【2011年10月】
10月29日(土) 使いでがあったでしょうなぁ
さっすが!大企業の創業者一族ともなると浪費もハンパじゃないですね。
いやさ、大王製紙の会長さんのカジノでの散財の件です。
100億を超える金額をカジノですべて使うのは無理じゃね?裏があるん
じゃあないの?・・・・などといぶかるむきもあるようですが、熱くなるとねぇ
使っちゃうでしょうね。
チップ、1枚1000ドルで、ど〜〜んと20枚!!張る!!
それだけでも、80円レートとしても16万円が消えるわけで・・・・・こんな事
1晩で100回もやれば1600万が消えていくわけだ。
それでも100億円は使うのも相当骨が折れたと思いますね。
彼の最大の失敗は、自らにそれほど博才が無い事に気が付いていなかった
点。
もうひとつは東京大学で博打における確率論の講義を選択していなかった
事でしょうね(そんな講義があるかどうか、知りゃしませんけれども・・・笑)
傷ついたエリエールのブランドイメージを回復するにはやっぱこれでしょう
お買い上げいただいたお客様の中から抽選で1000名様!マカオのカジノ
へご招待〜〜〜〜 ♪
総額100億円くらいかけてさ!どう?(笑)
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10月27日(木) 明日は徘徊
明日は個人的にお休みの日です。
店は営業してますけどね。
んで、予定一切無し!
こんな日は久し振りに「徘徊」をしようと思っています。
どこに行くか、何を見るか・・・・一切未定というね(笑)
気が向けば電車にも乗る、バスにも乗る、歩きもする、飯も食う、ビールも
飲む、という訳です。
予定がないというのは時間に縛られないという事でもあり、これはね、もう
自由なんですなぁ〜。
楽しみです。
でも、楽しみの前に仕事しなくちゃね。 んじゃ!
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10月26日(水) ようやく見ました、熊谷
月曜日に東銀座の東劇にシネマ歌舞伎「熊谷陣屋」を見に行ってきました。
もちろん事前に知識を仕込んだ上でね(笑)
もう芝居自体は江戸時代からの出し物ですので、お約束事、決まり事
などが満載です。
この芝居はどうなの?とか。 この台詞回しはどうなんでしょう?・・・・などと
野暮を言ってはいけませんね(笑)
これはもうね、こういう伝統芸能なんだと思って見ないとだめですね。
ただ中村吉右衛門さんの芝居は、事前の期待が大きすぎたためか思った
程ではありませんでした。
最後の最後、花道で頭にかぶった笠で顔を被って慟哭する箇所は出色でし
たが、首実検の際の見得は・・・・う〜〜〜〜ん・・・・・アクターズスタジオ風
を期待すると肩透かしですね。
だからぁ、伝統芸能なんだってばよぉ・・・・ってな感じでしょうか(笑)
ちょっと驚いたのが亡くなった中村富十郎さんが白毫弥陀六役で出演して
いましたが、いわゆる「持っていく芝居」でしたねぇ・・・
亀の甲より年の功、なんてな事を申しますが、最小限のお芝居で、最大限
の効果、役作りになっていたのには驚くやら感心するやら・・・・大したもの
ですね。
という訳で私の中では「熊谷陣屋」で飛び切りの出来のよい役者さんは
中村富十郎でしたとさ。
よろしければいかがです?事前に勉強することを強いる観劇?(笑)
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10月22日(土) / 杉本文楽がすごかった
この前NHKのETVで「杉本文楽 曽根崎心中」てのを見ました。
杉本氏というのは、ニューヨーク在住の現代美術家さんでしてね、当然の
事ながら文楽の演出については門外漢なわけです。
しかしながら門外漢だからこそ見えてくる部分もあるんですなぁ〜
居並ぶ文楽界の重鎮(人間国宝多数)たちも、杉本氏の斬新な演出に
戸惑いながらも新たな試みに向けて頑張っておられました。
結果としての舞台は・・・・・・これはね・・・スゴカッタ!!!!
