【2015年3月】

3月28日(土) / ビクッ!!・・となった。
デモやある種の抗議活動の際は当然の事、スローガンってものが眼目にな
りますな。

鉦と太鼓で「♪げ〜〜んぱつ、反〜〜〜対♪」ってのも間が抜けてましたが
「 I CAN‘T BREATH〜」っていうアメリカのそれは、被害者である黒人
男性の末期の叫びをそのままスローガン化したものだったですね。
でもなんかスローガンとしてはイマイチパンチに欠けたものであったようも
無責任ながら思えたものでした。

なぜこんな話をしたのかといいますと、昨日たまたま視聴したDVDの
テーマが白人警察官による黒人容疑者・・・・・とも言えない人物への不当
な扱いのそれだったからです
タイトルは「フルートベール駅で」というもの。
フルートベールはアメリカのカルフォルニア、オークランドの駅の名前です。
カルフォルニアにも電車、走っていたのですね。
てっきり車オンリーかと思っていました。
実際に主人公も車で行こうと決めていたのですが、母親からの一言で
電車移動に変更・・・・・・・・したのが悲劇の直接のきっかけとなってしまった
のは誰にも避けられない運命というものでしょうね。

大晦日から新年へのたった一日の主人公の行動を軸に、やがて迎える
悲劇へ静かに、しかし足取りを確かに収斂していくというプロットは事実をも
とにしているとは言いながらたいしたものでした。
電車の中でのささいな争いが元となり主人公は警察官に不当に逮捕され
ます。
その過程の中で白人警察官が主人公の背中から銃弾をたった1発撃ち
込みます。
 
 パンッ!

という乾いた音が新年を迎えて間が無い夜のホームに木霊した瞬間、
見ていた私も身体が、思わず、ビクッ!!としました。
ドキュメンタリーっぽく作られたその映画のテイストのせいかもしれませんし
「この展開でなぜ発砲する必要があるのか!?」という衝撃のせいもあり
ます。
相当映画については「すれっからし」な私でもこれには驚いたですわ、ホント

この悲劇の原因は格差なのか、当人の努力の足りなさなのか、アメリカと
いう社会の構造的問題なのか、偶発的なトラブルだったのか・・・・今となって
はそれ論ずることも意味のある事とは思えないようにも感じます。
なんだかやり切れない思いを新たにする・・・そんな映画でしたね。

星?・・・・・決まってるでしょ・・・星!・・5つ!満点です!!(笑)

3月24日(火)  温ったかでした
昨日走った「糸魚川ファストラン」、一体何回目のランだろう?
指折り数えて・・・・ちょうど10回目でした。
そういえば国号20号線を諏訪へ向けて走ってる時、東京から200kmとい
う標識が出てきましたっけ。

事前の天気予報では冬型の気圧配置の戻りで気温が5度前後、風速が
4mって事ですので体感温度は1度!
寒さに対する覚悟を決めて、午前7時の新宿駅で特急あずさに乗り込んだ
時は妙に暖かかったです・・・・・かしいな?
小淵沢で特急を降り、ホームに降り立って各駅停車を待ってる時もそんなに
寒くないぞぉ??風はそこそこ吹いているけど???
最終的に富士見駅のバリアフリートイレから飛び出したときには・・・寒くない
んだなぁ、これが・・・(笑)
寒くて震え上がるよりはいいけどさ(笑) ちょっと肩透かしでした。

富士見峠までちょっとした登りをやり過ごした後は、もう、諏訪湖に向かって
下る下る・・・・・
それでも諏訪湖自体もそこそこの標高ですのでね、だらだらとした下りなんで
膝への負担も少なくて、こりゃ楽だ!
25kmを2時間半ちょいでこなしました、オジさん頑張った!(笑)
到着地点の下諏訪駅のバリアフリートイレで着替えたのですが、さすがに
湯所、諏訪!バリアフリートイレの蛇口から温泉なのかな?温かなお湯が
出てきたのにはビックリ仰天(笑)
ありがたし、ありがたし・・・・
走ってる時も温ったか、走り終わりも温ったかなランニングでした。
あずさの車内で久し振りの走り終わりのビールをグビグビ〜〜♪ んまい♪

次回は塩尻峠を超えて塩尻駅・・・・までだと距離が短いんで、その次の駅
広丘駅までの20kmを走ります。
いよいよ松本盆地に入ります。
次回の旅のお供は、井上靖さんの「おろしや国酔夢譚」 これでいきます。

