WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
クオーツ時計にとって一番の大敵は電磁波です。
この電磁波はクオーツ時計の心臓部である集積回路に悪影響を及ぼし、最悪の場合その部品 を壊してしまうほどの影響を及ぼします。
こうなると解決方法は集積回路ユニットの全交換しかなくなります。 意外に高価な部品ですのでご注意下さい。
電磁波の発生源としてはパソコン、テレビ、ステレオスピーカー、病院のMRIなどが代表的なものです。
これらの近くに長期間時計を放置しない 様にご注意ください。
最近多く流通している電池交換不要のタイプのお時計(ソーラータイプ、AGSタイプ、オメガマチックetc)ですが、未来永劫電池交換が必要無い 訳ではありません。(笑)
各メーカーの様々な方法で作り出した電気を蓄えるための内部バッテリー(キャパシタ)がやっぱり入っているんです。
これは蓄電と電気供給を 繰り返していると性能が段々劣化してきます。具体的には蓄電能力が低下することで時計の稼動時間が短くなってきます。新品から4ー5年で その様な症状が現れます。この場合には分解掃除とキャパシタ交換が必要になります。
■電池交換不要って本当??
最近多いことですが、新しい時計を買ったにも拘らず調子が悪い、という事が多発しています。(特に安価なお時計です)
電池も容量OK,集積回路、電気コイルも問題がないのに動かない、というような症状です。なぜかと言えばやっぱり製造してから相当年月が経って いるんでしょう。
それしか考えられません。いずれにしても保証書はきちんと保管しておいたほうがよいようですね。
■長期間使わない時は
最近は皆さんたくさん時計をお持ちですね。ですので全く使わない時計というもの出てくると思います。
そういう時は電池を抜いておいてください。 もちろんご自分では中々抜けませんので、時計屋さんに頼むことになりますが・・・。
なぜかと言えば電池は時計を稼動させる電力が無くなってから一定期間が経過すると液漏れを起こします。
液漏れを起こした後はその液が電池端子をサビさせたり、また液が結晶化し歯車との連結を邪魔し時計を遅らせたり、止めたりする原因になります。
ですので長期間使う予定の無いクオーツ時計の電池は外しておいてください。
■新品なのに
クオーツ時計の注意事項について
■電磁波にご注意を