【2016年11月】

11月26日(土)  月曜日が楽しみ♪
例の「にぃながやましずRUN」ですが、前回穴山駅をスタートし、七里岩を
下って韮崎。
さらに歩を進めて白髪ジョガーに今回のコースのヒントを与えてくれた
甲府第一高校の校門前を通過し、JRの甲府駅までを走りました。

さて、今度は月曜日に甲府駅をスタートし、鰍沢口駅までの20kmを
走ります。
自身が落語好きの割には「鰍沢」」は初訪問です。
まさかに落語の鰍沢のように雪で道に迷う・・・・なんてことはないでしょう
けれどもね(笑)
今回のランニングも考えてみればあと残すところ4回です。
年内にGOAL出来るのは間違い無さそうですんで「区切り」としては
なにやらつきますね。

おぉ!甲府からのルートで利用する事になる身延線も、その昔山登りで
「下部温泉」に出かけた時以来だなぁ〜
大学生の頃なので30年以上前の話です。
下部温泉駅の待合室に写真が1枚、壁にかかっていたのを今でも憶えて
います。
蒸気機関車の前でポーズをとっていた美人女優さん、当然写真はモノクロ
誰だと思います?・・・・その女優さん。
答えは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清川虹子さん!!でした。

当時の私にとっての清川さんは「復習するは我にあり」に出演していた
清川さんでしかなかったので、写真の若き日の清川さんは「うそぉ!?」
と声が出るほど若く、かつ美しかったので余計に憶えているのでした。
残念ながら今回は下部温泉には立ち寄りませんけれどもね。

旅のお供は村上春樹さんの「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
です。
自宅にかなり以前から置いてあったのですが、なぜか未読でした。
現在上巻の半分くらいまで読み進めており、ようやくいつもの
「村上ワールド」っぽい雰囲気を楽しんでおります、はい。

さて、仕事しよ。

11月19日(土)  エンドロールを最後まで
どんなに出来の良い映画でもエンドロールの途中で席を立つ方は何人かは
いるものですね、映画館広いですからねぇ・・・・
ところが昨日見た映画では見事に!だたの一人ですら照明が館内に戻る
まで席を立ちませんでした。
長年映画を見ていますが、これはさすがに初体験でした、はい。

皆を席に縛り付けたその映画は!?・・・・ドラムロー〜〜〜ル!・・・
ドゥラララッララララッラアラアララララッラララッラアッララララララララ・・・・ドンッ!

「この世界の片隅に」・・・・でした。

広島から呉へお嫁入りした主人公、すずさんの目線から描かれた戦争と
日々の生活。
一言で言ってしまえばそれだけの映画なのですが、なんなんだろう?・・・
このジワジワと胸に溢れてくる思いは・・・・・・

戦争中とは言え日々の生活は続くし、生活をしている以上感情のもつれも
生じる、逆に笑いも起こる・・・・・・そんな当たり前の事が当たり前に描かれて
いるのですが、主人公すずさんのなんとも言えないほんわか、ほんのりした
空気感にやられてしまうのですね、これが。

と同時にやはりそこはそれ戦争してますから、山に囲まれた平和な理想郷
としての「箱庭」のような呉と言う都市にも、山をはるかに越えて爆撃機が
襲来し町を、港を破壊します。
それが私には「箱庭理想郷」を蹂躙する「禍々しい破壊神」の様にも思え
たのでした。
当然「死」が、気が付けば身近にそっと寄り添ってきます。
そしてその死はすずさんの傍にも・・・・・・・・・・・・・・・・後は映画見て下さい

TBS,毎日、朝日チックな「だから戦争は良くないんですよ!」
「駆けつけ警護絶対反対!」的な?・・・・・・そんなんでない静かな静かな
反戦映画・・・・とカテゴライズするのもヤダな、俺は。
じゃあこの映画はなんだろ?・・・・・おぉ!ひらめいた!・・・小津安二郎が
アニメーションを作ったらこんな感じになるのではなかろうか。
うん!近いです。  当然、星、5つ! いい映画見たです。

11月17日(木)  スタスタ
さすがに平日8時過ぎの清里駅に降り立ったのは私一人でした。
駅前のちょっとしたスペースで着替えてRUN開始。

ひたすら下って下って下って下って・・・・中央高速道路をくぐったポイントで
18.5km。
そこからは国道を韮崎方面へ進み、途中で穴山駅方面へ右折。
坂道を登りにのぼって予定よりもかなり早めに駅に到着しました。

