【2018年2月】

2月25日(日)  なんでなんでで最後まで
「これはいいですよ〜」と解説の女性の方がおっしゃる。
黄色の石は円のはるかに手前に置かれてる・・・・・・・・・・・なんでっ!?

「これもナイスです!」とこれまた女性解説者がお話になる
石はさっきよりも円に近いとは言え円には入らず、初投の石のちょい後ろ
これまた・・・・・・・・・・なんでだっ!!?

そうこうしている内に円の中に赤い石と黄色い石が入り混じって来、
こうなるとどうやらこうやらボンヤリ頭の白髪オジさんにも理解が進みかけ
てきたぞ(笑)
相手の石をいかに弾いて自軍の石を真ん中に近いところに置くかの勝負
なのだな・・・・
投げる事の出来る数は制限がある・・・・・してみると後攻の方が有利なので
は??・・と思っていたらばアナウンサーさんもそうおっしゃてます。
そりゃそうだよな。

ストーンの当たりの強さ、弱さ、厚さ、薄さの呼吸は大学時代に熱くなった
ビリヤードにちょいと通じるところがありますね。
私が熱くなったのはいわゆる4つ球ってやつ。

試合は怖い顔したブリティッシュレイディーがストーンを滑らしぃ〜〜〜
最後の最後で手首をちょいとだけひねる、ストーンがすべるすべるすべる
すべるすべる・・・・・・勢いが強いねぇ〜・・・・・勝ってやる!という石、じゃ
ない意思の強さの表れの様のも思え・・・・・・白髪オジさんは見ていたTV
に向かって「フゥ〜〜フゥ〜〜〜」となぜか息を吹き掛ける(笑)
いやさ、石、曲がりゃしないかと思ってさ(笑)

そんなオジさんの酒臭い息の効果はおそらくは無かったでようですけれども
ストーンは重く鈍い音を数回立てて止まります。
ほっ!!?黄色いストーンがオリンピックマークのすぐそばにおる!!
「ニッポン銅メダルっ!!」というアナウンサーさんの声が流れます。
この図はどんなカーリング視聴初心者が見ても勝ちのそれと分かります。

やさぐれきったオジさんの心にもジンワリ、ジワリとなにやらの温かみが
溢れてきたよ(笑)
オリンピック期間中のTV視聴者メッセージで「感動をありがとう」などという
テンプレートな感想を聞く度に「ケッ!な〜〜にが感動をありがとうだよ!」
などと(笑)斜に構えていた私でしたが・・・・・・私でしたがっ!!

「感動をありがとう〜〜!!カーリングのお嬢さん達ぃ〜〜〜〜!!」(笑)
これぞ手のひら返しだな(笑)

2月24日(土) / それはアルマイニ
なんでも中央区銀座の泰明小学校の制服をめぐって喧々諤々な状況に
なっているのだとか・・・・・
個人的にはこの問題に地下水脈でつながっていると思われるのが2つある
んですね。

ひとつは幼稚園だとか、小学校で教えている英語教育の無意味さ。
もうひとつは冬場に散歩している小型犬が来ている防寒のため?・・・・・
とにかくあの珍妙な衣装ですな。
両方に共通しているテーマは何?・・・といえばこりゃ答えは簡単です。
それはね、当事者の意思や主体性の存在が見えにくいという事です。

かねがね不思議に思っていたのですが、日本人で割りと英語自慢という
方、時々TVで見たり、ラジオで聴いたりします、はい。
なんでああいう方々ってなぜ無防備にアメリカナイズされちゃってるんで
しょうか?
「アメリカ=西海岸の明るい太陽」的なノリであっかるい英語をしゃべって
ますが、実際にはあんなハイテンションでしゃべる米国人、英国人はあんまり
いないぜ、実際。
ECCジュニアのラジオCMに出演している女優このみちゃん10歳!!?
この子も明るいテンションで英語、短いけど(笑)話してますなぁ〜
私の持論はこうです。
日本語の語彙も貧困でろくにしゃべれず、自国の歴史や文化に対する理
解も進んでいないのに英語を勉強〜〜?
そりゃ順序がアベコベだよ!・・・・・・って事なんす。