さてと、仕事すっかな。

3月22日(日)  スマート
知っている方は少なかろうと思う漫画、「大市民」ってタイトルの漫画です。
知ってます?知らないでしょうね、なにせ大昔の本ですもん・・・
柳沢さんって方が確か作者のお名前でした、確かね。
主人公はダンディーな中年男性作家。
この方が世の中の森羅万象に一家言持ち、世の中の不条理に憤る・・的な
漫画でした。
その中で主人公が男の人生に一番大切なもの、というかこれさえあれば
他は要らない!・・・という要素は・・・・「審美眼」だと言っていました。
何が美しく、何そうでないかという物の美醜についてのそれは言うに及ばず
生き方や物事の捉え方、考え方、持ち物のチョイス、食事の摂り方等々、
すべてにおいて審美眼が必要だと説いていました。 

他方、先日読んだいつものBOOK OFF本(笑)
司馬遼太郎さんの街道を行くシリーズの・・・・42巻だったかな?
三浦半島記という本を読みました。
鎌倉時代から秀吉、家康の時代へ・・・その後幕末の小栗から明治の海軍
創設、山本五十六まで、まぁその歴史的な知識の豊富さ、詳細な情報の
充実振り、三浦半島という極々小さな半島を舞台にこれだけの司馬風歴史
絵巻を提示してくれるその才能に驚きましたけれども・・・
そんな中で自身は陸軍に従軍していた司馬さんが、日本海軍のいい意味で
日本離れした体質について語っていました。
丸々イギリス風を輸入したんだそうですね、それゆえ陸軍のような土着の
香りとは縁遠かった訳か。
そんな日本海軍の教えはただひとつだったそうです。
「日本海軍士官はスマートたれ」・・・・・こんだけ(笑)
このモットーを見てもナニヤラ日本離れしてますなぁ・・・・

んじゃあ、スマートって一体どういう事?・・・って命題に必然的に突き当たり
ますよねぇ?
私、考えたんです。スマートとは審美眼ではないかとね。
なにが美しく、どういう状態が醜いのか、他人から指摘される事無く、自ら
判断し、律する事が出来る事、もしくはそういう精神のあり方こそがスマート
というのではないかと・・・へへ・・・・偉そうですがね・・・。

ですのでコピーのロレックスをお持ちになってですね、「修理してください・・
えぇ〜〜??・・・なんでコピーだと修理できないのぉ〜?」とかですね
そういう事は言うのは止めましょうね(笑)
スマートじゃ無いでしょ?その思考回路がね・・・・・
審美眼を持ちましょう!
コピーの時計を身につけるくらいならば、いっそ時計なんて捨ててしまった
方がいっそ身体も精神も身奇麗になろうってもんだ、うん!

偉そうに語りつつ明日は諏訪湖まで走ってきま〜〜す、ちょっと冷えそうだな

3月21日(土) / これは・・だな
映画を1本見てきました、昨日ね。
「アメリカン スパイナー」という作品です。
実話なんですが、主人公の行く末が新聞報道を通してネタバレしていたのは
仕方がないとしても、この映画は・・・・だったな。

戦場っぽく仕立ててあるけれど、どこかセットの香りが濃厚で・・・
酒場で知り合う主人公と、のちに主人公の奥さんになる女性との出会いも
なんだかテンプレートで・・・・
しょうがねぇか、これは実話なんだろうから・・・・・
生まれた赤ちゃんを主人公が抱くシーン・・・・・・おいおい!・・・・その赤ち
ゃん、人形でしょ?・・・・人形!!
なんかの「シバリ」があったのかな〜?

個人的には映画ってものは、映像は当然ですが、プロット、役者、音楽、小物
ありとあらゆる物に気を配り、意識をめぐらせて作るものでしょ?
見るほうもそれだけ気を配って映画全体を享受、あるいは身の内に入れよう
と思って見ているんだがなぁ・・・・・・
これじゃあ正直がっかりです。

まぁ〜ね、主人公の悲劇的な人生の終焉を知らずにこの映画を見たならば
敵方のスパイナーとの間の撃った、撃たれたの緊迫度が多少上がったで
しょうし、敵方スパイナーを愚かな争いを続ける人間に対する「神」の怒り
のメタファと捉えると、主人公は神をも手にかけ、勝利する訳でね。
神を超えた存在なのにあっけなく最後を遂げる・・・・その落差がも〜〜ちょ
っと演出で何とかならんかったのかなぁ?
主人公が最後にその目で見た景色はどんな景色だったのだろう・・・これは
この映画のテーマから言っても見たかったんだがね。
エンドロールで葬儀の模様の実写フィルムを延々流すのなら、別の演出・・
あったろうと思いますな。
イーストウッド監督、ちょっと多作過ぎて疲れちゃったのかな?
星!・・・・・・2つ。