後は着替えてホームで電車を待ち、やって来た電車に乗り込み小淵沢へ。
車窓から色ずいた柿が生っているのが・・・おっ!あっちにも!おっ!こっち
にも!・・・・季節なんだろね。

頭の中にいくつかの発句カードが出てきました。
 
柿  秋空   生る   八ヶ岳  小春日和  たわわ  

こいつをスタスタスタ〜〜とトランプよろしく切ります。
出てきた答えはこんな一句です。

  「  柿生りし  枝重々し  小春かな  」   おそまつさまでした。

今朝になって足がちょっと痛い・・・・・下りは足にくるんだよね。

11月14日(月)  旨い話には裏がある
今の車の前の車・・・・メルセデスW211を購入した店のHPをふと見ると
W221、Sクラスを発見しました。
2011年式の2万キロ走行の黒のショートボディーのS550です。
これ、すごいですよ。
V8 4.7リッターエンジンにツインターボ付き!435馬力!!・・・ときたもん
だぁ〜(笑)
担当だった営業君に電話して「試乗したいんだけど・・」と話すと快諾して
くれました。

買い換えるのかって?・・・・・・今回は無し!
何でかってのが今回の話の眼目です。
435馬力と聞いて、どんな車だろうと期待して試乗に臨んだのですが、案
に相違して実にパッとしないエンジンでした。
いわゆる「眠いユニット」ってやつ。
乗り心地はSクラスの名に恥じないものでしたけれども、エンジンがなにせ
眠い。
オーダーを取りに来るのが遅いファミレスのお姉ちゃんみたいな感じ?・・・
なんのこっちゃ(笑)
つまりはね、打てば響く!・・・・・とは真逆なんすよね。

これはね、恐らくはね、直噴化されたのが原因ではなかろうかと思うんです
よね。
巷間様々な噂が流れている直噴エンジンですが、今回の固体も新車から
7年経過でしょ?・・・・車検を最低1回は通してる訳ですね。
でもね、タイヤをみるとコンチネンタル・・・・新車の時のタイヤがそのまんま
前輪なんか坊主に近いコンディション。
タイヤに気を配らないドライバーが、直噴エンジンだから・・・ってんでマメに
エンジンオイルを交換していた・・・・・・なんて事はある訳も無く、まず間違い
なく「乗りっぱなし」な個体かと思われ、それゆえ眠いエンジンとも思われ
カーボンがバッチリエンジン内部に堆積しているかもしれず・・・・・・
う〜〜〜ん、やっぱり新しいテクノロジーってやつは中々に問題在りなんで
しょうな。
燃費も最高!レスポンスも迅速!エンジンオイルも2万キロもちます!・・・
なんて直噴エンジンはないんだな、コレガ。
してみると燃費は悪いけれど思ったように加速してくれる、常識的なオイル
交換インターバルの従来型エンジンの方がいい!・・・って事です。
しかし周りを見渡せば「直噴エンジン」だらけですよ〜〜〜
どうなるんだろうね?・・・・

私は水曜日、従来型のV8エンジンをブン回して「にぃながやましずRUN」に
出かけるとします(笑)
今度は清里駅から23km先の穴山駅を目指します。山下りのRUNです。

11月12日(土)  今こそMTを!
ここのところ立て続けに老人の方の運転による自動車事故が起きています
ね。
認知症だったのではなかろうか?・・・・との推測もなされているようです。

ある年齢以上になると運転免許更新の際、認知症の検査も行われて
いるやに聞いていますが、そんな対策よりもより効果があるのでは?
と個人的に思っている対策を発表します。

それはね、今日のタイトル通り。
ある年齢以上になったら強制的にマニュアルミッションの車しか運転させない
という対策です。
マニュアル車ならばコンビニに駐車しようとする際、アクセルから足を離す、
ブレーキを踏みながらクラッチを踏み込む・・・・・このクラッチを踏むという
行為が重要だと思いません?
クラッチ踏んどけばアクセルとブレーキを間違えて踏んでも大事にはなら
ないでしょう。