一方衣装をお召しになった「お犬様」ね。
これもまぁ〜オーナーさんの好みの問題でありまして、当人・・・というか当犬
はありがた迷惑な状況なのかもしれず・・・・
犬の意思を忖度することは出来ませんけれど、馬子にも衣装とは言いますが
犬に衣装はねぇ(笑)
オーナーのエゴ以外の何ものでもないだろうと思われます、はい。

泰明小学校生徒だからブランドの制服、英語もちゃんと話せて・・・・・・
銀座だから?・・・・・ちやんちやらオカシイね!
アルマーニ着ていたって鼻水をたらしたバカな子もいるでしょうしね(笑)
銀座がアルマーニなら、戸越銀座は何だ!?・・・アクアスキュータム辺り
でどうすか?(笑)

唯一私が許容するとすれば2つです。
ひとつはアルマーニでも結構!ただし思いっきり着崩してください。
安全ピンを何本も制服に刺すも良し!背中に卑猥なワッペンをデカデカと
貼るも良し!(笑)
英語教育のほうはね、普段使いの英語に特化すること。
「THIS IS A PEN」などというわけの分からない英語教育はこの際
まとめてゴミ箱に捨てましょ!
普段使いですので当然スラングも必須ですよ(笑)
「FUCK!」だの「BULLSHIT!」だの「MOTHERFUCKER」だのといっ
た思いきっりのダーティーワードね(笑)
「リピート アフター ミー OK?」と先生
「MOTHERFUCKER!!」・・・・と生徒たちの大きな声が学校の外にま
で聴こえてきて・・・・
「あっ!また泰明の英語授業だ!・・・相変わらずガラが悪いねぇ・・・」という
ような状況に立ち至ってこそ生徒の個性やら自主性やらが光り出すっても
んでしょう(笑)
当然彼等には自校の校長先生に挨拶する時も頭を下げながら中指、立てて
欲しいよね(笑)

さすがに悪ノリが過ぎました(笑)ボツボツ仕事始めます、はい。


2月22日(木) / 今回イチ
千葉には珍しく雪が今日降っております。
積もる心配は予報によれば無いそうですので、フリーハンドに「風流だね」
などと能天気にいられますな(笑)

昨日の「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」は和田宿までの24kmでした。
昨日のルートはちょくちょく国道はおろか、県道も飛び越して地図に表記の
無いルートが旧中仙道なのでありまして、道・・・・一体どうなっているのだ
ろう?・・・・と思って走り出しましたが全て杞憂に終わりました。
さっすが!長野県!だてに教育県の異名を持ってはいませんね。
ちゃ〜〜んと小さな道しるべが要所要所に立っており、迷うことは皆無どころ
か古の方々が通行したであろう旧道の風情を存分に楽しめました。

まずは「瓜生峠」をへて望月宿へ・・・その後茂井田という間(あい)の宿へ・・
ここがっ!!お勧め!!です! 古い造り酒屋さんが堂々とした棟を誇り
なんとも言えない風情を醸し出しておりましたぁ〜、宿のはずれの急坂は
「石割坂」というのだそうな・・・・
その次の芦田宿を越えると笠取峠への登りです。
松並木をしばらく進むと国道に合流しそのまま峠への登りとなりますが、登り
きったところから旧道がスタートします。
ここがまたね!いいの!(笑)
落ち葉を踏みしめ踏みしめ進むと神社の境内へぽんっ!と出ます。
そのまま進むと今度は長久保という宿場、これがまた!(笑)いいのよぉ〜
その後は国道沿いを進み、青原という交差点を右折するとこれまた!
旧道ね・・・・・和田宿までは5kmほどの上り坂でしたが、風情たっぷり!
人もいないしね、楽しめましたぁ〜〜〜
和田宿に到着後、着替えてから迎車をお願いしていたタクシーに乗り込み
佐久平駅まで長駆戻って帰京。
昨日のルートは今回のコースの中ではまさに暫定1位!!(笑)でしたぁ〜〜

