WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
ここではそれぞれのトラブルの原因と対策についてご説明します。画像も御覧下さい。
■ウェストミンスターが動かない
この場合には、何はなくとも分解掃除です。
というのもウェストミンスターはオモリも重いものを使用していますので歯車の受け穴の磨耗もそれなりに進行します。基本的には時計の機械部分の土台は恐ろしく厚く出来ていますが、それでも10年以上使用すると磨耗してきます。表面上の修理だけでは対応することが難しい状況でしょうね。
■振子を動かすと・・・
柱時計の振子は直接機械に連結してあるわけではないんです。
振りべラといって薄い板状の金属片につながっているんですね。この部品は時計の動き(実際にはアンクルの動きです)と振子の動きをつないでいるとっても重要な部品なんです。ですので力まかせに振子を振ったり、振子自体を引っ張ったりは絶対にしないようにして下さい。この振りべラが切れると新規に振りべラを作らなければならなくなります。
画像マークです
■巻き鍵が無くなっちゃった!
巻き鍵とは柱時計や置き時計のゼンマイを巻上げるための道具ですね。通常は時計の内部に格納する様になっています。
たまーにこれを無くしてしまった!というメールをいただきますが大丈夫です(笑)なんでかと言えばまだ手に入るんですね。
もちろん真鍮のような味のある代物ではありませんが入手可能です。ただしサイズがいくつかあります。時計によって微妙に違うんですね。
柱時計、置き時計のトラブルについて