第一、三つのペダルを2本の足で操作するのがマニュアル車ですから
オートマ車のように漠然とした意識で運転することはありません。
って事は脳への刺激が絶えず発生し、認知症なんぞになっている暇が
無い!
んね?・・・いいでしょ?
マニュアル車を運転出来ない老人はどうするのか?・・・・・って?
そういう人はそれこそ免許を返上すればいいだけの話です。

交差点でヒールアンドトゥーを決め、かる〜くカウンター当てながら走って
くる車のドライバーが85歳のおじいちゃん、おばあちゃん、だとしたら・・・・
相当面白いと思うぞ(笑)
ボケェ〜〜〜〜とAT車を運転している若い諸君!頑張ろう!(笑)

11月10日(木) / 持ってる持ってない
金曜日は生憎雨の予報。
「それなら水曜日に行くかっ!」とばかり昨日走ってまいりました。
今回は自家用車で小淵沢駅へ。
小海線で海尻まで戻りRUN開始〜〜
さすがに1370m・・・・だったけな?・・・JRの最高標高地点手前からは
風花が舞っていました。気温はマイナス1℃。

  「  風花も  舞うや踊るや  冬日かな  」

清里駅前のきれいなトイレで着替えて小淵沢駅へ戻り帰宅しました。

帰路の車中で時折流れるニュースをラジオで聴いて「まさかトランプ当選
はあるまい、選挙人の数の多い州を取ればやっぱりクリントンでしょ・・・・」と
タカをくくりながら帰宅。
4時前にニュースを見ながら自宅で遅い昼食を摂っていた頃には大勢は
決していました。

ま、結局クリントンは何かを持っていず、トランプは何かを持っていた・・という
事なのだろうな、とは思いましたが、そのトランプの持っている何かも、
今回の勝利とトレードオフで当人の気が付かないうちに手元を離れている
かもしれず・・・・・ど〜〜〜なるんでしょうか?(笑)知りゃしません、私は(笑)

でもね、ひとつ言えるのはみんな心配している程ひどい事にはならないん
じゃないかって事。
黒電話の受話器みたいなヘアスタイルの坊やが統治する隣の国じゃある
まいし、議会もあれば経験豊富な行政官もいるでしょうからね。
独裁は許されない政治体制ですもん、日本の新聞、マスコミは危機を煽っ
て飯を食う連中ですからね、心配ないですよ、ええ。
馬鹿じゃ長年生き馬の目を抜く不動産業界で飯食ってこられなかったで
しょう。
まずでかい事を言って、ハッタリかませて、相手を鼻白ませてからの〜〜
交渉なのではないのかな?そういう業界の様に私は思えるのだな・・・・・
トランプ大統領、ちょっと楽しみです(笑)
約束とか公約とか平〜〜〜気で反故にしても「蛙の面にしょうべん」なのでは
ないのかな〜〜〜トランプさんは・・・・それもまた楽し!・・・ですよ、ええ。

11月7日(月)  それでソフィー続き
「芸人に上手も下手も無かりけり、行く先々の水に合わねば」
どんなに芝居上手な方でもはまらなかったり、逆に下手な方でも妙に役に
はまったりして好評を博したりね・・・・・よくある話ですな。
その伝でいけばメリル・ストリープは明らかに「上手」な人の範疇に入り
それについて異論を唱える人はまずいないと思われます。

若い頃のメリル・ストリープの印象を一言で言うと「華奢」だと私は思うのです
特にその色白な肌や、触れば折れそうな鼻梁など、女性としての豊潤さや
肥沃さ、豊穣さ、などとはちょっと一線を画す様な?
コワレモノ注意な感じが私にはどうにもこうにも・・・・・・なんだよなぁ〜

無論どのシーンのどのアングルでもよくよく観察すればとてもとても細かに
プランニングされた演技だな・・・と唸らされます。
でもね、本当にすごいのはそんなに映画や芝居を数見ていない方・・・・・
見下手な方(?)にとっては単純に上手い!・・・・と思わせる芝居をして
おいて、他方、見巧者な方が見ればその奥にある細かな細かな・・・・・
たとえばそれは唇のわずかな歪ませ方だったり、目線のわずかな移動だ
ったり、骨ばった手の表情だったり・・・・まぁまぁ在るは有るは・・・・

