【2018年4月】

4月28日(土)  お引越しのお知らせ
先日お話したPCの引越しも思ったほど時間がかかりませんでした。
70%くらいの進捗でしょうか、一安心といったところです。

そして従来このコーナーでテキストデータのみでだらだらとおしゃべりして
まいりましたが、PCの引越しに伴って「へとへと日記」もリニューアルです。
今度はね、画像を貼り付けられるのだな、普通に考えれば「今はそれ、当た
り前でしょ?」なのは分かってはいますが、そこはそれ、1961年の産です
から・・・・大目に見てくださいな。

タイトルも新たに「やっぱりへとへと日記SNS版」となりました。
今後はそちらをご覧下さい。

古いへとへと日記も残しておきます。
こんな馬鹿でも生きていけるんだぁ・・・・・と皆さんの心をもみほぐす為の
一助になれば幸いです、はい(笑)

4月26日(木)  パソコンの代替わり近し
先日来パソコンの調子が良くありませんで・・・・
どう悪いかといえば電源が入り難いんです。
スイッチを押しても電源が入らない・・・・・・・しばらくして押すと入る事もあり
入らない事もあり・・・・安定しないんだね。

なにせOSはXPだし、何年くらい使っているんだろう?
10年以上使っている気がします。
これず〜〜〜と電源が入らない状態が続きますとなにが困るってお客様
からのお問い合わせメールをチェック出来ないというのが一番困っちゃう
のだね。
「おし!いっちょパソコン買い換えるか!」と一大決心をして昨日購入した
のが中古のノートパソコンであります(笑)

なんで中古ぉ!?と言う無かれ、パソコンリテラシーがトビキリ低い白髪
オジさんにとってはwindows10なんかが搭載されている最新型が手元に
来たとしても逆に困っちゃうんですよね。
自宅で使用しているのもwindows7だし、windows10への移行をパソコンに
薦められてもかたくなに拒否しているくらいですから・・・・

とりあえずメールを受け付ける環境だけでも先行して移しておいて、徐々に
データその他も移していくつもりであります。
はたして上手くいきますかどうか・・・・・
しかし困った時にはセガレに聴けばいいか、そういう意味では助かります。

明日はお休みさせていただき、朝イチの新幹線と特急で美濃太田駅まで
移動し「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」を加納宿まで走ります。
山を抜け、そこそこ交通の便が良い場所まで到達しましたので前日から
現地に入って一泊しなくても良くなったのだね(笑)

ゴールの京都までは早朝出発で行きま〜〜す。

4月22日(日)  セクハラ対策
今日はまたいい天気ですねぇ・・・・仕事する陽気じゃあないね(笑)
しますけどね・・・。

さて昨今世の中を騒がせているセクハラ騒動ですが、これなにも日本の
ジェンダー意識の後進性を卑下する必要はないと思います。
アメリカだってヨーロッパだって似たりよったりだと思いますよ、ええ。

サラリーマンしていた時代の話ですが、担当していた営業所の所長も
複数人数で飲みに行った二次会の席での事、隣に若い女性のグループが
座ったところ、件の所長さん、テンションが上がっちゃったのか、アルコールで
常識を失ったのかは知りませんが、やたら女性たちに四文字言葉を連発
してやがりましたね。
書くのも憚られる言葉でしたがね・・・・そばで聞いてて「こいつ、ホント下衆
なヤツだな」とあきれた記憶があります。
世の中、意外に酒が入ると・・・・・・なバカ男が多いって事ですな。
いや、なに、アルコール摂取後セクハラバカ男化する下衆野郎を擁護する
意図はありませんがね・・・

さて今日のタイトルに沿ったお話に戻りましょう。
それはね、「これは・・・・セクハラだと受け取られているのだな・・・」と
男性が理解し、「これはあんたからセクハラを受けてるPRなのよ」と女性が
さりげなく伝える事が出来るような共通認識をお互いに持ったらどうですか
って事なんです。
簡単に言えばこんな感じです。
「おっぱい触っていい?」などとバカ男が口にしたならば
「何言ってんの、EDに片足つっこんでいるくせして」と切り返すのです。
「浮気しようか?」と与太をほざいたら
「粗末なものぶら下げているくせになまいきな事言うんじゃないわよ」と
言い返す。
「手縛っていい?」とほざいたら
「残り少ない髪の毛引っ張って抜いていい?」と脅かしてやる

