【2018年3月】

3月31日(土)  小佳作な1本
朝の短めのランニングの後、車で15分ほどの場所へ修理を終えたホール
時計の設置に出かけ、修理代金を店に持って行き、帰宅すると大変だっ!
「やることが無いっ!」(笑)
ってのは冗談でして、録画しておいた「フランンケンシュタインの誘惑」の
最終回を見て・・・・・・・・面白い番組でしたので番組終了が残念です。
その後借りておいたDVDを視聴しました。

アン・リー監督の「ビリー・リンの永遠の一日」という作品
予算を掛け、大物俳優をずらりと並べてヒットを狙う作品を大作というので
あれば、こちらは正に真逆・・・・つまりは小作とでも言うべき作品でした。
でしたがね、これがどうしてどうして、中々に侮りがたい作品でありました。

話はイラク戦争で味方を助けるため、危険を顧みずに飛び交う銃弾の中に
身を投じたビリー・リン、その雄姿が偶然ニュースにとりあげられたことで国
の英雄になった彼の戸惑いと、アメリカという彼のホームランドとの間に
生じた齟齬・・・・とでも言うべき「異質なもにゃもにゃ」を描いておりました。

彼にしてみれば通常の任務の中の一片にしか過ぎないのに、なんで、俺、
こんなヒーロー扱い????
アメフトのハーフタイムショーに引っ張り出されても頭をよぎるのはイラクで
の様々な出来事の記憶、記憶、記憶・・・・・PTSDと呼ばば呼べ!

PTSDかもしれないけれど、そんなんじゃないんだよ・・そんなじゃ・・・・・
という彼の心根(こころね)が伝わるんです。
ですが、ヒシヒシとは伝わらないんです、あくまでさらりと伝わる感じ?
そこがまたいいの!(笑)

私のイチ推しの若手女優さん、クリステン・スチュワート嬢が主人公のお姉
さんという役で出演してまして、これが自動車事故で顔と身体にキズを負った
せいでフィアンセに逃げられるというちょっと陰のあるキャラクター設定でした
が、これが実によく彼女に合ってました。
このまま成長してくれればいいな・・・・・などとアジアの白髪おじさんは密や
かに願っております(笑)

ってな訳で「ビリー・リンの永遠の一日」、星、4つを差し上げます。
暇な日にDVDをデッキにセットして見始めるとするでしょ?この映画を・・・
1時間50分後、感動してっから!(笑)、侮れない映画なんだから!(笑)
「確かに侮れなかった」と思いたい方はご覧下さいね。

3月28日(水)  まだ早いかな?
昨日はお休みをいただき出かけてきました、「ナカセントーカイ1000km
RUN〜」
数える事12回目のランニングでした。
幸い天気も良く、気温も最適でした!

今回のランニングで印象に残りましたのは、須原宿と野尻宿のあいだの宿
間(あい)の宿といいますが、ここですね。
平沢集落という名前の集落があるのですが、ここがっ!いかったぁ〜!
もうね!数百年前からこんな感じでしょ?変わらないんでしょ?ここ。
ってな感じでした。
小川がさらさらと流れ、昔ながらの民家が点在し、ちょうど箱庭のような趣き
のちいさなちいさなやさしげなやさしげな集落でした。

その後国道19号線に復帰し、野尻宿へ・・・・・
駅に着いた・・・事は着いたのですが、予定の電車まで1時間以上も時間が
空いちゃった〜
考えてみれば昨日のコースはだらだらとした下り坂コースだったのも時間
短縮の要因だったのでしょうね。
野尻宿をぶらぶらして時間をつぶし・・・・といってもこの宿場が小さいの!
・・やってきた電車に乗り中津川で特急に乗り換え、名古屋からは新幹線
で帰京しました。
楽しかった〜〜〜(笑)

さて次回、いよいよ中仙道のメジャー処、妻籠宿、馬籠宿という2つの宿場を
めぐり、山を下り中津川駅までの29km!!!  キツそうですね〜〜
さて前詠みの一句はこんな感じかな?