次回はってぇ〜と、和田峠なんだな、700m以上の標高差を登り諏訪湖へ
向けて下ること22.5kmであります。

    「   峠下(お)り  湯けむり越しの  御神渡り   」

なんだか観光案内のパンフレットのような一句ですね(笑)

明日の休みは近所を20kmほど特に坂道を選んで走って調整します。
待ってろよぉ〜和田峠ぇ〜〜
  

2月17日(土)  氷鼻水
常識的に考えて「氷」と「水」は両立しないものですが、詳しくお話をすれば
ご納得・・・・頂けるってのがこんな話です。

軽井沢から中軽井沢を過ぎた旧中仙道は、信濃追分までは微妙な登り坂
となります。
この季節は走っていると当然「鼻水」が出てきますんで、それを着用している
手袋で「グイッ!」と拭うんですね。
昨日もこの伝で「グイッ!」・・と・・・???????
手袋には氷の粒が付着しておりまして・・・???????・・・なんで??
ちなみに国道沿いの気温表示はマイナス6℃です。
マイナス30℃ではバナナで釘が打てるそうですが、マイナス6℃ですと
鼻水が凍るんだな、これが(笑)
凍った鼻水を手袋で拭っていたという訳ですよ、ええ。
ちなみにそぉ〜〜〜と手袋の氷の粒、舐めてみました・・・・(笑)
微妙〜〜〜な塩味(笑)・・・・きったねぇ〜なぁ!!(笑)
ちなみに国道には標高1003mの看板が立ってました。ここが昨日の最高
到達地点だったのだね。

でもここからは下り坂が続きます。
堀辰雄記念館が建つ旧道から18号線をまたいで御代田、佐久方面へは
正面からお日様を浴びて走る下り坂、いつのまにやら拭う鼻水も液体化し
てきており(笑)ほっと一息・・・。

佐久の市街地、相生町という交差点で走行は20kmでありまして、ここを
右へ曲がると「塩名田宿」までは5kmほどです。
大きなおおきな佐久平のど真ん中!旧道をゆっくりゆっくり辿ります。
右後ろには浅間山、左手には八ヶ岳、正面には北アルプスがくっきり見え
気分は上々であります。

塩名田宿を通過し、ちょっとした坂道を登ると目的地に到着。
数百メーター手前のバス待合室まで戻り、ここで着替えて帰路のバスを
待ち、佐久平駅までバス、新幹線で帰京しました。

さて次回!旧中仙道はいよいよ深部へと突入いたします。
スタートは佐久市役所支部、立科町を通過し、3つほど国道を無視し古の
峠を超え辿り着きますは・・・和田宿であります。
中仙道の名にし負う難所、和田峠の手間の宿場でありますね。
ここの句は簡単ですぞ(笑)

  「  本陣の  壁白々と  峠まへ   」 いかがでしょう?
 
次週金曜日は天気が雪混じりらしいので、水曜日辺りに出かけようかな・・・
その前に仕事、こなさなきゃね。
昨日購入した「味噌マカロン」を食べて仕事を始めます、そいじゃ!

