが大多数ですので きっちり最後まで巻いてください。1日1回で結構です。これで24時間稼動しなければ別の原因が考えられます。
リューズは12時側へ巻いた後、逆の6時側に戻しても部品自体がラチェット構造になっていて戻りませんので大丈夫です。上へ下へ上へ下へ
このほうが指の運びが楽ですからね。あ、そうだリューズ表面のギザギザが減っている場合にはしっかりつままないと滑りますよぉ!
■ここは触らないで!
本当に時計好きな方ですと、ご自分で工具を購入して裏ぶたをお開けになる方も多いようですね。結構なことだと思います。
でも画像にある箇所(ヒゲゼンマイ)の部分だけは触らないようにして下さい。ここが変形すると修理が大変な事になるんです。
何回かはお客様がここをひどく触ってしまって修理が出来なかった事がありましたので・・・・
■水、汗注意です
古い手巻時計ですとほとんど防水仕様にはなっていません。 という事は非防水、もしくは日常生活防水仕様ということなんですね。
具体的には軽く手を洗うくらい、普通の雨の中を歩くくらいでしたらOKです。土砂降りの雨の時にはポケットにしまって下さい。
あるいは真夏、最高気温が30℃以上になりそうな日にはお使いにならないほうが賢明かもしれませんね。
WATCH REPAIR
ここでは使用上のご注意事項についてご説明します。画像も御覧下さい。
■取り扱いはていねいに
トラブルコーナーでもお話しましたが、落としたり、強い外的ショックを与えたりしない様にやさしく扱ってください。
それでなくても時計は精密機械ですので、やさしく取り扱うにこしたことはないです。え?もし落としたりしたらどんすのかって?
そりゃ決まってますよ、当店に修理をご依頼ください。(笑)
■ゼンマイの巻き方、頻度について
画像マークです
手巻時計の注意事項について
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