【2017年2月】

2月25日(土)  曇り天城
小説 「伊豆の踊り子」では確か劇中雨が降っていたように記憶しています。
どのタイミングで雨が降っていたのかは各自読むように!(笑)

昨日の天城峠は走るほどに、登るほどに雲がその厚みを増していき、雨こそ
降りませんでしたがなにやら陰鬱とした雰囲気でしたねぇ。
そんな中通る旧道のトンネルなんてものは・・・・・・・・・・・・・・怖かったぁ!
トンネルを超え下り坂にかかると不思議に雲が薄くなってき、その割れ間
からちょいと日の差す時間帯もありつつの一句はこれです。

  「  雲間から   春日(はるひ)差し込む  天城超え  」 見たまま句

有名なループ橋に到達して丁度10km。
河津七滝辺りにも高名な「河津桜」は植えられており、見事なものでした。
でもね、桜、曇り空のもとではなにやら元気が無い様にも見え、やっぱり
青空バックの桜ってのが求めされるべきものなのだろうな・・・などと思索し
つつの一句がこれ。

  「  曇天に  気勢上がらぬ  桜かな  」 ちょっと変わった趣でしょ?

峰大橋を右折し河津駅方面へ、川沿いにはこれでもかっ!って程の桜、桜
桜。
桜を愛でつつ、人ごみを避けつつ、駐車場を探して走り回る車に注意しつつ
気が付けば人であふれる河津駅に到着〜〜
しまった!これほどの人出とは思わなかった!
駅外のトイレでそそくさと着替えて「縦伊豆RUN」は雑踏の中無事に終了
しましたとさ(笑)

そいえばホームに上がる前に購入した「さくらあんパン」なるパン。
これが逸品でしたぁ!
皮はほんのりピンク色、中には求肥と桜の葉っぱを練り込んだ桜餡。
桜餡のやさしい甘みと、求肥のむっちとした歯ごたえが絶妙でありました。
機会があればお召し上がりください。

さて次回!早春限定RUNの最終シリーズ、掛川駅からスタートし、天竜二俣
、そこから浜名湖をぐるりと回りこんで最終的には新所原駅までの3回シリ
ーズです。
名前は「ぐるり遠江(とうとうみ)RUN」・・・・・・・・・・・・です。

ちょっとここのところ走る距離を伸ばしていましたら、膝の具合がちょっと
何なのですが、ま、そう急がずに、ゆったり、のんびり走るとします。
これもまたタノシミだぁ〜(笑)
  

2月23日(木) / 美女と桜
昨日は特段やる事もありませんで、困るよねこういうのがさ。
朝食後、庭の手入れをして、金曜日の燃えないごみをまとめて、布団を
干して・・・・・やる事がもう無い(笑)

仕方なく並べてある本の中から1冊を取り出して読み始めました。
チエホフの短編集ね。
しょっぱなの短編のタイトルが「美女」というものでした。
相変わらず、地名、人名が頭の中に入って来にくいんだよね、チエホフは・・
この短編の中に出てくる美女はアルメニア人なのです。

なのです・・・なんて偉そうに言っても、私自身アルメニア人の知り合いが
いるわけでもなく、第一アルメニアがどこにあるのかも知りません。
ただこういう時にはネットってのは有益ですね。
あっという間にアルメニア人の気質、あるいはアルメニア共和国の位置、
アルメニア人大虐殺、アルメニア美人の画像などがそれこそあっという間に
手に入ります。

そんな事があり〜ので見たアルメニア美人、こりゃあね、本当に驚くほど
の美人さん揃いでありまして、びっくりするやらあきれるやら・・・・・
すごいもんです。
こんな美人ばっかりの国が本当にアルメニアって事に驚きました。
ま、この下らない駄洒落を言いたかっただけなんすけどね(笑)

明日は天気も回復しますので「縦伊豆RUN」の最終回、天城峠を越えて
からの河津桜を見つつの河津駅までというコースを走ります。
私は知りませんでしたけれど、この河津桜、1ヶ月ほども楽しめる品種らしい
ですね。
調べたらばまだ河津桜、楽しめるようです、ヨカッタヨカッタ。

2月18日(土)  行って来い
「いってこい」って言い回しは、一般には損したり得をしたりして結局損得
勘定がプラスマイナスゼロになる事ですね。
今回の車入れ替えもこの「行って来い」でした。