2月15日(木) / 寒いと痛む
厳冬期にランニングを長時間行いますとジワリジワリと痛むのが足の指です。
これ、最初に気が付いたのは「みちのく白髪旅その1」の時でした。
このRUNは東京の深川から宮城県の松島まで走ったものでしたが、後半に
なると空気の冷たさにやられた足の指の痛みで走るのがつらかったんです。
これ、結局「しもやけ」だった訳ですがね。

今実行中の「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」でも徐々にきてます。
今回は右足のくすり指がね・・・・痛いまではきてませんが、疼いております
ですよ、ええ。
明日のRUNのスタート地点ある朝8時の軽井沢駅の気温はぁ〜???
笑っちゃうよ!マイナス5度!!(笑)
はてさて指のしもやけが進行するのか、留まるのか?・・・それは誰にも
分かりませんがね・・・・・
でもでも、明日のRUNを楽しみに昨日の定休日、店でひとり仕事してたん
だもん!出かけます、着替えます、走ります(笑)
そいやアマゾンにオーダーした暖か靴下、今日辺り届くとありがたいん
だけどな。

ところで明日の旅のお供は久しぶりの現代小説であります。
小川洋子さんの「ひそやかな結晶」という本。
なぜこれが私の手元に来たのか、すっかりその購入動機すらも忘却の
かなたに消え去っておりますがね(笑)

とにもかくにも厳冬の信濃路をのんびり走ってきます。
おぉ!そだっ!佐久平駅で「味噌マカロン」をお土産に買うのを忘れない
ようにしなきゃね。 んまいんだ、コレガ!(笑)
そいじゃ!

2月10日(土)  まるで雪中行軍
えと前回雪が降ったのは??・・・・先週の木曜日から金曜日にかけて
でしたね。
その雪、当然ですが碓井峠にも降り積もり、積もった雪も溶けずにすっかり
残っている中、「ナカセントーカイ1000kmRUN〜」は強行されました。
どんなだったかって?、そりゃあ今日のタイトル通りですよ(笑)

旧道の登り口から峠の頂上に建っている神社までは9kmです。
そのうち勾配が急すぎて、あるいは雪が深すぎて走れなかったのが7割!
RUN〜〜〜じゃなかったですね、はい(笑)
積雪は上部でおよそ30cm、それでも2人か3人分のトレース(足跡)が
残っていたので、ある程度踏みしめられた足跡を辿る事ができました。
なんだか考えてみると碓氷峠を走るときはいっつもトラブル続きです。
腹減りだったり、水分補給に失敗したり、今回は積雪ですもんね。
悪縁なんでしょうな、仕方がない・・・・

峠を越えればあとは旧軽井沢銀座へ下る一方。
真冬の旧軽銀座、思ったよりも観光客が多く、????・・・と思ってました
が、皆さん元気!お〜〜〜〜きな声でしゃべってました、中国語を・・(笑)
現在では日本蕎麦屋さんやら、イタリアンレストランが多い旧軽銀座ですが
この様子じゃあ数年後、中華料理屋が増えるんじゃないのかね?・・
なんか、ヤダね。

さて雪にすっかりやられたRUNですが、次回はその心配はいらなそうです。
ルートは軽井沢駅をスタートし、18号線と旧中仙道を交互に走った後
信濃追分からは旧道走り、御代田をかすめて佐久へ・・・・もうちょい距離を
伸ばして塩名田宿を通過し、佐久市役所支社までの27kmです。
役所ならトイレ、あるでしょうからね(笑)

おっと!句を忘れてた。
佐久と言えば昔は「鯉料理」の店が多かったものです。
「鯉こく」「鯉のうま煮」なんてのが名物でしたが、今はどうなんでしょうね?
そんな佐久リスペクトの一句がこれだ!