  「   桜には   まだほの寒き   妻籠かな   」

名古屋では満開の桜でしたが、妻籠辺りではどうなのでしょうね?
来週、また出かけてきます。

さて、定休日の静かな環境で仕事スタートです。
  

3月26日(月)  再開なのです。
現在進行形の「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」の12回目だったかな?
明日・・・正確には今日の夜から出かけます。
先週は思いがけない大雪で期せずして1週間お休みを取る事になりました
けれども、雪も消えたところからRUN再開なのだね。
夜6時の電車で新宿へ、ビールを買い込み松本までは読書タイムです(笑)
駅前のホテルは予約済み。

明朝は朝一番の中津川行きに乗り込み、前回到達点の木曽福島駅まで
移動しRUN開始なのだね。
上松宿、須原宿を通過し野尻宿まで走ります。
はてさてどんな景色が待っているのやら・・・・・タノシミですぅ(笑)

でもでもその前に・・・・・・仕事がものすごい・・・・・こなさねば・・・・・・
明日は遊びますけれど、この調子ですと水曜日は仕事に出てくる必要が
ありそうだね。
まぁ、定休日の静かな店で仕事するのも嫌いじゃないですけどね、ええ。

そんなこんなで仕事始めるとするか!


3月24日(土)  反アマゾンなのだ
独居老人なのでね、私。
食事では必要な栄養素をカバリングしきれていないのは自覚しております。
そんなこんなで毎日摂取しているのがいわゆるサプリメントですな。
飲んでいるのはこんなところです。

鉄分・・・・長距離走りのが好きなものでこいつは摂っておかないとね。
カルシウム・・・・・いまさら身長を伸ばすつもりはないけれど・・・笑
マルチビタミン・・・・・マルチなビタミンでマルチなオジサンになる?・・・笑

購入先は従来、アマゾンだったんです。
だったんです、と過去形にするのには訳がありましてね。
一部の購入希望品が普通では買う事が出来くなったのが過去形になった
原因なんですな。
プレミア会員しか購入できません、あるいはプレミア〜〜ン(♪ボヘミア〜ン
な体で・・・)でないと買っちゃダメよ・・・という殿様商売チックな対応に接して
プレミアム会員にさせといてしっかり年会費を絞り取ろ〜〜ってんだな?
こちとら自慢じゃねぇがケチじゃあ人に引けを取った事ぁねぇんだ!
セコイ商売しやがって、こんちくしょめ!
誰がてめぇなんぞから買うかよ、一昨日来やがれ!・・・と啖呵を切りまして
店の前にあるマツキヨで同じものを購入したという訳です。

しかしねよくよく考えてみますとね頼んだはいいようなものの、手元に届いて
みると「これは失敗したぁ〜!」って事、アマゾンで多くないすか?
私?・・・・多いですよぉ、ええ。
特に個人的に思うのが靴、服・・・・・要は身に着けるものには失敗が多い
事を学習しましたので、このアイテムについては実店舗で購入するようにな
りました。
逆に便利なのがCD,書籍なんかね、これはアマゾン、愛用してます。

という訳で扇動的なタイトルを今日はつけましたけれど、ケースバイケース
で購入するべきなのは分かっていますが、いい加減に実店舗へのリターン
が徐々に出てくるような気がしないでもないんですけどね。
一部のアマゾンでは生鮮食品までもがその取り扱いアイテムになりつつある
というニュースをどこかで耳にしましたけれども、「いい加減にしなさいっ!」
とアマゾンを叱りつけたいような気にもなりますわな。

3月22日(木) / 1回休みだね
前回の「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」で中仙道の中間地点を通過し
これから後半戦っ!ガンバんぞ!・・・と気負っておりましたけれども
昨日季節外れの大雪が降ったおかげで明日のRUNは中止にします。

昨日は朝から自宅のPCで松本や国道19号線のライブカメラをチェックして
いましたが、まさに天気予報大当たり!・・・でありまして、さすがにあの積雪
ではちょいと厳しい道路状況であります。
次回コースには峠越えはありませんけれども、次々回が妻籠、馬籠という
峠越えからの中津川まで、というルートですので雪が消えるのを待たない
とね。