極限まで落した、照明の下、人形たちの生々しいまでの躍動感、生命感
に溢れたその表情、所作。
ひとつひとつが、本物のみが持つ輝きを放っていました。
でもね、従来の文楽の演出とは全く違った演出であったが故の感動の様に
も思えました。
従来のスキームを壊すって本当に難しいですね。
ニューヨーク在住の現代美術家が壊した伝統芸能である従来型の文楽。
深読みすれば、ある種の「外圧」によってでしか「変われ」ない日本という
国、そのもののありような気がしないでもなかったかな。
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10月15日(土) 斜め読み
昨日は朝RUNの後、あれやこれや雑事をこなし、最近購入した宮部みゆき
さんの「レベル7」を読んでました。
高名なベストセラー作家である宮部さんですが、私とはなぜか相性が悪く
あの〜〜〜こういう事ってありません?
売れている小説なんだろうけれど、どうにも読んでいて文章の頭への入り
が弱いって事・・・・
つまりは文体と自分の脳みそのリズムが合わないっていうのかな?
簡略に言えば読んでも、なんだかぼんやりしちゃう感じ?
宮部さんもそんな作家の一人でした。
前半の夢にシーンなんぞも、たいした比喩や言い回しをしているわけでは
無いのですが、どうにも入りが悪いんですね。
そこでいちいち噛み砕くように読まずに、飛ばし読み、あるいは斜め読みの
ようにして読んでいくと割りと入って来る事に気が付きました。
つまりはそういう小説なんでしょうね。
現在3分の1まで読み進みました。女の行き先を調べ始めたところです。
オチはどんななんでしょうね。
さて今日はここまで!仕事の溜まり具合をみたら失踪したくなるくらいな量
なもんで、仕事に取り掛かります。
疾走して失踪・・・・・・ってのはどうでしょう?
どうでしょう・・・・・じゃあないね(笑)
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10月13日(木) 滅びの美、ようやく
な〜んか忙しくて忙しくて・・・中々更新できません。
昨日も店は定休日なのに朝7時半から仕事してました・・・・・・疲れるなぁ〜
さて三島原作の舞台で思った「滅び」についての考察です。
折りしもアップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりましたね。
「滅び」とは、その対象がなんであれ外観やはた目から見たありようやら
が消失してしまう「滅び」はいわゆる唯物論的なアプローチになりますね。
他方その者が消失したとしても、そのものが持ち合わせていた魂やら
考え方やら、つまりはスピリチュアルなものは時を越えて残る・・・・場合もあり
ます。
こりゃまぁ言ってみれば観念論という事になりますね。
つまりはね、外側の「殻」「枠」「骨組み」みたいな唯物が消失しても、そのも
のの魂が消失していなければ「滅び」にはならないって訳です。
舞台「朱雀家の滅亡」でも主人公の朱雀家当主が、息子のフィアンセに問わ
れて答えています。「私はもう、とうに滅んでいるんだよ」
このケースは骨組みは残っているけれども「魂」はすでに死んでいる・・・・
これが三島の提示した「滅び」ですね。
ジョブズは場合「枠」はその生命活動を終えましたけれど、その魂はみんなの
心の中に生き続けるわけですね。
彼の残した数々の言葉と共にね。
つまりは NO SOUL NO LIFE っていう結論に行き着くわけですな。
分かる?
この文章って大学生のレポートで提出したら確実に「C」ですよね?(笑)
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10月8日(土) 滅びの美、その2
じっくりと「滅びの美」について語ろうと思っていたのですけれども、忙し
過ぎてそれどころじゃありませんで・・(笑)
いずれの機会にこの件については語ります。
んで、今日はこのまま仕事に突入!!くわしくはツイッターでものぞいて
ください。
はぁ〜〜〜忙しい〜〜〜
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10月5日(水) / 滅びの美とは??
昨日観劇した「朱雀家の滅亡」という舞台のメインテーマは「滅びの美」という
事でした。
舞台の出来不出来で言えば、どちらかといえば不出来の部類に入るでしょう
役者さんたちが台詞に振り回されている感じがありましたね。
結構噛み噛みでした。
もっともあんな長くて、スピーディーに話さなければならず、尊敬語、丁寧語
が複雑に使われている台詞を生で2時間50分も話すだけでも・・・・こりゃあ
〜〜〜大変ですよね。
華族が舞台なのならばあの舞台設定もお粗末でした。
もうちょっと舞台作りにお金をかけてもよかったのではないかな??