こういうパターンはセクハラ警報が鳴ってますから〜〜ってな共通認識が
醸成されれば、言われた男も「いかん!逆に斬り返された!セクハラだと
思われた!」と思うわけです。
女性も手ひどい言葉で言い返したことで「あんたの言ってるのセクハラだか
らね!」とPRできますし、多少の溜飲が下がる効果も期待できるのでは
ないすかね? 
まぁここで問題になる事があるとすれば、言い返された馬鹿男が逆切れ
する心配があるってことですね(笑)
でも言い返す女性のセリフが辛らつであればある程、きたない言葉を多用
すれはする程相手の馬鹿男のメンタルは萎んでいくのではないかと(笑)
思うのですがいかがでしょう?

ちなみに男が言われてグサリと来そうなものは・・・・・

1・小さいお○ん○んネタ
2・薄い頭髪ネタ
3・男性機能の低下ネタ
4・おしっ○する時に自分のナニが見えないほど出た腹のデブネタ
5・他に例えような無いほどのひどい加齢臭ネタ
6・加齢臭つながりで足がクサいネタ
7・こんなお父さんを持った子供が気の毒ねぇ・・・という家族ネタ
8・その顔でどの口が言うの!?・・・・という容姿ネタ
9・け○の穴にビール瓶突っ込んだろか!?・・・という暴力ネタ
10・ICレコーダーをそっと出しニヤリと微笑む・・というリークネタ

まぁ、だいたいその辺りを上手く組み合わせれば大概のセクハラ馬鹿男は
ギャフンと言うんじゃなかろうか?・・・・・ホントにギャフンを言う人を見た事
はないけどね(笑)

頑張れ、女性諸君!!・・・・セクハラ馬鹿男なんかに負けんなよぉ〜!
白髪オジサンは影ながら応援してるぞ〜!

4月21日(土)  やりきった感あり(笑)
瑞浪駅近くのホテルで一夜を過ごし・・・ただし独りで・・(笑)
翌朝5時45分頃に瑞浪駅のタクシー乗り場に行くもタクシーは1台も停車
しておらず・・・・じゃあもっと遅い時間に行動を開始すれば?と思うでしょ?
でもね、昨日の天気予報、正確には気温予想が結構高めのそれだったもの
で早め早めに行動したかったんです。

タクシー会社に電話をして待つ事暫し、運転手さんに大湫宿まで行くように
伝え山道を走行する事15分、前回到達の宿場に到着しすぐに着替えて
RUN開始〜
昨日は全コースの3分の2弱が山道のアップダウンでありまして、そのうちの
これまた3分の2がオフロードであった事からむか〜〜し昔のおそらくは
オリジナルであろう中仙道を堪能出来たはずです、楽しかったぁ〜

謡坂を下ると路面は舗装されたそれに変わり、斜度も徐々に緩やかになり
やがて平坦な道へと変わります。
なにが違うって山がね、遠いんだね、山がね、低いんだね。
今までは山また山、峠につぐ峠でしたので、なんての?・・・開放感?
解き放たれた〜〜〜〜〜!!って喜びに包まれて走ってました・・・大袈裟
だね(笑)

御嵩駅で小休止し、水分補給と行動食を摂取、残りは12kmなのだ。
国道21号線を進み、時折昔の中仙道を走り、再び21号線に合流。
可児で国道に別れを告げ旧道へ、道なりに進むと木曽川の橋梁が見えて
きました・・・・・川を渡り、土手道を進み、途中から太田宿への道へトラバース
ようやく太田宿に到着〜〜〜
予定ではここから美濃太田駅まで500mほど走る予定でしたが、宿場の
中ほどにきれいなトイレを発見!ここでRUN終了〜〜走行29.6KM!!
やりきった〜〜〜!今回の俺、頑張ったんじゃない?(笑)

着替えた後駅までぶらぶら歩き、美濃太田→岐阜→名古屋→船橋で帰っ
てきました。
そういや名古屋でさ途中下車してさ島屋の美濃忠で例の「上り羊羹」を
購入したんだよね(笑)今回も美味しくいただきます。

さて次回は美濃太田駅から太田宿まで戻って岐阜駅が近い加納宿までの
27.7kmを走ります。
峠におさらば出来た〜と思ったら「うとう峠」という峠がひとつありました・・・
トホホ・・・・・
そんなトホホな前詠み句はこんなでいかがでしょう?