ってなわけで明日は今日のタイトル通りです。
自宅周辺を20km程度走りコンディションを整え、その後はポツリポツリと
生えてきた自宅の庭の雑草でも抜くとするかな・・・・・
春が近くなってきたという事ですね。
そういえば庭の桜もあと数日で咲きそうです。

春、なんだな。
そうこうしている内にあっという間に夏が来るでしょ?・・・・
そしたら熱燗をつけているうちにやって来ますね!大晦日!(笑)
そんなに速かねぇか・・・・(笑)

3月19日(月) / 肩持つわけじゃないけれど
基本、自分の事を考えますと「天邪鬼」「へそが横についている」「右向け
右は大嫌い」「あえて人と逆行く」・・・・そこら辺りが私という人間を分析する
キーワードになろうかと思います。
ま、もっとも分析されるほどの需要人物じゃあありませんがね(笑)

そんな私がどうにもこうにも理解不能なのがここのところの財務省官僚に
よる文書書き換え問題です。
マスコミは国民をだましただの、民主主義の危機だのと紙上で声高に叫ん
でおりますが、実際にそう思っている方、どれくらいいるのかねぇ?
TVの街頭インタビューみたいにバイアスをかけない生のそれだとどうなんで
しょうか?
多くはないでしょ?
私?全然騙された感もありませんし、民主主義の危機とも思えません。
むしろ感情過多なマスコミ報道を見るにつけ「ここは日本なのかい?・・・・
感情が激して大臣の首を取ってやる〜的なテンションはお隣の国に似てや
しませんか?」と思いますけどね。

一連の報道ですっぽりと抜け落ちていると思うのがもう片方の当事者である
籠池夫妻ね。
こりゃあ〜ヤバイキャラクターですよ、ええ、おふたりとも。
小学校設立申請時の学校名をインタビューで聴かれて、一瞬の間の後に
「安倍晋三記念小学校」と籠池おとっつぁんの方が答えていたのをTVで
見た記憶があります。
こんなの詐欺師の典型的な精神構造でね、ポロリポロリと鹿のう○この様
に嘘を言うんだな。
しかも詐欺師特有の精神構造の面白いところは、自分の言った嘘を真実と
容易に自分で思えるところにあります。

財務省のエリート官僚さん達はおそらくこんなヤバイ輩に対応した経験が
浅かったのでしょうね。
総理夫人の名前までこれ見よがしに出されて詐欺師の術中にコロリと嵌った
ってだけのオハナシのように思えて仕方がないのです、はい。
で官僚さんも自己保身のために書き換えただけでしょう?

「頑張れ安倍さん!」とは言わないけれど、ケチな詐欺師のう○このような
与太話でこれ以上政治が停滞するのだけは勘弁してもらいたいっすね。

3月17日(土) / 「I T」
昨晩スティーブン・キングの「 I T 」というDVDを見ました。
個人的にはホラー映画ってのはあまり得意ではありませんで、積極的に
借りる事はあんまりないですねぇ。

しかしラジオ番組内である方が「この映画面白かった!」とおっしゃって
いたのがこのDVDを借りようと思った後押しになりました。
考えてみればスティーブン・キングのホラーものを見るのは「キャリー」
以来だな(笑)えらく間隔が空いたね(笑)
この辺りからもいかにホラーものが得意でないか分かるでしょ?

実際にDVDを見て結果驚いた事が2つ。
ひとつはこの映画、ホラーはホラーでもベースになっているのは少年、少女
たちの成長物語だったって事。
夏休みの冒険物語の趣もあり、この辺は「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせ
ます。
いい意味で肩透かしを食らった訳で、ちょいとビックリでした。

もうひとつはホラー要素に対して私自身が昔ほどビックリしたり、驚いたり
怖がったりする事がひどく少なくなったという点。
なんての?「この辺りで出そうだな〜?」と思うと出てくるしね(笑)
ドアが急にバタンと閉まったり、洗面台から血が噴出したりしても「あぁ〜
そうですかぁ・・」という程度の感情の動きしか無く・・・・・これはこれでマズイ
と思う?どうでしょうね。
ま、もっとも白髪のオヤジがですね、ホラームービーを見ながらいちいち
「ひぃ〜〜〜!」とか叫んだり(笑)身体をビクッ!とさせていたりしたら
こりゃこれで、そっちのほうがホラーだろう・・・・って話ですけどね(笑)

さて、今週も忙しい、頑張って仕事しないとね。
そいじゃ!