3月19日(木) / ど〜なった!?
いつもの様に6時14分初の高尾駅から松本行きに乗り込みました。
前回到達地点の日野春駅までは2時間の乗車です。お尻が痛いね、少し。
昨日の北杜市は温かでしたぁ。
走り出しの8時半過ぎで気温は11℃、道沿いの梅もつぼみを開いてました。
 
 「 ほたほたと  白梅咲きて  春甲斐路 」 ほたほた、なんだよね(笑)

当初のコースを変更し、まずは日野春駅から急坂を100mほど下り国道20
号線へ・・・・所々現れる旧甲州街道の町並みも楽しみながら白州へ・・・
おしゃれなカフェとかあるのね、ちょいとビックリ。
いくぶんかは楽だろうと推量した20号線コースでしたが、こちらの思惑を
無視するかの様に地味に地味に上り坂が続きます。
右手には八ケ岳のうち編笠岳と権現岳が残雪を纏った姿を見せてくれて
ます。
左手は甲斐駒尾白川本谷と鋸岳ね、尾白川本谷もその昔登りましたっけ。

そんな地味上り坂に体力をじわりじわりと奪われながら辿りついたのは
「道の駅 蔦木」。
トイレをすませ、水分補給、食料補給もかねて「おやき」を購入、旨かったぁ
その後も登りをこなしつつ富士見駅に無事到着〜〜
帰宅後調べたところでは456mの標高差を登りきった訳で、道理でキツイ
訳です。

次回は標高を徐々に下げながらのランになりますので今回よりも遥かに
楽です。
富士見〜茅野〜上諏訪〜下諏訪駅までの24km
高尾発の各駅停車はもう飽きた(笑)
次回は新宿駅7時始発の特急あずさで移動します。

え?何か忘れてないかって?
あぁ〜〜受験の結果ね。
いつものサウナに寄ってから帰宅しましたら、娘、泣いてました。
残念でした・・・・でしたが、今日になって学校に問い合わせたところ繰上げ
合格者は無し!・・・・との事でしたのでサッパリしたもんだ、こりゃね。
これにて収まるところへ収まりました・・・・・大変にお疲れ様でした。


3月15日(日)  これも開通効果
北陸新幹線で大騒ぎな連日ですねぇ。
個人的には誰に憚る事の無い天邪鬼ですので、今後数年は金沢には行く
まいと(笑)かたく心に誓っております。

それでも今回の開通で結構メリットを享受している部分も個人的にはあるの
です。
例の「糸魚川ファストラン」ね。
ご存じない方のために説明しますと、東京日本橋からスタートしたランニング
でして、取りあえずの目的地は糸魚川です。
走行距離350kmのランニングですが、いやなに、いっぺんに走ろうってん
じゃありません。
1回20〜25km程度をえっちらおっちら走り、尺取虫のように足跡を伸ばして
いくというランです。
現在の到達点は山梨市北杜市。

んでね、松本から先の大糸線ぞい・・・・ここら辺りになると北陸新幹線に
乗ったほうが早く着きまっせ!・・・とヤフーの乗り換え案内が教えてくれま
した。
例えば信濃大町ね。
ここに中央線経由で行くとすると到着は10時48分が最速。
ところが新幹線で長野まで行き、篠ノ井線で松本へ、その後辿り着く信濃
大町は10時20分なんだとか。

何?長野までだったら北陸新幹線は関係ないって?・・・・へへ・・・慌てち
ゃぁイケマセン。
信濃大町の次の到着地は白馬。
白馬となると乗り換え案内さんの提案はこうです。
北陸新幹線で糸魚川まで、そこから大糸線で南小谷経由の白馬に到着す
るのは10時14分です。
早いねぇ・・・・・
こうなるとランニングにも益々力が入ろうってもんですな(笑)

ま、慌てず騒がず、ぼちぼちと距離を伸ばすことにいたしましょう。
次回は水曜日。
天気がどうかな?・・・と心配していましたがどうやら走れそうなので行って
きま〜〜〜〜す。
今度のコースは日野春駅から富士見駅までの25km。
今回はきついぞぉ〜!登って下って登って下って、がっつんがっつん下って
がっつんがっつん登る・・・・ってIQの低そうな説明で恐縮です(笑)

とにかく大変な難コースなんです、でもタノシミでもあります(笑)