くやしいのはそれらの芝居の奥に「どう?これだけの芝居、そうそう見られる
もんじゃなくってよっ!!」というメリル・ストリープの声無き声が聞こえてくる
気がするのが私が彼女を好きでない理由なのだろうな(笑)
つまり、一言で言えば「上手すぎて嫌い!!」という結論になるのですね。
芸事ってのは難しいものです。

最後にメリル・ストリープの本質を突いている小噺をご披露して店じまいと
いたします。

「毎年のアカデミー主演女優賞で、大して良い芝居とは思えない女優が
 受賞することがあるけれど、あれはなぜだろうね?」

「知らなかったの? 芝居が上手いだけで受賞するようにしたら毎年
 メリル・ストリープが受賞しちゃうからさ!」

なるほどそうかもしれませんね(笑)

11月6日(日)  それでソフィー
ちょっと修理のほう、余裕らしきものが出てきたような気がします。ふぅ〜〜
さてと、「ソフィーの選択」ね。

アメリカはNYに小説家を志して出てきた南部出身の主人公は下宿先で
さるカップルと知己を得ます。
そのカップルの女性がソフィーと言う名のポーランド移民。
彼女の父親と夫はユダヤ人を庇ってナチに殺されたのだそう。
自分が生んだ娘と息子も殺された・・・・・・・と言っていたのですが、そこには
深淵の見えないソフィーの心の闇が隠れているのでした。
実はソフィー、アウシュビッツに到着した時に酔った将校にからまれます。
その時に自分はユダヤ人でもなければ共産主義者でもない。
ポーランド人でありカトリック教徒なのだ、と嘘をつきます。
それに対してドイツ人将校が二人の子供のうち一人を選べ、そいつは殺す
残る一人は助けてやる・・・という究極の選択を聖書の故事になぞらえて
彼女に与えます。
自分の二人の子供のうち殺される子供を自ら選ぶことになったソフィー
自分の傍で身体を震わせ立っている息子か?
自らが抱きかかえ、今にも泣き出しそうな表情を浮かべる娘か?
彼女は数十秒の間に答えの無い選択を迫られ、ほぼ脊髄反射とも言うべき
感覚で娘を差し出してしまうのでした。
この原罪を心の奥に仕舞い込んでいたソフィーは、物語の最後で心を病ん
でいたボーイフレンドとベッドに横たわり、毒をあおって自裁する事でよう
やく心の安寧を得ることが出来たのでした。

映画も長けりゃ、説明も長いね(笑)
さてこの映画のメリル・ストリープがなぜすごいのか?
そんなすごいメリル・ストリープをなぜ私が苦手としているのか?
続きは次回にでも・・・じらしているのかって?
いやいや、修理後の50年前の手巻きブライトリングのクロノグラフの針の
位置が微妙にずれているのを発見しちゃったんで、これ、直さないとさ(笑)

11月5日(土)  景色の良いのも良し悪しだよ
映画「ソフィーの選択」の話は明日に日延べ。
今日は昨日出かけてきた「にぃながやましずRUN」のお話です。
結構な数の高校生諸君と一緒に降り立った「龍岡城駅」。
空気はひんやり、天気は晴天!雲ひとつ無しの正調秋晴れ!

じみぃ〜〜〜〜に上り坂が延々と続いていたのが昨日ルートの特徴でした
20kmで340mの標高差を登りますんでね。
八千穂を過ぎると傾斜もやや増してきましたが、足が止まることもなく順調
に距離を稼ぎました。
無事に目的地の海尻駅に到着したのは電車が来る25分前。
残念ながら駅に水道、トイレの施設は無し。
そのまま待合室で着替えて小海線小淵沢行きに乗り込みました。
丁度、紅葉のベストな時期でしたねぇ・・・千曲川沿いの名も無き低山の
全山燃え立つような紅葉を皆さん車中から写真に収めていました。

  「  名も知らぬ  山紅(くれない)に  燃え立ちぬ  」

1時間ほどの乗車時間の後、小淵沢駅へ到着。
特急あずさの乗車券とビールを手に2番線ホームへ・・・・・・・
真正面に男性的な権現岳と、85cmCカップのおっぱい・・・・の様な(笑)
女性的な編笠山がホームから真っ青な青空を背景に、何の障害も無く
隅から隅まで見渡す事が出来ました。
「両方登ったけれど、やっぱり俺は権現岳のほうが好きだなぁ・・」などと
山のほうを見ながら歩いていると突然!頭にガツン!!と殴られたような
衝撃が!!!!・・・・・・
気が付けば山に気を取られてホームの鉄の柱に頭を結構な勢いでぶつけ
まして・・・(笑)
ガィ〜ン・・・って音しましたよ当たった瞬間(笑)
これ以上頭には衝撃を与えたくは無いね、ただでさえ出来の良くない脳みそ
なんすからね。
こぶ?・・・・・おでこの左に出来ました。