そ!替わりました(笑)油断してたでしょ?(笑)
2008年式アウディA8を売却して「行って来い」になったのは・・・・・・・・
ドラムロールはもういいや(笑)
2002年式メルセデスベンツ W220のS500です。
タイプW220のSクラスは、発売当初その露骨なコストダウンを伴った
車造りが原因となり、世界中でメルセデス守旧派から総スカンを食ったモデ
ルです。
その昔、船橋のららぽーとのヤナセのショールームに展示されていたW220
を私は眩しく見てたものでしたが・・・・

今回の2002年式は「このままじゃちょっとヤバくね?少しコストアップして
ちゃんとした車造ろうか?」と、シュトゥットガルトが反省してモデルチェンジ
したものです。
いわゆるW220後期型ってやつね。
ATはトラブルが多発した7速ATをあえて避けての5速ATモデル・・・・・我
ながらチョイスが渋い(笑)
実はこの個体、以前CL500を購入した入間の中古車販売店に置いてあっ
たものなのです。
身元を明かさずにアポを取って見に行くと、先方さんも私を憶えていて下さ
っていました。
仮ナンバーを付けてじっくりと試乗させていただいた結果、その鷹揚とし
て悠然とした、しかもアウディとは全く違うしっとりとした乗り味に一発でノック
アウト!されました。

さすがにメルセデス、高級車の作り方をよく知っているなぁ・・・・という感じ。
例えるとSクラスはホテルオークラ、足してA8はアパホテル・・・・・ってのは
失礼か、でもでもいわゆる「格が違う」んだなぁ〜これはまさに歴然として
います。
昨日車を引き取りに行った帰り道の関越自動車道で思ったのは「この車は
人の気持ちをザラつかせないね」って事。
なんだか大人(たいじん)になった様に勘違い出来ます。

でもね、気が付けばドリンクホルダーの蓋がひとりでにポコッ!と開いており
閉めても閉めてもまた開いちゃう(笑)15年落ちだものね(笑)
こんな事で目くじらを立てるようでは15年選手の輸入車を所有する資格は
悪いけどありません。
私?・・・・・文句なんざ言いません。
黙って自宅にあった強力両面テープで蓋を密閉しました(笑)これで蓋が
勝手に開く事はないのだな(笑)
ドリンクホルダーが使えないじゃないかって?・・・・・いいのいいの!
だって私、車の中で飲んだり食べたりするのが大嫌いなんだからさ(笑)

最後にアウディ君!君は本当にお金のかからないいい子だったよ!
エアサスがパンクするまで次のオーナーさんに可愛がってもらうんだよ〜

2月16日(木)  しゅすいちした
何のこったか分からないでしょ?(笑)今日のタイトル・・・・。
こりゃね、昨日の縦伊豆RUNでたどり着いた、天城峠の旧道入り口近くの
バス停の名前です。
「出水地下」とかいて「しゅすいちした」と読ませていました。
バス停に隣接して駐車場がありましたが、この駐車場の名前が出水地下
駐車場(笑)・・・・・山の上の駐車場ですんでまさかに地下にはありません
でしたが、名前はね、そういう事になっていました。

出水の名前に恥じる事無く、バス停手前5kmくらいから目についたのは
いかにも伊豆な「わさび田」です。
春もまだ浅いんでわさびの葉もまだ小さく、色も薄いんですよね。
何?・・・俳句の前フリじゃないのかって?・・・・・・・正解っ!(笑)

  「  わさび田の  緑葉(みどりば)淡し  春浅し   」 どうでしょう?

さて次回は修善寺駅からバスでこの「しゅすいちした」のバス停まで移動
その後旧道を踊りながら走って(笑)天城峠を越えます。
山を下ってたどり着くのは・・・・・今、丁度最盛期なのかな?「河津桜」で
有名な河津駅です。
ここまで19km。
当初は下田に抜ける予定でしたが、天城峠を超えて下田までは距離が
長いので1回のRUNでは辿り着けません。
かといって次々回に河津から一旦山側へ戻り下田に抜け直すのもねぇ・・
という訳で急遽!次回が「縦伊豆RUN」の最終回なのだ・・・
河津に到達した時点ですでに伊豆半島縦断しているからいいや!
ちょっとモチベーションが上がらないんすよね、今回のRUN

そういえば例のエレジーネタのロンジン君、昨日RUNの後に店に寄って
チェックしたらば・・・・・・・・・・・順調に稼動していました〜〜一安心だ。

2月14日(火)  エレジーは続く
エレジーってます(笑)
時刻は8時2分前に止まっていやがりました、例のロンジン君。
おっちゃんくたびれてんだぞ!と諭したのに、言う事聴きやがらんのですな
実に困ったもんで(笑)