   「   薄暗き  うとうの坂を  ひと登り  」 ひと登りだといいけどね

それでは遊びの話はここまで、仕事に戻ります。
    

4月19日(木) / こんにちは何でしょう?
続きまして車の話です。

リベルテ・エガリテ・フラテルニテというのがヒントといいましたが
これ日本語に訳せば「自由、平等、博愛」ですね。
もっともリベルテ以外は調べたんすけどね(笑)
これでも大学での第二外国語はフランス語選択で評価はAだったんです
けどねぇ・・脳細胞の劣化には抗えないね・・・・・・閑話休題。

さて車だ。
もうねファンファーレもありませんやね(笑)皆さんあきれているでしょうしね
第一、オーケストラの方々も帰っちゃいました(笑)
冗談はさておき、今度の車はシトロエンのC6です。

ワンオーナー、走行47000km、C6エクスクルーシブ、ガンメタリック
の外装に黒革の内装です。
たまたま千葉県の野田にある販売店で見つけて試乗して気に入りました。
以前試乗した三鷹のC6のようにエンジンチェックランプがつきっぱなしとい
う事もなく、ABS警告灯が運転中に光ることも無く、何より2年間の保証
付きというのがポイントとなった今回の入れ替えでありました。

手元にシトロエンが来てからかれこれ2週間ですが、私にしては珍しく幸せ
な気分で日々運転しております。
手放したドイツのスポーツカーのように気持ちをせき立てられることも無く
昨日売却したドイツ製大型セダンのようにどうかするとちょっとだけ乱暴な
テンションになることも無く、なんての?非常〜〜〜〜〜に安寧な気持ち
で日々運転してます。
シトロエン独自のハイドロサスペンションのゆ〜〜たりとした「揺れ」に身を
任せ、信じられないほど軽いけれど正確なステアリングを操作していると
どうしてどうして、ドイツの車では絶対に得られない何物にも代え難い快感
がヒタヒタとこの身を包むのだな。

何にも増して私の満足度を高め、天邪鬼である私の口元を緩めさせるのは
シトロエンという唯一無二の特異なブランドイメージと、ドイツ車に席巻され
た感のある日本の輸入車市場に対してのアンチテーゼを体現した自分に対
しての自己満足なのであります。
平たく言えば他人と同じはいやなのだ〜〜〜!!・・・というちょいとこじら
せ面倒爺さんのホント、自己満足なのだな(笑)
でもね、シトロエンのハイドロがこんなに良いとは思っていませんでした。

高速道路をこいつで走るとね・・・・・へへ・・・・・・・笑っちゃうんだ・・・・・・
ホント・・・・・・へへ・・・・・ふわ〜〜ん、ふわ〜〜んと走るんです。
これは正に余人をもって代え難し!な訳です。
ま、実際には余人ではなく余車ですけどね(笑)
とにかくニヤニヤしながらヒゲオヤジが運転してますよ(笑)気持ち悪いね(笑)

さて本日は午後6時過ぎまで頑張って仕事して、その後は新幹線に乗って
名古屋経由の瑞浪駅まで移動し明日の「ナカセントーカイ1000kmRUN〜
に備えます。
気がつけばこのRUNも明日のコースを終えるとあと6回で三条大橋に達す
るのです、遠くて近きは京の都ですな。

4月17日(火)  さようならスポーツカー
何度かこのコーナーでもお話したドイツのスポーツカーを手放しました。
数年間楽しませてもらいましたが、どうもね、私自身のメンタルが「もう疲れ
た・・・」とささやいており、情けない話ですがスポーツカーを維持したり
運転を楽しむという体力や情熱が薄〜〜くなりました。

セダンとスポーツカーという2台所有を続けてきましたけれど1台にまとめ
ようと思います。
気力体力が充実し、車との呼吸が合えば楽しく、ワクワクも出来ますけれど
そんな機会は月に1度あるかないか・・・・・
ほとんどが40km制限道路を30kmで走る黄色いナンバープレートの車を
後ろを2速に入れっぱなしで走るのは・・・・・ストレスでした。