  「   鯉こくの  かほりいずこと  佐久平   」  おそまつさまでした



2月8日(木)  ピンとこない
悲劇は人類史上枚挙にいとまがありません。
昨日見た「デトロイト」という映画で描かれていたのは「デトロイト騒動」に
おけるひとつの事件「アルジェモーテル事件」であります。

簡略に言えば、デトロイト警察による犯罪者でも暴動者でもない無垢の黒人
3人に対する殺人事件であります。
背景にはベトナム戦争やら、公民権運動の高まりやら、都市中心部におけ
る住民の人種構成の大きな変化やらがあった訳ですな。
事件のきっかけは黒人の・・・・正確にいえば若い黒人によるちょっとした
いたずら心、あるいは見得?、あるいは虚勢?・・・・いずれも当たっている
のでしょうけれど、警官、軍隊が大量に出張ってきて、皆がみな「すわ!
内戦かっ!?」と緊張しまくっているところでさ、よりにもよってオモチャの
それとはいえピストル撃つかぁ?
イタズラは分かるが、にしては代償があまりにも大きかったやね。
極常識的な57歳のオジさんから見れば「あぁ〜〜あ、バカだねぇ、今ここで
それをやるバカもないもんだ」と冷静に思うだけで、黒人に対するディスり
も、その後の白人警官による傍若無人な振る舞いに対する怒りも出ません
でした。

こりゃあね、なぜかといえばさ、こんなレベルの悲劇をはるかに超える悲劇を
人類はいくつも経験し、見てきたわけでしょ?
直近でいえばシリアにおける内戦などでは犠牲者の数でも、その戦い方の
モラルにおいても言葉を失うほどの事を実際に画像としてみる事が出来る
現代においてはですね、この「アルジェモーテル事件」程度のものは
「あぁ〜〜そうですか、そういう事があったんですかぁ〜」という程度の感想
しか出てこないのは私が冷たい男だからなのかいな?

終始手持ちのカメラが微妙にブレる画像は騒乱の場に実際に立ち会って
いる疑似体験をさせてくれますし、インポーズされる当時の実際の画像も
効果はそれなりにありましたけれど、あつかうテーマが現代においてはちょ
いと弱含みでしたな、星3つ。

2月6日(火)  鯛焼き戦争?
next船橋・・・・・こいつは高架駅である京成船橋の1階部分に展開する
ショッピング街の名前なのですが、この中にある1軒のお店を私、贔屓にして
おりました。
それはね、鯛焼き屋さんなのです。
そこの鯛焼きはどんなかと言えば、皮は薄めでパリッと焼き上げ、中の小豆
はトロリとしており、トータルとしての美味しさは56歳のオジさんが仕事の手
を休めてまでもわざわざ足を運び、何度も購入するおいしさなのです。

ところがうちの店の斜め向い、携帯電話屋さんだった店舗の後に出店した
のが「鳴門鯛焼本舗」なるチェーン展開している鯛焼きさんだったから
さぁ!大変。
期せずして鯛焼き戦争船橋死闘編が勃発したやね。
前述の私の贔屓にしている鯛焼きに比べるとこちらは全てにおいて真逆な
鯛焼きあんです・・・・・じゃねぇや、なんです。
皮はしっとり、中の小豆はほっこりしているんです。
まね、これはこれで好きな人もいるでしょ・・・・・などと思ってましたらば
「俺はこっちのほうが好きだな」と反旗を翻したのが我が息子でありまして
鯛焼きをめぐって鯛焼き戦争船橋死闘編時計屋バージョンが勃発っ!・・・
はしませんけれども(笑)

そうこうするうちに大事件が勃発しましたもんでさぁ!大変!!
私の贔屓のnext船橋内の鯛焼き屋さんが店じまいしちゃったんですぅ〜〜
「世の中いったいど〜なってるんだ!ドンっ!(机を叩く音)、極上の鯛焼き
 を売る店が閉店で、凡百な鯛焼きを売るチェーン店が残るとは!」
ムフ〜〜〜ムフ〜〜〜〜(鼻息であります!)