こんな時にすぐに再修理に着手してもろくな事はありません。
頭ん中が本当の意味でリセット出来てません、ちょっと「熱く」なっている感じ
頭を冷やす意味でまずはモーリスラクロアのオートマクロノグラフ、こいつは
昨晩帰宅前に分解だけしておいたものをチェック、洗浄、組み立て。
もう1本!またモーリスラクロアだ(笑)
ちょっと珍しい機種です。ダブルレトログラードの手巻きです。
こいつも仕上げてからロンジン君に再々再々着手(笑)

歯車関係は完全に前回仕上げましたからここはOKです。
止まっている状態からそぉ〜〜〜〜とテンプ周りを外すと、さっきまで力が
来てなかったアンクルにテンションがかかります。
テンプをそっと組むと動きますが、動きはなんだか元気なし・・・・・
動力が来たり、止まったり、弱くなったり、という状態なんだね。
ゼンマイ?香箱?・・・・・よしよし!フォーカスが絞れてきたぞ。
香箱とゼンマイ芯のガタは?・・・・無いね。
蓋をあけて改造ゼンマイをチェック・・・・ここも大丈夫だ・・・・・じゃあ何が
原因?・・・・・
ふと見ると香箱の蓋、香箱が収まる地板側にわずかですが接触痕を発見!
これっぽいぞ!もともと蓋が厚めでゼンマイ芯の飛び出しが極小なんです
この子は・・・擦れてたんだぁ・・・・さて対策はどうする?

香箱の蓋裏側のゼンマイ芯押さえの部分をコンマ1mm研磨して、表側も
コンマ0.5mmほど研磨。
これでゼンマイ芯が従来よりも飛び出してます、こうなると地板と香箱の
スペースに余裕が出るぞい!
きつめだったゼンマイ受けの下にもちょい工夫をしてこっちのゼンマイ芯
にも余裕を持たせました。
これで組み込んで2時間経過、動き続けております、はい。
さ、これで決着が付いたのか、まだなのか?
答えは木曜日の朝に出るのだね。

明日は明日で仕事の事はすっかり忘れて(笑)走ってきま〜〜す(笑)

2月13日(月)  ゼンマイエレジーその2
んでま、昨日からゼンマイを薄くしていたわけではありませんが、ようやく
厚みについてはほぼほぼ満足っ!なレベルに達しました。

次は幅の調整ね。
両側から0.1mmずつ削っていくのだな、最初は小型の万力にゼンマイを
セットし、砥石でスリスリスリスリスリスリスリ・・・・・・・・・イライラするよ!
自慢じゃないけれど短気なんですよ、私は!(笑)
別の固定器にゼンマイをセットし直して今度はヤスリでジョ〜リジョ〜リ・・・
これはそこそこに効率がいいね。
1.8mmに仕上げた後はバリを取るために万力に再度セット。

細かな砥石に油をつけてショ〜〜〜リショ〜〜リ、指の腹でスィ〜〜
スィ〜〜〜〜・・・・おしおし引っかかりはありません、いい感じ!
仕上がった改造ゼンマイを香箱にセット。
テンプ、アンクルを付けずにザラ回してみます。
ゼンマイはスムーズに最後まで解けてくれます・・・・・しめしめ(笑)
と・こ・ろ・が!!!!
肝心の懐中時計が止まるんだね・・・・・一筋縄ではいかんわな、やっぱり。
よく見ると2番車が微妙に傾いている・・・・・・2番車シャフト受け穴の編磨耗
を何回も何回もトライ&エラー・・・・・・まずまず・・・・・かな?・・・・・
で昨日は終了〜〜〜〜。

今朝の6時15分で止まっておる・・・・・・・・なんか変なもの憑いてるか?
こんな事で凹むほど初心ではありませんから、頭をリセット!
原因を推量し、対策、さらに予防的に対策その2も一緒にやりまして・・・・
今のところは順調に稼働中です。
頼むぞぉ〜〜〜〜ロンジン君!
おっちゃん、結構疲れてきたからさ。

2月12日(日) / 懐中時計ゼンマイエレジー
風は強いですがいい天気の千葉です。

さて、古い時計の修理を生業にしている当店にとって一番困るのが
「部品が無いっ!」という事態ですね。
ここ数年で「部品が無いっ!」のNO1はゼンマイ、しかも懐中時計のゼン
マイなんです。