美点を挙げればなにせ壊れなかったって事ですかね。
世間ではこの車はその肝となるエンジンに構造的な弱点を抱えており・・・
一言でいえば絶望的に強度が不足して事でピストンが首を振りシリンダー
内壁にダメージを与えたり、冷却液とエンジンオイルが混ざってしまい
オイルがコーヒー牛乳のようになるトラブルが割合と高い確率で起きる
のです。
こうなると修理には100万円を超える費用が必要となり、泣いている
オーナーの方は少なくないんですな。
1997年空冷から水冷に大きくそのエンジン形態が変わってから2008年
までの実に20年に渡ってこのメーカーは問題を放置していた訳で、全世界
で一体何人の方が泣きの涙を見たことか・・・・・
その点私の場合は幸いにしてその憂き目に会うことが無かったのがラッキー
でした。
壊れて車に対しての愛情が憎しみに変わる前に手放すのもひとつの見識
だとも思うのです。

そして今まで青空駐車だった自宅の庭にカーポートを作って迎える事に
なった新たな相棒は・・・・・・・・・時間がなくなっちゃった(笑)
次回またお話します。

「 Liberte, Egalite, Fraternite 」 こいつがヒントなのさ

4月14日(土)  エッセンス凝縮でした
現在走っております中仙道、有名な場所としては「妻籠宿」や「馬籠宿」が
真っ先に挙がりますね。
でもね、昨日走った「十三峠」こそが中仙道のエッセンスが正に凝縮されて
いると断言できるルートでありました。

JRの恵那駅は昔で言うと「大井宿」といいます、ここから次の宿場である
「大湫宿」との間に慶長9年(1604年)山道を切り拓いて出来たのが
十三峠であります、その距離13km。
その名の通り十三もの峠あるらしく、事前の調べでもそれなりのアップダウン
でありまして、それなりの覚悟をもって峠に突入して行った訳です。

ところが実際に走ってみると事前の覚悟を大きく裏切る道でありまして・・・
山の中腹に切り開かれた道なのでありますが、アップダウンも峠と呼ぶほ
どの急峻なものはそんなに数は多くなく、なんだか肩透かしを食ったような気
がしたものでした。
しかしね、その道沿いの景色たるや!!・・・・・まさに今日のタイトル通りで
ありました。
桜は咲く、山つつじはほころぶ、うぐいすが初鳴きの練習をし、田んぼは水
を張る準備を終え、なんだかも〜〜〜これぞ日本の春〜〜って感じであり
まして、出かけてよかったです、大満足でした!

後半のいくつかの登りはさすがに走ることが出来ず、ゆっくりゆっくりと歩み
を進めます。
最後に急坂を下ると大湫宿に到着です。
ここで水分補給と行動食を摂って釜戸駅に向かって走り再開、なにせ下り
ですからね、楽、楽〜〜♪
3kmほどで静かな釜戸駅に到着しRUNは無事に終了しました。

さぁ次回!琵琶峠と呼ばれる峠を超え、山を下るとようやく濃尾平野の
端っこに辿り着きます。
碓氷峠を登ってからはほぼ山の中を走り、峠を越えてきた長大な中仙道も
その様相を少し変えてくれる訳で・・・・なんだかシミジミしちゃうよ。
目的地の美濃太田駅まで走ると、走行距離は30kmをちょいと超えますが
ほぼ下りオンリーのコースですのでなんとかなるでしょう(笑)
前詠みの一句はこんなのどうすか?

  「   幾程の  数多の山を  超えしかな  」 数は憶えてないけどね

さてと、仕事を始めるとするかぁ。

4月12日(木) / 3つ星だな
ミシュランガイドブックの最高点は3つ星ですね。
私の映画評価の最高点は5つ星なんです、って事は今回取り上げる映画の
評価は中庸・・・・って訳です。

タイトルは「ペンタゴン・ぺーパーズ」
ワシントンポストとニューヨークタイムズが報道した歴代大統領も関与して
いたベトナム戦争の分析文書・・・・・それらはもちろんアメリカという国や
南ベトナムにあれこれ干渉してきた歴代政権にとってはとてもとてもネガテ
ィブな内容なのでありました。

国にとっては国防上のいわば機密文書と呼んで差し支えない重要文書な
訳で、なんでもかんでも報道していい訳ないだろっ!的なスタンス。
時の大統領ニクソンの個人的なパーソナリティーも相まってまぁ陰険、陰湿
な事この上なし。
スクープを最初に飛ばしなのはニューヨークタイムス。
メリル・ストリープ演じる自信無さげな女性が社主を務めていたワシントン
ポストはいわば後追いでこの文書を掲載したのでした。
当然この掲載については最高裁までの係争になり、果たして報道の自由は
守られるのか!?・・・という事ね。
そこに当時のフェミニズム運動の萌芽のようなものもメリル・ストリープを
通して描かれており、新聞報道の自由と、女性の権利の開放が同時並行で
描かれているのが・・・・・ちょいとクサイ(笑)