3月15日(木) / 来た、見た、勝った
今日のタイトル「来た、見た、勝った」は、ご存知カエサルがその昔戦勝を
ローマに伝える際に言った・・・とされているセリフであります。
そういう意味ではのんびりと中山道を走っている白髪ジョガーにとっては
「勝った!」などという前向きな内容は望むべくも無く(笑)どちらかといえば
「かった」は「かった」でも「しんどかった」って感じでしたね・・・トホホ

昨日のルートの眼目は「鳥居峠」でありまして、これは奈良井宿と薮原宿
の間に横たわる峠です。
前回苦労した和田峠よりも標高は低く、加えて気温の上昇に伴い事前の
予想は大きく外れて峠道に雪を見ることはほぼありませんでした。
頂上付近にちょびっとは残ってましたけれどもね。
それでも峠、それなりの厳しさでありました。
カエサルを気取って言うならば、「来た、走った、しんどかった〜〜」かな?

宮ノ越宿辺りで結構、足、キテマシタ。
それでもひたすら足を前へ、前へ、旧道から国道19号へ合流する僅かな
上り坂が、上り坂がぁ・・・・・・・足が上がらない・・・・・トホホホ・・・
それでもなんでも足を前へ出しつつ、気が付けば福島宿へ・・・・・・
関所跡の横道を進み、七笑酒造を見、その先の薬屋さんを左折・・・・・
橋を渡るとようやく木曽福島駅へと続く坂道につきあたったのでありました。

予定していた電車にはぎりぎり間に合わず、1時間ほど散歩で時間をつぶし
帰京。
天気と気温に恵まれた、しかし「しどかった」RUNでありました(笑)
次回はちょっと間を空けます。
「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」の12回目の内容は・・・・・
木曽福島駅を出発して、上松を通過し、須原宿も通過し、野尻(のじり)宿
までの28kmオーバーを23日の金曜日に走る予定にしています。

前詠みの一句は簡単です(笑)

   「   上松の  寝覚の床や  碧々と   」  簡単でしょ?(笑)

はたして本当に「碧々」としているのかどうか、タノシミタノシミ・・・・

3月13日(火)  目覚ましで苦労す
昨日セイコーの古い目覚まし時計を修理しましてね、これがこれがどうして
どうして手強い個体でありました。

私の前にもどなたかが手を入れていた模様がありまして・・・・
これが修理をしたというよりも、どっちかというと事態をより複雑で面倒な
ものにしたというべきものでありまして・・・・
ちょうどあれだね、問題になっている近畿財務局の書類改ざん問題みたいな
ものかな?(笑)

修理をする前にいの一番に気が付いたのが針送りができない点でした。
ツマミは1つ。
そのまま回せばアラーム針が動き、引っ張って回すと長短針が回る・・はずが
・・・・ビクともしない????

忙しいので手短に言えば出車をセットする際に叩く場所が悪く、2番車に
組み込まれていたクッションバネの機能を殺してしまっていたのだな。
本来はバネが効くことで時刻合わせも出来、時計の動きに応じて時刻を
刻む・・・・・・2つの相反する動きを可能にしているのがクッションバネなのね
しかし叩いたときにこのクッションがまるっきりつぶれてしまっているのだな。
車で言うとスプリングが常時つぶれた状態になっている感じ?
乗ってみ?・・・足回り硬くて乗れないでしょ?・・たぶん。

時計の場合は時刻は刻むが時刻合わせが出来ないのはそういう理由に
よるのでありました。
ちょいと頭を使って工具を作り、クッションがきちんと効く様に位置を再調整
して・・・・オシオシ!・・・・へへへ・・・・・いい感じ〜〜〜♪
こういうのがウレシイね。
でもね、書けば簡単ですが、ここまで気がつくのに結構な時間を浪費して
しまっており・・・・・やっぱり俺、頭悪いのかな?(笑)
ま、いずれにしても修理知識ファイルが増えたことだけは確かなようです。