今回俎上にあがるのがロンジンの懐中時計です。
ゼンマイ切れと分解掃除(オーバーホール)というコース。
当初ゼンマイが入荷しました。
幸いサイズも合うしやれやれ・・・・・と安心しつつゼンマイを巻き上げて
いたらバツン!と切れまして・・・・・・
古いゼンマイだからね、こんな事もあるやね。

再度ゼンマイを探してもらっていましたが、これが!・・・見事に見つからない
手に入らない・・・・・・・
んで部品の手配士の方が「も〜〜〜〜社長、合うのないからこれでなん
とかして!」・・・・と置いていったのがゼンマイ3本。
どうやらサイズ的には懐中時計のゼンマイらしいのは分かるのですが
サイズや強さも含めて今回のロンジンに適合するかは全く不明・・・・
コマッタゾ。

ここからは正に手作業です。
まずは寸法ね。幅はオリジナルが1..8mmなのに対して手元のそれは
2.0mm、両サイドから0.1mmずつ削るのね。
それよりもこのゼンマイ、強すぎる!強すぎる!・・・・と断じた理由はゼン
マイをグイグイと軽く曲げたときの指先に伝わる感覚です。
まずはメガネのレンズを削る機械を使って少しずつ少しずつゼンマイの厚み
を薄くしていきます。
場所によって厚みに差が出ては台無しです、ここらあたりも気を使うところ
です。
ポイントは削るときにゼンマイをずらすスピードね。ゆっくり〜・・一定の
スピードで〜〜〜
どだ?・・・・・まだだめ!強い!
ゆっくり〜〜〜ゆっくり〜〜〜〜スピードに注意〜〜〜〜〜〜
どだ?・・・・・・もう〜〜〜ちょいだな・・・・・・・
ゆっくり〜〜〜〜ゆっくり〜〜〜〜スピ〜〜ド〜〜〜〜〜
どだ!?

これね、延々続けられますけど(笑)時間がなくなちゃった(笑)
顛末は次回に!

2月11日(土)  秀逸なドキュメント
昨日は予告通り朝20km走ってきました。
「なんか今日の20km、身体軽いね〜、コンディション上がってきたかぁ?」
などと脳天気に喜んでいましたが、その後自宅のPCで距離を再確認した
ところ1km距離が短かった・・・(笑)
海側のどん詰まりだと思っていたその先があったのでした・・・・失敗!

その後店に来て精度出しをしてから帰宅。
風が強くて布団は干せず、家の中を一通り掃除して・・・・・白髪オヤジの
日常描写、面白いっすか?(笑)
その後、今日のお話の元「エイミー」というドキュメンタリー映画を見ました。
エイミーとは私も好きだったイギリスの女性歌手、エイミー・ワインハウスの
事でして・・・・・・・・・・
彼女のデリケートで繊細な、まるでガラス細工のような人生を、プライベート
映像も含めて2時間8分の映画にしたものです。

デッキにDVDをセットする時に「2時間8分〜?、長いね、どうも・・・」
などと思っていましたが、実際に見始めるとまさにグイグイと引きずり込まれ
てしまいました。
総じて彼女はどうにも「下げチン男」に縁が深いんですね。
でもね、それらの下げチン男達の存在無しにはこのディーバの存在も無か
った訳で、実に人生ってのは上手く行かないものですね。
彼女の悲劇的な人生を象徴するシーンとして心に残ったものにこういうのが
あります。
2008年のグラミー賞の授賞式でアメリカの会場とエイミーがいるイギリスを
回線でつなぎ、エイミーの受賞が決まって大盛り上がりのイギリスの会場
のバックステージで、受賞を喜ぶ幼馴染にエイミーが言ったのがこんな
セリフだったんです。

   「 ドラッグ無しじゃ、退屈なだけだわ 」

この時すでに引き返せないところまで来てしまっていたんですね、彼女は。
受賞曲が「リハブ」だった事もこの悲劇にアクセントを与えていたと言える
わけで・・・・・どうにもやり切れない思いがしました。
やりきれないけれど、この悲劇ゆえに彼女は伝説になる事が出来たとも
言えるわけで、「人生あれかこれか、あれもこれもって訳にはいかない」の
たとえの通りだわいなぁ・・・・・とひとりごちたのでした。