「あら、一体、どうしようかしら・・・・よく分からないけれど・・・どうしましょう」
ってな感じでオロオロと悩むメリル・ストリープでしたが、演技プランは
「ソフィーの選択」のそれをちょいと思い出させましたね。
でも本音をいえばメリル・ストリープもこんなウジウジした女性は演じたくは
なかったんじゃなかろうか・・・とも邪推したりしてね(笑)
トム・ハンクスもいつも通りの演技でしたが、特筆すべきレベルではありま
せんでした。
つまりあれだ、名優を2人同時に使っては映画は失敗しますよの典型なんだ
よね。
それゆえの星3つ。
特にラストのウォーターゲートのシーンはしつこくないかね?
みんな知っている事なんだから。

やっぱりさ、ウニはウニ、いくらはいくら、キャビアはキャビアとして別々に
頂くのがよろしいかと・・・好きだからって「全部乗せ」で丼飯をかきこんで
もやっぱりイマイチなのだと思いますね。
それとあれかな?朝日新聞や東京新聞の記者さん達はこの映画を見て
見当違いのやる気の炎に油を注いだりしているんだろうか?(笑)
「モリカケ」と「ペンダゴンペーパーズ」ではその内容も、意図するところも
ぜ〜〜〜ん然違うと思うんだけどね。

急に思いついた!今回のトム・ハンクス演じる編集主幹も結局自分の記事で
世の中変えられる!・・・・と思い込んでいる傲慢さがチラチラ見え隠れするん
だよね、それがどうにも見ているこっちは鼻につく。
してみるとアメリカも日本の新聞記者もその驕りや傲慢さや見当違いの自信
満々さでは変わりがないと思われ、そこをきちんと演じていたトム・ハンクス
はやっぱりいい芝居だったのかな?
そうかもしれないっすね・・・・・・やっぱし上手いトムなのでありました。

4月10日(火)  こ!この羊羹は最高だ〜
おそらくはお客様から頂戴したものでしょう。
あまり見慣れぬものが冷蔵庫に入っておりました。
その形から明らかに「羊羹」だろうなと容易に推測できますし、表書きにも
おそらくは「上り羊羹」と草書で書いてある。
製造元は名古屋の美濃忠とあります。
すみません、無知な関東人は存じ上げませんでした。

包丁でちょいと薄めに切り、濃い目に入れたほうじ茶でその羊羹を口に
含めば・・・・・も・・も・・・も・・・もうね・・・・・・溶けました(笑)
なんという舌触り、なんという奥ゆかしい甘み、関東人の慣れ親しんでいる
虎やのそれとは全くカテゴリーを別にしているね!この羊羹は・・・
ストロングな関東羊羹と違い、どことなく儚げで、でしゃばり感の少ない
その清楚な有り様に関東の白髪オジサンは一目、いや!一口惚れして
しまったのだな(笑)

中京地域はいわゆる「八丁味噌文化圏」という認識があり、甘味については
全くの無知、ノーマークでしたので余計に衝撃が大きかったですわ、はい。
京都の阿闍梨餅を初めて食べた時以来のビッグインパクトでありまして
いや〜〜美味しいものって世の中多いものですね〜。
ホント、踊り出すくらいに驚きました。

まだあとね10cm強、残っていますのですこ〜〜しずつね(笑)食べます。
いっぺんに食べちゃっちゃあもったいない、もったいない・・・・・
機会を作って購入してみてくださいな、期待を裏切る事はありません。
とにかく美味しくてビックリしちゃうんだから、これホント!!
こんだけ褒めとけば「美濃忠」さんから何か届くかね?(笑)

4月5日(木)  干からびたよ(笑)
妻籠、馬籠ともに十分に整備された、あるいは昔っぽさを十二分に残した
テーマパークのようなものなのだろうな・・・・・そんな風に思っていました。
してみるとだな、時間帯が遅くなると観光客が大勢歩く→隙間をぬって走る
→何っ!?この人、走っているぅ、汗くさい〜・・・・などと顰蹙を買うのもヤダ
な・・・・