ところがね、しばらくして詳細が判明してきましたよ。
というのも私が贔屓にしていた鯛焼き屋さんも「うすかわ五右衛門」という名
のチェーン店でありまして、next船橋店は閉店しましたが、今度オープンする
シャポー船橋の新しいビルの中に出店するのだそうです・・よよよよよよよよ
よかった〜〜〜!!(涙)
仕事に疲れたオジさんにとってかの店の「とろつぶあずき」という名の鯛焼き
ほど身に染みるものはないのですよ、ええ。

これでしばらくは鯛焼きをタノシミに仕事に精が出るってなもんだ!
もんだけれども・・・・・我ながら安上がり過ぎないかね?・・・こりゃ(笑)

2月4日(日)  情報公開
昨日オメガスピードマスターを施工しました。

このスピードマスター、ちょっと変わっているというのはIWCのドッペル
クロノグラフと同じでありまして、クロノグラフ針が2本あります。
スタートさせると1本の針が動き出し、斜め左上のプッシャーを押すともう
1本の針が先に動き出している針に瞬時に追いつく・・・ってやつね。

ベースはバルジュー7750である事は機械をみればすぐに分かります
問題はそのちょいと複雑なクロノグラフ機構がどう組み込まれているのか
ですね。
言っておきますがIWCのメカニズムとは全然違うんだな、これが。
せっかくなので昨日経験した内容を情報公開します。
この機種について未経験の職人に役立てばね、結構な事でしょ?

IWCの場合はクロノ機構はローター下に展開していますが、オメガのそれは
文字盤側に割とシンプルにまとめられていました。
分解していくと通常のクロノグラフホイールのシャフトに極小のハートカムが
セットされています。
これは差し込んであるだけですのでシャフトを曲げないように上方へ抜く
だけ。
方向を示すマークが部品にあるので表と裏を間違えないように・・・

問題はツツカナ車です。
いつもの7750のそれとはなんだか表と裏が逆だな、とすぐに気が付くと
思います。
注意点はいつものように車を打ち抜いてシャフトを抜こうとしてはいけません
3層構造になっているこの部品、一番下は穴石よりも小さいので打ち抜くと
穴石が外れます。
かといって一番上の部品に剣抜きをセットすると上だけ取れちゃいます。
正解は2段目と3段目の間のハング状の箇所に剣抜きをセットし抜くこと。
こうすればスムーズにツツカナ車が抜けます。

あとはいつもの7750と同じ手順でばらして洗浄しましょう。
複雑と思われたクロノ機構もひっかけやトリッキーな構造はありませんので
そのまま組めば大丈夫!

IWCのドッペルクロノもたしかツツカナの取り付け部分が通常機種よりも
弱くて取り付け時にコツが必要だったですが、今回のも同様でしたね。
もし貴方の手元にこの機種がきたら前述の点に留意して頑張ってください。

え?お礼?・・・・・いいんですよぉ〜(笑)純米吟醸の「会津」なんて送って
こなくてもぉ〜(笑)
いやなに、送ってきたらきたで喜んで頂戴しますけどね。

2月3日(土)  今年初の五つ星!
お爺ちゃんのおしっこのようにだらだらと続く昨日の雪のせいで走るタイミ
ングを逃してしまいました、くそっ!

まぁ、こんな日もあるさ、気分を変えて映画を1本見に行こう!・・・・と決めて
雪の中、バスと電車を乗り継いで降り立った海浜幕張の駅にもま〜〜〜だ
雪がちらりほらり・・・しつこいねぇ。

お目当ての映画は「スリー ビルボード」
アメリカはミズーリ州を舞台にした娘をレイプされ殺された肝っ玉おっかさん
を主人公にした物語です。
主役はフランシス・マクドーマンドさん。
もうねベテラン女優さんですね。
特徴的な顎を持つというね(笑)「ファーゴ」「ミシシッピーバーニング」など
にも出演してました。

ミズーリ州の場所さえも知らずに映画を見ていた訳ですが、現代のアメリカ
でも今なお残るあからさまな人種偏見・・・・・帰ったらミズーリ州の場所を
確認しよ〜〜と思いながら映画は進行していきます。
この映画のメインのキーワードはキリスト教が教えるところの「赦し」ですな。
「許し」ではなく「赦し」ね。
もうひとつの隠れキーワードが「awakening」です。
日本語で言えば「覚醒」とか、もっと平たく言えば「目覚め」という事になる
でしょうか・・・・これまたキリスト教的、バイブル的な教義ですわな。