さて!今日は午後6時に仕事を切り上げ特急あずさで松本へ移動。
駅前のホテルで一泊し、明日は「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」の11回
目であります。
贄川駅発、鳥居峠超えの、できれば木曽福島駅まで行けるかな?
もし行けたらば実は明日で中山道、半分を旅した事になるのであります。
エヘン!・・・・エバル事はないけれども・・・そういう碑が建っているのだ
そうです、はい。

旅のお供はガブリエル・ガルシア=マルケスの「族長の秋」であります。
セガレが読んでいたのを知り、彼に借りました(笑)
ノーベル賞作家の政治臭ただよう作品のようですが、どんな中身なのかな?
タノシミであります。

そいじゃ!

3月10日(土)  この映画はお奨め
休み前に2本、DVDを借りました。
そのうちの1本が期せずしてよく出来てましたのでお知らせします・・・・って
だけのお話です。

タイトルは「散歩する侵略者」
もともとは舞台演劇のネタだったそうで、小説も出ているそうです。
主人公のもとに戻ってきた旦那は記憶を無くし、自らが宇宙人であると
語り出します。
見た目はまんま人間、だけれども中身は・・・・というか意識は宇宙人。
地球を侵略するためには人間の思考を勉強しないとね!・・・って訳で
彼らは人間から様々な「概念」を抜き取ります。
抜き取られた人間は「概念」があったことすら忘れ去ってしまうのでした。
地球は侵略されてしまうのか?・・・・・・主人公と旦那・・・のような宇宙人
との関係は!?・・・・・ってな映画です。
なんとも言えないリズム感?セリフの間の良さ?キャラクターの特異性?
これらが渾然一体となってついつい「プッ!」とふいちゃうんです。

たまに目にする「児童虐待」のニュースね、あれなんざ宇宙人に「子供を
愛しむ」という概念を抜き取られた人なのかもね・・・などと妄想すると
面白みが増してくるんだな。
映画自体は後半からエンディングに向けて低予算の制作費の痕が如実に
透けて見え、気の毒なほどでした。
そしてそのエンディングもね様々に解釈が出来、奥行きがあるといえば
あるのだけれど、「これで終わり?」感も若干あったかな。
でも全体的には高評価でありまして、星4つ。

借りたもう1本、「関が原」が余りに酷い出来だったので余計に「散歩する」
の良さが強調されましたな。
関が原の製作予算の何パーセントかを「散歩する」に回せばより良かった
のにさ!・・・・・とは思いました。

3月8日(木) / こ、この字はぁ?
当初「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」の10回目の・・・・あ、これ、昨日
の話です。
10回目の目的地は「日出塩(ひでしお)」という中央線の駅でした。
「ここまで来る事ができて、喜びも日出塩でして・・」なんて駄洒落が浮かん
でおりました(笑)
ところが超えてきた塩尻峠が思ったよりも険しくなく、足の疲労度も想定以下
でありまして、なお言うならば列車が来るまで1時間以上あるのであります。

木曽路は気温1度ながらも晴天、無風。
駅入り口で走るスピードを一旦落としたものの、考え直してもういっちょ先の
駅まで行く事にしました。
ここまで23kmを走り、隣の駅まではあと5kmってところ・・・・
お隣の駅の名前は「贄川駅」といいます。
読める?読めますぅ〜?・・・・・・・・「贄」っていう字・・・・俺は最初読めなか
った(笑)
これね「にえかわ」と読むのだそうです。
言われてみれば「贄」という字は「生贄(いけにえ)」の「贄(にえ)」なのだな。
いきなり「恐怖の生贄」だの「悪魔の生贄」などというスプラッタホラーな匂い
は・・・・・しませんけれども、辿り着いた贄川駅は実にのんびりした木造の
駅舎でありまして、ホラーの「ホ」の字もありませんでしたとさ。