さ、仕事しよ。

2月9日(木)  峠じゃなくて海に行く
ある種無理をしてでも休みの度に「旅RUN」をする理由のひとつにコース
の変化ってのがあります。
自宅周辺を走ってもある意味コースは収斂されてきますね。
そうなるとここまで走って何キロ、あとのコースはここを通ってあそこを通過
して、してみるとあと何キロくらいの残りだね・・・・・と先が読めてしまうのが
つまらないんですよね。

でも今日のように雨がしょぼしょぼ降っていて、いくら明日は天気が回復
するよと言われても、な〜〜〜〜〜〜〜んとなく気がのらない時もあります。
という訳で明日の「縦伊豆RUN」は中止〜〜〜〜
でも走る事は走るんです。でもありきたりのコースは飽きた〜・・・
そんなワガママな私が思いついたヘンテコなコースは・・・・・・・・・・
とにかく自宅から出来るだけ真っ直ぐに走って海をめざそう!・・・・(笑)
これは千葉県知事が森田健作氏だから海を目指す訳ではなく、単純に
なんとなく、なんとなく・・・・です。

自宅から真っ直ぐに国道14号線を超え、東関東自動車道を超え、さらに
埋立地をどこまでもどこまでも走ると・・・・・・海で行き止まります。
ここまで10.1km。
これを折り返せば、へへ・・・、20km走の完成です。
明日はこのコースを午前中に走って、お昼ご飯は久しぶりに手のかかる
ものでも作ろうかなぁ・・・
それでは・・。

2月7日(火)  (無題)


2月5日(日) / C6試乗編・・・・・変?
ちょっとあいだが開きましたが例のシトロエンC6の試乗のお話をします。
日本国内でのフランス車の販売って最近どうなんすかね?
圧倒的に市場シェアではドイツ車の独走状態ではないかと思います。
なにせ昔っからフランス車とイタリア車は「イタフラ車」などと揶揄気味に
称され、その意味するところは「壊れやすい」というのが通り相場でした。
最新のシトロエンはいかに??

ショールームの中からC6が路上に出るのをショールーム内のいすに座っ
て待ってました私・・・・。
初めて見たよ、ショールームから車を引っ張り出すのをお客に見せるって
いうパフォーマンスを(笑)
事前に訪問時間を伝えてあったので、普通は車を外に出して準備しておく
もんなんじゃないの?・・・・どうでもいけどさ。
5分ほどして「お待たせしました」の声と共にC6に乗り込みます。
エンジンを掛けると・・・インパネに黄色い警告灯が点灯してます(笑)
これ・・・エンジンチェックランプじゃん。
「だいじょうぶですか?」と営業マンに尋ねたところ「動きますか?」と逆に
聞かれちゃいました(笑)
車の試乗の時の会話とは思えない・・・・・・
幸い車は問題なく動いており、エンジンがぐずる様子も皆無なので試乗を
続けます。
40kmまではアウディA8のエアサスのほうに軍配が上がります。
上がりますが、50km以上になると「おぉっと〜〜〜、これか!」・・・・・
正に浮かぶように走りおるわい・・・・と感心していると、もうひとつ警告灯が
インパネ内に点灯しました(笑)
今度はABSの異常を知らせる警告灯です。

ここに至って頭からバケツに入った氷水をぶっ掛けられた気分でした(笑)
いくら概観が好みでも、そのサスペンションメカニズムの特異性に興味を
持っていても、ここまで警告灯にお出迎えされちゃあ・・・買う気は失せるわな
やっぱり「三つ子の魂百まで」じゃありませんが「イタフラ車」は「イタフラ」だね
大変残念ですがシトロエンC6はこれにて脱落!!
でもね、世の中こんな事にめげたり、へこんだりしたりせずにハイドロマチック
搭載のシトロエンを維持し続けている方もいる訳で・・・・・・偉いもんです。
私にはとってもとっても無理!!

