WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
確かリコーかオリエントのレディースのクオーツ時計だったように憶えています。歯車のシャフト受け穴に人工ルビーが入っていないタイプでした。
クオーツにしては珍しく受け穴が磨耗しまくってるんですよね。仕方なく歯車のシャフトに合う穴石をピックアップして、受けの本来の受け穴をエグリ
というヤスリを使って穴をドンドン大きくし、穴石が入るように加工しました。いやー時間がかかったかかった(笑)
でもおかげで調子よくなりましたねぇ・・。あの時計いまでも元気で動いているのかな?
■最初の修理というか破壊作業?
最初に時計を分解したのはミヨタのクオーツムーブメントでした。「組めたら何かおごるよ」というひやかしをうけつつ分解したんですが・・・・・
分解は出来るんです、分解はね(笑)皆さんも道具有れば分解は出来ます。間違い無く。では何が出来ないかと言えば組み立てです。
最初の方は憶えているんですがね・・後のほうになってくると最初の部品のセットされていた方向や、裏表が霧にかすんで(笑)思い出せないんですよ。
結局その時のムーブメントは一人ではもとに戻せませんでした。懐かしい思い出です。
■時計が逆に動き出したぁ!
これまた失敗談です。何か失敗談ばかりで信用無くなるかな??(笑)まぁいいや。
修理を初めて半年ぐらいしてロンジンの2針クオーツをやったんです。嬉しかったですねぇ・・・有名なブランドですしね。
ま、今考えりゃ普通の クオーツですけどね(笑)修理後電池を入れたら・・・動かない(涙)  ベテランの職人さんに見せたらものの2−3分で「ほい、動いたよ」って 「えぇーー!!なんで????」地板中心軸の根元に油を指していなかったんですね。それだけなのに動かないもんなんです。
これまた修理をやりだして間も無い頃の失敗談ですが、分解掃除が済んで、針を付けて電池を入れたら・・な・何と秒針が逆に動き出したんです!
驚きましたねぇ(笑)目が点になりました。「やっぱ俺って才能無いのかな?」なんて落ち込んだりして・・・(笑)
原因はステップローターのガイド板を洗浄の時に微妙に曲げたことによります。普通は時計が動かないんですけどねぇ。
たまたま逆に動き出したんですね。本当に驚きましたよあの時は・・・・(笑)
■え!?もう動いたの?
クオーツ時計の思い出
このコーナーでは過去に行った修理の思い出話をご披露させていただきます。
■こんな修理もしました。