【2012年1月】

1月28日(土)  こけた
二週間ぶりに気持ちよくRUNしていたのですが、後半13kmくらいの地点
で見事に流血レベルでこけました(笑)
自分で思った以上に足が上がっていなかったんでしょうね。
いや〜〜まいったまいった・・・・・・

その後「恋の罪」を見ましたが、これも「こけた」映画だったなぁ〜
園監督の考えるSEXをこれでもか!と見せられてもねぇ・・・
全ての男性が女性を支配下に置く様なSEXをしていましたが、あながち
そんなだけではないとも思えるのです。
中には支配されたい!という性癖の男性もいるでしょうしねぇ・・・そのあたり
がSEXというものの深遠さ、だと思うんですけどね。
女性はいつでもされたい。男性は女性を性欲の捌け口として支配する。
という極々ステレオタイプのSEXを延々見せられてもねぇ・・・・・ピクリとも
きませんよ、齢50にもなるとさ(笑)
愛が無いなら金を取れ!!・・・・・・・・ってなんだそりゃ??

でもね、映画を見る前に購入した角田光代さんの「曽根崎心中」は同じ
カテゴリーを扱う小説・・・・・実際には近松作品の現代語版ですが・・・・
よかったです。
お初が徳三郎となぜ心中したのか?心中というものが身近でなくなった
現代人にも「さもありなん・・」と思わせる力を備えた小説でしたね。
「恋の罪」を見た後だけに、余計にお初、徳三郎の「純」な部分が身に沁み
ましたよ、ええ。
もっともおじさんの心の奥の「純」な部分なんてものは、それこそ埃まみれで
ようやく探し当てても、埃をふっ!と吹き飛ばしたら、後には何も残らない
ってくらいのものですけどね(笑)

という訳で角田光代さんの「曽根崎心中」・・・・・お勧めです。

1月26日(木)  久しぶりに走ります。
私にしては珍しくRUNの間隔が開いてしまいました。

最後に走ったのは先々週の金曜日です。
その次の水曜日は天気は良かったのですが、前日の夜に娘とケンカした
関係で(笑)気分がむしゃくしゃしていたのでパス。
次の金曜日は雨でダメ。
次のRUNのチャンスは今週の火曜日でしたが、関東地方は前日の深夜に
雪が降りましてね、道路はカチンコチンに凍結しており、これまたダメ。
結局明日、2週間ぶりに走れます。
これだけ走らないと走る気満々です(笑)
寒いですが、気分良く、長距離を走れればなと思ってます。

その後は園監督のもう1本の公開作品 「恋の罪」という映画を昼から
見てきます。
例の東電OL殺人事件にヒントを得た作品の様です。
ちょいと楽しみです。

さてと、仕事に戻ります。


1月22日(日) / ヒミズの意味
映画「ヒミズ」の意味を知りませんでした。

日不見と書いてヒミズと読み、日を見ることが出来ない意味から転じて
モグラの事を意味するんですね。
50になっても知らないことが多いね、我ながら(笑)

んで、そっから転じてあれこれ考えました。

牛不食・・・・・・インド人

飯不食・・・・・・北朝鮮の人びと

知不得・・・・・・中国のネット利用者

政不得・・・・・・日本人

嫁不得・・・・・・バツイチの白髪ひげ職人(笑)・・・・ほっといてくれ!(笑)

定不欧・・・・・・ヨーロッパ金融危機・・・・これうまいね

油不要・・・・・・日産リーフ・・・・・・なんてのどうすか?

ま、話はそんだけですよ。雨も降って寒いんで仕事がはかどるでしょう、今日
はね(笑) 

1月21日(土)  私は好きですよ・
寒いっすねぇ〜。
昨日は平素あまり雪の降らない千葉でも一時降雪がありました。
雪の中走る程の根性はありませんので、朝、店で精度チェックの後は
ファミレスでゆっくり朝食を摂り、その後映画を1本見に行きました。
園監督の話題作「ヒミズ」

映画なんてものは、すべからく個人の好き嫌いですので、私にとっていい
映画でも、他の方にとってはそうでもない、なんて事が多く、事実昨日の
発券カウンターでも並んでいる方のほとんどが「ロボジー、大人1枚」な〜
んて言ってました(笑)
いいんだよ、ロボジーでもさ、でもお金出してみるより、1年半くらい経って
からTVの地上波で見るほうが現実的なような気もしますな(笑)

実際私が見た「ヒミズ」は観客数10人以下でした。そんなもんかもね。
さてと、映画の話です。
簡略に言えば家族に捨てられた・・・・・これは現実的に捨てられた主人公
と精神的に捨てられている主人公を見守る同級生の女の子を軸に、主人公
が期せずして父親を殺害してしまった後の心の闇から救済しようとする
震災被災者のホームレスの大人達の応援歌・・・・・という映画です。
その応援歌は震災被害者や、震災を経験した日本という国そのものへの
応援歌でもある訳ですね。

妄想と現実のシーンのスピード感あふれる切り替え。
相変わらずの暴力シーンのエグサ。
窪塚洋介や吉高何某やらの気の効いた脇役。
でんでんのキレキレの芝居。
父親殺しの泥泥泥ドロドロドロドロロの泥まみれなシーン。
その後の精神的均衡の喪失を表現するための顔に絵の具を塗りたくる
シーン。
ラストシーンでの「住田ガンバレ!スミタ頑張れ!」の連呼のシーン。