解決策は中津川を1番電車で出発することでした(笑)
6時3分の各駅停車の松本行きです。これに乗って前回の到達点野尻駅
には6時33分に到着。
駅前のバリアフリートイレで着替えてRUN開始〜〜〜〜
前詠み句で桜にはちょいと早いんじゃねぇか?・・・・と詠みましたが、出かけ
てみたらどんぴしゃ!満開でした。
妻籠宿ではほとんどの店がオープン前、それでも外国人観光客の姿が
チラホラ・・・・思ったよりもコマーシャルベースじゃないのね・・・・
その後旧道を登りに登って(意外にキツかったです)馬籠峠頂上へ・・・・・・・
そこからはほぼ下りで馬籠宿に入ります。
こちらは妻籠宿よりさらにテーマパーク化されてまして、ちょうどあれだ、
先年娘と行った台湾の「九扮」のようなも趣きでありました。

馬籠宿を過ぎると本来の中仙道の「のんびり感」「田舎感」が横溢してまい
りまして・・・・それでも峠を登ってくる人とすれ違うすれ違う・・・・・・
夏山の縦走路みたいなもんで、挨拶するのに忙しい、忙しい・・・(笑)
ざっと85%程度が白人系の外国人、残り10%が中国、あるいは台湾、
日本人は5%程度でしたね・・・・COOL JAPANってヤツなんでしょうな。
にしても大きなお世話ですが、あんな旧道の峠道を登り下りして面白い
と思うんだろうか?・・・外国の方々は????・・・・大きなお世話ですがね

高めの気温と快晴の天気の元、干からびつつ白髪オヤジは中津川駅に
辿り着いたのでありまして、走行距離29km!!頑張った〜〜(笑)
次回は再びの峠が待ち構えているのであります、ええ。
「恵那」を超え、中仙道は山道に入り、細かな峠を登り下りするのだな
その名も「十三峠」というのだそうな。
中仙道を踏破した先達の方々のブログを読むとこの「十三峠」、相当に
厳しいらしいです・・・・・・どんななんだろう?・・・・タノシミタノシミ・・・・・
十三の峠を超えて辿り着きまするは「大湫(おおくて)宿」、走行は26km。
足がもてばその後「釜戸」という駅まで山を駆け下りて29kmを走る予定です
前詠み句はこんな感じでいかがでしょう?

  「   十三の  峠大湫(多くて)   飽き飽きし   」 駄洒落ね(笑)
 
さてと、仕事開始です。    

4月3日(火)  信号待ちに読む本
自家用車を転がす事30〜40分で会社近くの駐車場に辿り着きます。
距離でいうと9km弱の道のりをそれだけの時間をかけないと到着できない
事実からも、その渋滞っぷりが分かりますでしょ?

必然的に車内で暇を持て余す・・・・のが我慢ならん!って訳でずいぶん前
から車の中には必ず文庫本を置いてます。
信号待ちや渋滞にはまった時には本を開けばあら不思議!
「いくらでも渋滞してくださいな、こちとら優雅に読書タイムだわさ」ってな具合
なんすな。

今、車の助手席に載っている本は「宮沢賢治全集 7」です。
なんで宮沢賢治???・・・・・・と思うでしょ?
50も半ばを超えてから、実に小学校以来・・・・何年だ?・・・・50年弱ぶり
に読む宮沢賢治は実に骨身に染みる面白さ・・・・というよりも興味深さという
ほうが正確な言い回しだな、とにかく賢治の深さに信号待ちで、渋滞に
はまりながら日々唸っている今日頃ごろであります。

今朝読み終えた短編のタイトルが「洞熊学校を卒業した三人」といいます。
三人となっていますが、卒業したのは「赤い長い手の蜘蛛」「銀色のなめく
ぢ」「顔を洗ったことのない狸」のお三方です。
彼等(?)の生き様を通して世の無常を描いているんです。
でもね、この描き方がエグイ!(笑)
こんなダークな賢治を私は知らない・・・・・しかし世の中、実際には食うか
食われるか、やるか、やられるか・・・・実にシビアなものではないでしょうか
と賢治に諭されているような気になったものでした。
一度読んでみるといいっすよ、色々考えさせられるからね(笑)

今日は19時の新幹線で名古屋へ、その後中津川まで移動して駅前の
ホテルで一泊、明日の馬籠峠超えに備えます。

ムフ〜〜ムフ〜〜〜(いつもの鼻息であります)