WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
ここではそれぞれのトラブルの原因と対策についてご説明します。画像も御覧下さい。
■時打ちがしない、音が変
時打ちがしない場合にはまず左側のゼンマイがきちんと巻かれているかどうかを確認してください。きちんと巻かれていて時打ちがない時は修理が必要です。またゼンマイが巻ききれない時はゼンマイ切れの可能性が高いですね。
鳴っても音がへんてこりんな場合もあります。調整で直る場合もありますが30日巻き時計などの場合、ハンマー先端部分のゴム部分が劣化して音が悪くなるケースもあります。
■鳩時計で音がしない
鳩時計の時打ちは「ポッポー」という音ですね。この音を出すのは和紙で作られた「フイゴ」という箇所になります。
古いお時計になるとこの和紙が切れて、そこから空気が漏れて音が出なくなったり、しても変な音だったりします。この時には新しい和紙で「フイゴ」を作りなおします。そうすればまた元のような鳴き声(?)が復活しますよ。
画像マークです
■鳩時計で鳩が引っ込まない
出てきた鳩を引っ込ませる為のレバーを作動させるバネが弱くなるとこのような症状が出ることも稀にあります。
バネ調整だけでも出来ますけれども、できれば分解掃除(オーバーホール)も合わせてしていただいたほうが良いかもしれないですね
■目覚まし時計のアラームが鳴らない
柱時計の時打ちと同じようにゼンマイを巻いてください。最後まで巻けないのであればゼンマイ切れの可能性が高いですね。
ゼンマイが最後まで巻けるのに鳴らないのであれば、修理が必要です。歯車の汚れ、油切れ、シャフト受け穴の磨耗による事が多いですね。
最近は古い目覚まし時計の修理も多いですね。
柱時計、置き時計のトラブルについて