3月12日(木)  七里岩はきつかった!
久し振りに一句ご披露です 「 七里岩 あえぎつ登り オベリスク 」

七里岩というのは山梨県の韮崎を越えると現れる台地状地形の事です。
ちょうど諏訪湖を前方に見るとフォサマグナの右側にあたります。
ここが、道を間違え2kmほど余計に走っていたおっちょこちょいの白髪オジ
さんにはきつかった〜(笑)
あえぎあえぎ登ると左側には鳳凰三山の最北の山、地蔵岳の頂上の尖塔
オベリスクが小さく小さく見えるのです。
それを見たまま詠みました。
辿り着いたのは八ケ岳おろしが吹きすさぶ日野春(ひのはる)駅。
駅舎内に暖房が効いているのには驚いた!・・・助かりましたぁ〜〜

「お父さんの俳句にはいつも地名が出てくるよね」と、私の俳才の乏しさを
何気に鋭く指摘する娘のどうしても入学したいS女子大学の二次試験の合
格発表があったのも実は昨日のことでした。
入学試験を受けたのが47人なんだそうで、合格者は数名・・・・こりゃあ・・・
普通に考えれば無理でしょ・・となりますなぁ。
素直に村岡花子さんの母校に通うか・・・・・ちょっと遠いけど・・・などと思って
いました。
午後3時前に帰宅し、なんとなく家にも入らず庭の雑草を抜いていた私・・・
・・・・・・入りにくいよ、やっぱりさ。
合格!!・・・・・・となれば私が帰ってきたのが車を停める音でそれと知れ
る訳ですので、庭へ降りてきて「受かったぁ〜!!」となるでしょう。
しかし娘が2階から降りてこないのを見ると・・・・・・やっぱり狭き門であった
か・・・・と雑草を抜きつつぼんやりと思っていました。

ひと段落して2階へあがった私に「どうなったと思う?」・・・と娘。
逆に訊くぅ〜〜?(笑)
「ま、ご苦労さんでした・・・・残念だったね」・・・・と私。
「補欠」と娘の一言。
「補欠ぅ〜〜〜!? 二次試験で補欠、出すんだ」と私。

聴けば47人中、合格はたった2名だったのだそうです。
補欠は何人いるかは不明ですが、来週の水曜日の夕方!繰り上げ合格が
なされれば自宅の電話が鳴ることになっています(笑)
後1週間(笑)・・・・心ならずもひっぱります(笑)

改めてS女子大学の関係者の皆様!・・補欠を頂戴した池崎です!
当人、性格の素直さでは偏差値70越えです!(笑)
合格を頂戴しても決して損はさせません!
当人、大学では死ぬほど勉強するんだ!!と眦を決しております。
どうかひとつ!よろしくお願い申し上げます〜〜〜〜〜(笑)

3月8日(日) / いい卦?悪い卦?
昨日、娘の大学受験の全日程が終わりました。
今の時期の受験ですので、どうしてもあそこの学校に行きたい!・・か、もしく
は浪人だけは出来ない!・・・・っていう受験生向けの機会のようですね。

「(一般の受験が終わってからの)1ヶ月間の勉強はつらかった・・」とぽつり
とつぶやく昨夜の娘でありました。
結果はどうなるか!?
親とすれば当然希望する大学に入学できればいいのにな、とは思いますが
こればっかりはねぇ・・・・
それでも三軒茶屋にあるS女子大学の関係者の皆さん、これのコーナーを
読む機会があれば、どうか!池崎!・・・よろしくお願いします!(笑)
飛びっきり頭のいい子ではありませんが、気立てのよさと性格の素直さでは
国立選抜クラス並みです(笑)
寄付金その他も(笑)十分に考慮させていただこうかと(笑)思っています。

試験日の数日前、3mほど離れたゴミ箱に向かってごみを放り投げた娘。
大きく目標からそれたごみは、籐で出来たケースの角にいったんぶつかり
その後目標のごみ箱にすっぽりと収まりました。
それを見た娘は「・・・・だめだ!こんなところで運を使っちゃ・・落ちたな」と
言ってましたが、どうなんでしょうねぇ・・・いい卦の様にも思えるだけどな。

試験日当日、私より早く自宅を出た娘。
その後仕事に出かけるべく自宅の玄関の鍵を閉めようとした私にトラブルが
起きました。
鍵がね、回らないんです。
シリンダーが出ない、動かない・・・・・・しかたなく色々な稼動部分に潤滑油
を吹き付けてようやく動くようになりましたけれど・・・・これは何の卦?