警察署長への敬慕のあまり、一般人に暴力を振るってしまった警察官が
あるアクシデントで大火傷を負い病院に入院します。
相部屋になったのが、そう!自分がボコった青年でした。
赦しを請う警察官、その赦しを受け入れた青年が差し出したのがオレンジ
ジュースだったのですが、これもね、細かく拾いましょ(笑)
オレンジジュースはアメリカでは「OJ」と略します。
「Give me coffee and OJ 」ってなぐあいにね。
「OJ」・・・・・・深読みすりゃあ 「OH! JESUS!」これまた「OJ」だよ(笑)
これ的外れな深読みかなぁ?いやいや〜〜〜(笑)

こいつが犯人だっ!・・・・・という人物が映画の中盤と後半で登場します
この男の犯した罪も実際にイラクで起きたアメリカ兵による犯罪を想起させ
ますし、もしかしたらこいつが本星かもしれず・・・・・・・・
こいつに鉄槌を下すのが正解なのか?・・・・それとも赦しを与えるのが正し
い行いなのか?・・・・・・・「awakening」を待ちましょう・・・というね・・・
よく出来てましたぁ〜〜

アカデミー主演女優賞、フランシス・マクドーマンドさんで決まりでしょう!
映画は今日のタイトル通り、五つ星!差し上げます!(笑)

おっと!ミズーリ州ね、やっぱりバイブルベルトにあり、位置は中西部でした。
来週はこれまた社会派!「デトロイト」という映画を見に行きます。

2月1日(木)  遠くに見えるのは
倉賀野駅を出発し、登校途中の何人もの小学生とすれ違いながら気になっ
ていたのが遠くに見えていた真っ白く雪化粧した山でした。
こいつは独立峰でしてね、最初は「赤城山がよく見えるなぁ〜」と思って
いたのですが、高崎方面を正面に見てその山はやや左手に見えるのが
不思議ですし、なにより山容が何やらたおやかで赤城山のそれとは違う
ような・・・・?????

国道18号線に入り烏川を超え安中方面に向かって旧道に入ったところで
件の山、正面やや右に場所を変えました。
ここに至って初めて「ああ、浅間山だったんだ・・・にしてみ思ったよりも近い
し、へへ・・・・頂上付近に煙が立ち登ってるね(笑)」とひとりごちてました。

昨日の倉賀野〜西松井田コースは標高差で約250mの上りでありまして
100km以上の平坦な関東平野を走ってきた足には久しぶりの登りコース、
足がビックリしてました。
松井田宿をゆっくり走っていると立派なトイレを発見っ!(笑)
中で着替えて西松井田駅までの数百メーターを街道散歩しながら辿りました
走りもいいですが、歩くとこれまた街道歩き、味わいが増しますねぇ・・・

さてと、次回は今コース中のハイライトのひとつ、碓氷峠・・・昔は碓井坂とも
言ったようですが、その峠を超えて山向こうの軽井沢駅まで・・・
駅まで走るとはっきりとはしませんが23km程度のRUNとなる予定です。
個人的には3回ほどメガネ橋を見ることが出来る国道18号線を登りましたが
旧道は初めて、まずはクマ避けの鈴を隣のダイソーで買ってきます(笑)

ま、クマもこんなお爺ちゃんジョガーにちょっかい出すとか、ちょいと味見して
みようなどとは思わないでしょう、多分(笑)
ここの句はずいぶん以前から頭の中にありまして・・・・・

  「   熊よけの   鈴の音高し    碓井坂   」  おそまつでした。

いよいよ次回、峠を越えて信濃の国に突入です(笑)