さてと、次回はまたまた峠超えが待っておりますよ、ええ。
奈良井宿の先にある峠の名前は「鳥居峠」です。
雪、ありそうですよねぇ・・・・・明日は現地、雪の予報でして、来週水曜日
だとまだ雪の影響が大きいと思われ、気温の上がる週末金曜日辺りに
超えようと思っています。

次回は深夜バスは無し!長野行きの深夜バス、ちょっとダメだわ・・・・
ってのも途中のSAで数時間、時間をつぶすためにバスは停車しているので
あります。
そのバスの中で眠れるか?
深夜バスのいいところはあくまでバスの走行音を聴きながらうつらうつら
するところにあるのでありまして、停車したバスのアイドリング音を聴きなが
ら眠るのは・・・・なんか違うだろう、移民じゃないんだからね。

って事で次回は大人な旅バージョンでいきます。
仕事終わりで「あずさ」で塩尻まで移動、駅前のホテルに泊まり、翌朝の一番
列車で「贄川」まで移動。
その後懸案の鳥居峠を超え、原野(はらの)駅か、足が元気ならばその隣
の木曽福島駅まで・・・・・23kmか、29kmか、どっちか走ります。

   「  三たびめも  雪踏みしめし   峠かな  」 やっぱり雪でしょうね

木曽路・・・・とキーボードで打ち込むと、しゃぶしゃぶの木曽路がトップに
出てくる現代(笑)、「木曽路はすべて山の中である」といった藤村の言葉を
噛みしめつつ木曽路11宿の旅を続けていくとします。

さて、仕事しなきゃね、そいじゃ!

3月6日(火)  今更ながらこりゃ便利
走るのが趣味の私、走る際には音楽、ラジオ番組の録音、落語なんぞを
聴いてます。
その際使うのが携帯音楽プレーヤーね。
なぜか私は昔からソニーのそれを長年使っているのでありまして、なんで
だろうね?
なんとなく丈夫なイメージ・・・・実際に私のミスで洗濯しちゃった以外には
機能不全になったことはありません。

現在使用中のものはウォークマンの中でもすでに製造を終えた商品です。
一番コンパクトなのと、汗、水にはそこそこ耐性があるので愛用しています。
でもね、不満な点もありましてぇ、それはブルートゥースに非対応な事。
それがために走る際のイヤホーンは有線、つまりはコードをつなげている
んです。
アマゾンなんぞを除き見るとブルートゥース対応イヤホン、大量に出回って
ます。
電車の中でもどうかするとコードすらないイヤホンを耳につけている方を
見る事が少なくありません。
そこで一念発起!!
走りの際の音楽聴取環境の一大転換をはかるのだっ!!ムフームフ〜〜
(言わずもがなの鼻息であります・・・・・笑)

ネットで走りに一番適していると評価の高いイヤホンを選び・・・「ポチッ」
携帯音楽プレーヤーも必然的に替えないとね、せっかくの新型イヤホンが
意味を成さない・・・・・んでこちらもクリック!
イヤホンが10000円をちょいと超え、プレーヤーが4000円を下回る価格
なのもなんとなく現代を象徴するよな話だよな・・・と白髪オヤジはひとり
うなずくのであった・・・・
そのふたつが手元に届いたのが日曜日でした。
夜、自宅で、何は無くとも充電、充電。
白髪オヤジの感覚ですとね、イヤホンに充電するってのがど〜〜にもこ〜
にも理解のハードルが高い(笑)・・・・・ま、いいや。
双方ともに、♪バッテリ〜はビンビンだぜっ!♪となりましてぇ・・・説明書
を読みつつまずはブルートゥースの設定・・・・といっても機器同士が勝手に
「よろしく!」「よろしくです」・・・・・とかなんとかやっているらしく、イヤホン
から「connected」というメッセージが流れて無事に終了。