鍵が閉まらない→ドアが開きっぱなし→いつでもドアは開いている!→
合格〜〜〜♪・・・・・という卦なのか。
鍵が閉まらない→ドアが開きっぱなし→物事が閉まらない、締まらない→
不合格〜〜〜涙・・・・・という卦なのか・・・(笑)
こればっかりはワカリマセンよね。

試験を終えた娘の感想ではちょっと厳しいんだとの事でしたが、はてさて
どういう収まりに相成りますか、この話のオチは今しばらく待たれよ〜(笑)

3月7日(土) / これだと楽だ
昨日いつもの「糸魚川ファストラン」に出かけました。
若干の変更を加えた移動プランはこんな感じです。
朝5時に自宅を自家用車で出発するところは変更なし、首都高速〜中央高
速も変化なしですが、降りるICは八王子です。
国道20号線を高尾駅まで移動、駅近くの時間貸し駐車場に車を停めて
高尾駅から乗り込む電車は6時14分高尾駅始発の各駅停車松本行きです。
この電車が6時54分に大月に到着するのですよ、ええ(笑)調べたのだよ。

これですと電車の中で少し仮眠がとれるんですな、車だとこうはいかない(笑
勝沼ぶどう郷駅に到着は7時18分でした。
雲が低く垂れ込め、冷たい北風が吹く中、下り坂をえっちらおっちら・・・・・
笛吹川近くになるとその坂も傾斜が緩くなります。
その後石和温泉〜山梨学院大学〜甲府駅前〜県立山梨美術館〜竜王駅
と移動しました。
到着地点の竜王駅は白眉でしたねぇ〜・・・ってのもその造形が凝ってるん
だね。
おそらくはモチーフは山梨特産の鉱物なのでしょう・・エッジ効いてたもん。
しかも建物の外壁のうちガラスの占める割合が多い・・・のは・・・・この部分
のモチーフは水晶かな?・・・・昇仙峡が近いもんな。
いずれにしても「鄙には稀な」デザインでしたので帰宅後ネットで検索する
とこの駅、世界的建築家安藤忠雄先生の手によるものでした、やっぱね。

先鋭的なデザインの駅のバリアフリートイレで(笑)着替えて甲府へ、甲府
から特急あずさで八王子〜高尾へ戻り、車で帰宅っと。
帰りも電車内で仮眠が取れますので疲労度はぐっと低くなりいい事ずくめ。
次回もこのパターンでいきます。
次回は七里岩(しちりいわ)と呼ばれる小淵沢から韮崎までの特徴的な
地形にそって日野春(ひのはる)駅まで、20kmを走ります。
後半の上りがちょっときつそうだな〜

旅のお供は谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」、これでいきます。
そいじゃ!

3月4日(水) / 爆買・・ねぇ
最近のニュースで一番首をひねったものは、例の「爆買」と称する中国人に
よる春節時期、日本でモーレツに買いまっせ!のそれです。

百貨店も去年の倍だ!4倍だとの見出しが新聞の紙面を賑わせていますが
よく読めば中国人向けの販売が倍、4倍だとの事。
全売上げが・・・って訳ではないんですな、当たり前だけどさ(笑)
それが「景気が上向いてまっせ!」的なちょうちん記事になっているのが
カチンとくるですよ、ええ。
その後よくよく紙面を読み進めると日本人による国内消費はほぼ横ばい
か、分野によっては昨年比でマイナスだと・・・・小さく小さく書いてあるんだな
これが(笑)
当たり前ですよ、日本はもうとっくに「縮みゆく国」になっているんだもん。
そんな日本人から見ると、今の中国人、「元気だねぇ・・・昔は私たちも似た
ような事してましたけどね」てってな感じですな(笑)

私が偉そうに語るまでも無く聡明な皆さんは分ってますでしょ?・・・こんなの
いつまでも続かないし、むしろちょっと迷惑と思う側面もあるって事。
なにせ香港でも本土人による爆買、相当に顰蹙をかって、なおかつデモまで
起きているとのニュースも目にしました。
同感、同感。

恐らくは世界中で似たような消費行動をとっているであろう中国人は残念で
すがワールドワイドに顰蹙をかっているのだろうな。
中国共産党にしてみればどんどん中国元を刷って刷ってすりまくる事でのみ
景気の下支えをし、中間層の政権に対する不満を消しこんでいかないと
やばいでしょうからねぇ。

今年は社内のばたばたでそれどころじゃないでしょうけど、大塚家具!(笑)
中国人向けの個別対応販売で、来年の春節こそ大きなビジネスチャンスと
して活用できるといいですね(笑)その時の社長は誰であれさ(笑)