私としてはとてもとてもよかったです。期せずしてエンドロールを最後まで
見ました。
でもね、言っておきますけど万人にはお勧めできません。
ましてやデートムービーには、絶対!!無理!!・・・・ですよ(笑)

1月16日(月)  踏んで走るなよな!
普段、通勤には車を使っています。

何が腹が立つって、やたらセンターラインに寄って走る車くらい腹が立つこと
はないっすね。
ありません?
自分の車の助手席側にはとてつもなくスペースがあるのにセンターラインに
近いラインを走る馬鹿ドライバーが・・・
どうかするとセンターラインを踏みながらこっちに向かってくるアホもおりまし
てあったまに来る事も度々です。

なんでなんでしょうね?
自分の車の車幅やら、道路の幅やら、な〜〜にも理解していないんで
しょうね。
いいよいいよ、いざとなれば相手が避けるからさ・・・・・な〜んていう心積り
なんでしょうよ。
頼むからさ、もうちょっと小さい車に買い替えなよ・・・・とも思いますが、どうか
すると軽自動車のくせにセンターラインを踏みながら運転している大馬鹿
もいたりしますからねぇ。

困ったもんだよ、ほんと。
昨今の車の車体の巨大化にも一因があるのかもしれませんね。
道路の幅は昔と変わらないに、車の車幅は広がる一方ですもんね。
1800mm超えなんて当たり前の昨今、ますます「踏んで走る輩」が増幅
しそうな感じがします。

1月14日(土)  ホコリにびっくり。
昨日は風も無くいい天気でしたので、本当に久しぶりに布団を干しました。
いつも寝るだけの部屋の空気を入れ替えて、畳を雑巾でふきあげたら
びっくり!
すんごいホコリ!!(笑)

どうりで寝るときに妙にホコリ臭いなぁ〜〜〜と思っていたんです。
「男やもめにウジがわく」なんて事を言いますが、「男やもめにホコリが
積もる」ってなもんですな。
おかげで昨晩はとっても快適に寝ることが出来ました。
お陽様をあびた布団ってやつは気持ちのいいもんです。

これに懲りて今度からマメに布団干しますわ(笑)



1月7日(土)  この映画よかったですよ
昨日は朝の寒い中、手袋の中にホカロンをいれつつ20KMほどRUN。
寒いからこそ気持ちよいランニングが出来ました。

その後車を飛ばして千葉へ。
映画を1本みました。「サラの鍵」というフランス映画です。
去年見た「黄色い星の子供たち」と同じ1942年7月のフランス政府による
ユダヤ人大量検挙事件・・・・・「ヴェル・ディヴ事件」というのだそうです。
をモチーフにしていましたけれども、「黄色い.........」に比べると雲泥の差が
ありました。
「サラの鍵」のほうが数倍出来がヨカッタですねぇ〜〜
映画自体としては後半、ややダレ場がありましたけれども、まずまずの
出来でした。

中でとても印象に残ったシーンをご紹介します。
主人公のサラと仲良しになった友達がアウシュビッツに送られる直前に
仮収容所を脱走します。
夏の最中、何枚も上着を重ね着して鉄条網をくぐって脱出するんですね。
脱出した後、一面の麦畑を二人して駆ける訳です。
カメラは二人の前面斜め下からのアングル。
手前に穂をたわわに実らせた麦。その奥に疾走する小さな女の子ふたり。
バックには青い空に白い雲。
まぁ〜美しい、それはそれはきれいなシーンでした。

森に駆け込み、それでも駆ける事を止めない少女ふたり。
ふと気が付き、胸のダビデの星を付けたままだと危ないと気が付き、身に
つけている物を次々脱いでいきます。
でもね、何枚脱いでも胸にはダビデの星が縫い付けてある訳です・・・・
ちょっとしたシーンですけれど、とっても気が効いているシーンでしたねぇ。

サラは逮捕直前に機転を効かせて納戸に弟匿う訳ですね。
その弟を助けなきゃ!の一心でパリに戻ろうとするわけです。
さてその後は・・・・・・・・映画でご確認ください(笑)

1800円の価値は十分にあります。冷血漢の私ですら!(笑)うるうる
きましたもんねぇ〜〜・・・・・キモチ悪いですけどね。

1月3日(火)  今年もご愛顧御願いします。
静かな・・・・とても静かな年末年始でしたね。
私は大晦日、元旦とゆっくりさせていただき、昨日2日からの仕事スタートで
した。

2日かけて3冊の本を読みました。
カズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」、それに続いて
フェルディナント・フォン・シーラッハの「犯罪」
最後は北林 一光さんの「ファントムピークス」の3冊です。

それぞれに毛色の違う3冊で面白かったですね。
あえて論評すれば・・・・あまり出来の良くないイギリス映画のような
「わたしたちが孤児だったころ」。
ジムジャームッシュあたりに監督してもらいたい、今度映画になるらしい
シーラッハの「犯罪」  人生について考察させられます。
小説として読むと面白いけれども映画化すると多分B級映画になりそうな
「ファントムピークス」  結局「ジョーズ」の熊版になっちゃいそうですもんね
ってな感じです。

さて今年もスタートしました。今年も仕事、仕事、仕事でいきます。
今年こそは大物・・・・・柱時計、置き時計。特にウェストミンスターの修理
をなんとかものにしたいです。

それでは今年1年!よろしくお願い申し上げます。