耳にイヤホンをセットし、音楽プレーヤーの再生ボタンを押したらば・・・・
思ったよりもナチュラルな音質で円生師匠の出囃子が流れる・・・(笑)
さっそくノリのいい曲に替えて意味無く部屋の中を走ったり(笑)鉄アレー
を上げたり下げたりひねったり・・・・・ムムムムム・・・こりゃあ便利なものだね
おしっ!この新環境で明日、下諏訪発、塩尻峠超え、木曽路へと駆けて
きます。
タノシミタノシミ・・・・・・・・

3月3日(土)  こんな商品が控えてます
アンティーク時計もボツボツと売れておりまして・・・・ありがたいことです。
バカ、これに気をよくしましてね(笑)
何本か仕込んでおります。

1本は金色の丸型ユニバーサル手巻き。
もう1本は70年代の香りがプンプンするEDOXの手巻き。
さらにロレックスのプレシジョン手巻きに、70年代のパリの香りが〜〜〜〜
するとか、しないとか(笑)言われておりますカルティエの手巻きなのだな。
以上4本が現在ブルペンで肩ぁ〜作っているところであります。

出来ましたらHPでお披露します。
お楽しみに〜〜〜〜

さていいかげんに仕事始めなきゃ!



3月1日(木)  雪中行軍再び
今回の「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」を企画する際に当初からいい
意味で気になっていたのが中仙道の難所「和田峠」でした。
昨日のRUNはその和田峠超えが眼目のルートでありまして・・・・・・
まね、結論から言えば今日のタイトル通りでしたよ(笑)
散々な結果でしたが、ある日熊さんに♪森の中で出会わなかっただけマシ
だったもかもね。
だって雪面に鹿の足跡よりはるかに大きな楕円のトレースが残ってました
からねぇ・・・・ありゃやっぱり・・・・・かな?

和田宿をスタートして5kmほどで旧道の峠超えルートの入り口であります。
雪がね15cm程度?トレースはあるね。
半分走って、半分歩きのようなコース状況でありました。
そのうち名水の湧き出ているスポットにすぽっと出まして(笑)そこから僅
かなアスファルト道を通過して再びの雪道旧道。
こっからはトレースは皆無でありまして、脛からどうかすると膝までズボリ
と沈み込むほどの積雪であります(涙)
歩幅を小さく、ゆっくりゆっくりと歩みを進めますが300mも歩くと
「ヒィ〜ヒィ〜フゥ〜フゥ〜」でありますよ、ええ。
碓氷峠よりも積雪が多い!!のもそのはずで、こっちのほうが標高がはる
かに高いんだな。

5kmの雪道を1時間半以上かけて登り切りようやく「力餅」の茶店へ到着。
「もぉ〜〜〜雪道はたくさんだっ!」・・・・本来は和田峠の頂上まで旧道
をトレースするのですが気持ちが折れた(笑)足もパンパン!
トンネルを抜けて下諏訪方面へ、つずら折りの国道を下ります。
途中で中山道の小さな看板を見つけて再び旧道へ・・・・・・
雪はついていますけれども、登りと違って下りだからね、まだマシでしたよ。
下りの旧道は直線的でありまして、つずら折りの国道に比べると走る距離
が短くてすむのだね、これは助かる〜〜〜。
雪道の旧道登りでヘロヘロになった足を時折バシバシ叩きながら先を急ぎ
ます。
ようやく下諏訪の温泉場を通過し、下諏訪駅に到着したのは電車がやって
くる12分前でした・・・・・あぁ〜〜あ、疲れた。

次回以降は少し趣向が変わります、ええ。
「みちのく白髪旅その2!恐山温泉付き♪」以来の深夜バス移動であります
西船橋から乗り込む長野行きの深夜バスは午前6時前に松本駅に到着
するのでありまして、そこから中央西線で歩みを伸ばす予定です。
次回はその伝で下諏訪到着が午前7時前後。
塩尻峠を越えて木曽路へ入り、日出塩という無人駅までの23kmを走り
ます。

   「  峠下り  木曽路はるかと   嘆息し  」  先長ぇなぁ〜(笑)

まね、あせらずのんびりと行きますよ。

そういえばこの前読了した「ひそやかな結晶」小川洋子さんの作品ですが
妙な静けさと余韻を心に残しております。
もうちょっと小川洋子さんの作品を読みたくなりました。