  「  編笠の  やうなこぶをば  そっと撫で  」 形が似てたんす(笑)

さて話題に事欠かないランニングですが、次回は!
「海尻駅」を出発し、いよいよJR最高標高地点への登りルートです。
次回も20kmの走行距離で350mの標高差をこなします。
目的地は清里駅。
2016年時点の秋の清里・・・・・・・侘び寂び溢るる雰囲気ではないかと・・
つわものどもが・・・・・・ではないかと・・・・(笑)

今度はね、前見て歩きます(笑)

11月3日(木)  反芻する映画
いい天気ですねぇ〜。
昨日は曇天のもと店に来て(笑)調子の出ていないセイコーの30日巻き
柱時計の分解掃除(オーバーホール)をやり直し。
これは私の施工したものではありません。
人の施工した修理のやり直しなのですが、これがっ!これがっ!!・・・
なにもそんなに力を入れなくたっていいんですが(笑)これが勉強になるんで
す、実にね。
おかげさんで今日の段階で調子良いです。

帰る途中でツタヤに寄ってDVDを数本レンタル。
スーパーでポトフの材料を購入し帰宅しました。
ポトフは煮込めば煮込むほど美味しくなりますから、じっくりじっくり時間を
かけながら作ります。
その間私はビールをゆっくり飲みつつDVDをセット。
 
  「 ソフィーの選択  」という、ちょっと古い映画です。

タイトルは良く知っているし、名画である事も了解しているけれどもなんとなく
見る機会がなかった・・・・・・という様な1本でした、私にとってはね。
ついでに言うと主演のメリル・ストリープ・・・・・あんまり得意な役者さんでは
ありません。
特に若い頃のメリル・ストリープはね・・・・・なんでだろ?・・・・苦手なんす。

結果、この「ソフィーの選択」という映画は私にとって今日のタイトル通り
「反芻する映画」となった訳です。
皆さんもありませんか?  出来の良い映画を見た後、あれやこれやの
シーンを思い返したり、内容についての解釈や監督の意図を考え込んだり
する事。
いい映画に限って私はこの反芻作業を楽しんでいます。

おぉっとぉ、内容について進もうと思ったら時間がなくなっちゃった。
続きは休み明けの土曜日にでも・・・・・そんじゃ!

11月1日(火) / 前撮り?
大学2年生の娘は今年の12月で晴れて20歳になります。
早いものです。

普段は大学の近くの横浜で一人暮らしをしておりますが、先週末に戻って
きました。
何事?・・・・と思ってましたら「前撮り」なんだそうです。
前撮りとはいったい????
要は成人式の当日は、やれ頭を結って、やれ着物を着て、それ写真を撮って
式典にも出席して・・・・・となるとてんてこ舞いになってしまうので、事前に
頭と着物を写真撮影用に準備して、成人式前に写真を撮ってしまう事を
「前撮り」というのだそうな。
なるほどね。
詳しいことは姉に任せていたので私は必要経費を出すだけです。

日曜日に仕事が一段落したタイミングで台所でコーヒーを淹れていましたら
振袖姿の娘が帰ってきました。
中々振袖が似合ってまして、ふと胸をつかれましたがそこはそれ・・・へへ
感情表現が苦手なお父さんの事、大笑いしつつ「なかなか似合うぞぉ」と
褒めてあげました。
なにせ素直な、本当に素直ないい娘なんで「嫁にはやらんっ!」とは言い
ませんが、私の中での結納金期待額が高騰したのは言うまでもありません
です、はい(笑) へたな男にはやらんっ!(笑)

にしても言っても言っても詮なき事ですが、亡くなったカミさんに娘の振袖
姿を見せてやりかったなぁ・・・・・グスン。

  「  振袖の  むすめの姿  まぶしけれ   」  素直にそう思いました