当然の様に試乗させてもらった店からのフォローの電話はありませんでした。
さすがにあの状況下での試乗を経験したお客に「いかがでしょう?ご検討
は進んでますか?」とは、余程鈍感か、余程ず〜ず〜しくないと聞けないよね
今回の様な「やる気」と「気配り」が無い営業が大っ嫌いなんだよ、俺はさ(笑
もって他山の石としなければ!・・・・と思いを新たにしましたよ、ホント。

2月4日(土)  縦伊豆RUN
東京駅を朝の6時33分に出発する名古屋行きの「こだま」は当然の事です
が各駅停車です。
しかし、この「こだま」の風情がなんとも言えずに味わいのあるものです。
のんびりしてましてねぇ、まったり感がイイのです(笑)

座席に座ってうつらうつらしている内に三島駅へ到着。
駅前から「東海道43次RUN」の時の着替えに利用した公園のトイレを
目指して歩いている途中で目についたマンション1階の駐輪場・・・・・
「ここでいいかな・・」と、駐輪場で着替えてRUN開始〜〜
結構寒いね、まだ朝は・・・・・・
綺麗な水が流れる桜川、川面に湯気が立っていました。
外気温はマイナスっぽい感じかな?
 
 「  桜川   川面けむりて   朝ぼらけ  」

その後下田街道に沿って走り、伊豆長岡を通過。
さらに狩野川に沿って距離を伸ばすと・・・「見えた!あった!城山!・・・」
懐かしい〜〜5月ごろは毎年この城山でクライミングしたものです。
下からのアプローチが楽なんですよね、この岩場は。
大仁のどこぞの庭先に梅がちらりほらりと咲いているのを見て一句でました。

 「  早咲きの  梅くっきりと  季節分け  」  昨日は(季)節分です。

大仁の先で狩野川を渡って15.6km。
残りの4km弱をゆっくりと走って無事に修善寺駅に到着して1回目のRUNは
終了しました。 
 
その後、修善寺駅から三島へ伊豆箱根鉄道に初乗車。
駿豆線・・・・・すんずせん、と車内に表記がありました。
駿府と伊豆を結ぶのでそう呼び習わしているのでしょう。
って事は、他にも路線があるのかな?・・・帰宅後調べましたら大雄山線って
のがありました。
面白いね。

朝の寒さにはちょっと驚きましたが、RUN中盤からは割りと暖かな日和で
して、風も穏やかでして正に狙い通り・・・・・・暖かな場所を走って、乗った
事の無い電車に乗りましょう・・というプランに沿ったという意味でね。

さ!次回はちょっときついぞ!
修善寺駅発、はまぎぃ〜〜〜♪ごぉ〜おえぇ〜〜〜♪・・・・ません(笑)
天城峠は越えずに、超える直前で丁度20kmなんだよね(笑)
天城峠旧道入り口近くのバス停・・・水生地下・・・・・なんて読むの?
とにかくここまで、距離20km、標高差550m超を・・・・・登ります。
 
はまぎぃ〜〜〜♪ごぉ〜おえぇ〜〜〜♪  しつこい?(笑)

2月2日(木)  開いた口が塞がらない映画
昨日の事ですが「ザ・コンサルタント」という映画を見てきました。

主演はベン・アフレック。
子供の頃高機能自閉症だったのですが、様々な努力やトレーニングに
よって今じゃ立派な会計士・・・・・・
とは表の顔で、実は裏で闇の組織の会計も担当し、凄腕の殺し屋でも
あるのでございます。

さる人工四肢を作る新興企業の使途不明金の調査を請け負った主人公。
不正会計操作を突き止めます。
その責めを負うかたちで、CFOは自殺。
その不正会計の奥にあるさらに深い闇を追及しようとする主人公でしたが
調査半ばにしてCEOに強制的に契約の打ち切り、調査の中止を告げられ
ます。

その後も独自に調査を進めていくうちに見えてくる本当の敵の正体。
だいたい想像付くでしょ?
調査の打ち切りを指示したCEOに決まってるじゃん!月9並みの展開だよ
あきれ返るのはCEOの自宅に乗り込む主人公と、CEOの警護を任された
これまたその道のプロ(凄腕の殺し屋ね)の一騎打ち〜〜〜〜〜!!!!
ところがところが、殺すか、殺されるかのその刹那!!
「あ!兄貴〜〜〜〜〜〜」と警備側の殺し屋。
「お!弟よ〜〜〜」と主人公。
互いに消息を掴めなくなって幾星霜、まさかこんなところで兄弟の再会とは
!!!

見ているこっちはまさに!今日のタイトル通り!!(笑)
なんだい?・・こりゃ一体!???
という様な、久しぶりのダメダメ映画でしたねぇ・・・・久しぶりの星1つ!
見ちゃダメだかんね!(笑)

明日は「縦伊豆RUN」の1回目、三島駅から修善寺駅までの19kmを
走ってきます。
昔、城山って山でロッククライミングしたっけなぁ・・・・懐かしい〜