1967年製　グランドセイコーcal6246オートマ　ケース径36mm　厚12.5mm

を仕上げました。

セイコーで初めて自動巻き高級機となったモデルで
マジックレバータイプの自動巻き機構を備えています。
普及モデルで十分に実用性を確認し、満を持して高級ラインに投入したマジックレバー式
あえて手巻き機構を廃することで吉車という部品の分ほんの少し厚みが薄くなっています。
今では考えられない手法ですがそれだけマジックレバーがよく巻き上げるという証左でもあります。

自動巻きは手巻きよりかは機械としての厚みがややあるので、ケース厚が12.5mm程あります。
ただ、今までの手巻きモデルとはデザインコードをかなり変えていて、
ベゼルを廃し、リューズをケース側面に埋めることにより流麗なラインを造り、厚さ、野暮ったさを感じさせないデザインになっています。
ここらへんは見せ方の妙ですよね。

文字盤のバランスもよく、ロゴの配置もバッチリ、厚みのあるインデックスと針の調和がよく取れており非常に完成度の高いデザインだと思います。
歴代GSの中でも特に好きなデザインの一つです。

バンドは少し地を荒らしたバッファロー革を合わせました。カジュアルユースにぴったり。少し艶感のあるバンドにしてあげればビジネスにもバッチリ対応可能かと思います。


OHを終えて自動巻き、精度ともに非常に良好な稼働状況です。

購入後保証を2年おつけして提供価格は税込み180,000円です！ぜひご検討くださいませ！店頭でご覧になることもできます！

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