主人公の朱雀家の当主役の国村さんは、キャラクターに合っていてよかった
です。
息子役の役者さんもまあまあ。息子のフィアンセ役の女優さんは勉強不足。
お手伝いさん(実は当主の妾)役の女優さんは芝居がくさかったですね。
さて芝居の中での天皇に対する盲目的な精神的服従、もしくは隷属や
ちょっと受け入れ難い日本という国に対する必要以上の美化、賛美等々・・
相当鼻白む感じ・・・・・違和感をビンビン感じるあたりを冷静に捉えると
滅びとは一体なんぞや?という三島由紀夫からの命題の提示に突き当たる
訳です。
帰りの車の中でつらつら考えた結果は!・・・・・・明日です(笑)
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10月3日(月) / 久しぶりに舞台
ここのところ舞台を見る機会が無かったのですが、明日は久しぶりに舞台
見てきます。
新国立劇劇場で上演中の、三島由紀夫の「朱雀家の滅亡」という作品
です。
戦中、戦後を通じて滅び行く、ある華族を通じて日本人を描く・・・・らしいです
ま、あまり事前知識を仕込まずに見に行こうと思ってます。
他方、事前知識を仕込まないと理解が難しいものを金曜日に見に行くつもり
です。
東銀座の東劇で上映中のシネマ歌舞伎で「熊谷陣屋」ってのね。
播磨屋さんを見に行こうと思ってますですよ。
昨日のうちに事前に調べておきました・・・・・熊谷陣屋についてはね。
東劇では以前に「女殺油地獄」も鑑賞しましたが、なかなかよかったんで
期待してます。
んで来週の水曜日は、シアタートラムで演劇集団円のウエアハウス-circle-
という作品を見る予定にしております。
なにやら「芸術の秋」な感じでしょ?(笑)
さて!仕事しよ〜〜っと
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10月2日(日) ようやく見つかった。
クロノスイスというメーカーのレギュレーターオートマを今分解しています。
この時計ね、実は3回目の施工です。
初回は窓に表示される時間の文字が微妙にずれる、時間が遅れるってんで
再修理。
その結果、バネの調整(すごいシビアーな調整を要求されます)と
もんのすごく分かりにくい置き回りが原因で遅れがでてました。
んで今回の3回目。
前述の症状は見事に治っていて満足だけど、1回だけ止まったとの事。
巻きが足りないんじゃないの?と思ってました。
実稼動で26〜7時間・・・・・すくないよね。
結構巻いても同じ・・・・・な〜〜〜んかヤナ感じだなぁ〜と思っていたら
今日になって24時間に急落。
こりゃダメだ!と再度分解掃除(オーバーホール)やりました。朝7時から。
んで、今日のタイトルでした。
レギュレーターユニットを後付けで乗せる形になっているんですが、固定
するネジは3箇所。
その内の1箇所のネジ穴が香箱芯のそばに切ってあります。
この穴がね、仕上げが荒い!!高い時計なのに!!!
ゼンマイ芯の方向にネジ穴を切ったふくらみが〜〜〜〜〜これがゼンマイ芯
に悪さしている・・・・としか考えられない。
これから組みますけど、これが原因だといいのですけどね。
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10月1日(土) 久しぶりに佳作
昨日は朝RUN,その後こまごまとした雑事を片してから映画を1本見に千葉
へ出かけました。
タイトルは「カンパニー・メン」
日本語に訳せば「会社人間」なのかいな?
会社間の生存競争に明け暮れるあまり、本業から離れていき、株主に対する
配当と、会社の業績しか頭に無い社長。
いかにもグローバリズムに裏打ちされた現代アメリカンな効率的会社運営
の結果、当たり前のようにリストラされる社員たち。
主人公もそんなリストラされた社員たちの一人に過ぎません。
しかし彼には手放したくないものが余りにも多すぎた。
過剰に大きな家、ポルシェ、etc.etc.etc・・・・・・・・
しかし人生、何かを捨てずに何かを得ることは出来ない、のたとえの通り
好むと好まざるとに関わらずそれらを捨てざるを得ない状況に陥っていき
ます。
そうなった時に見えてきたものとは??家族の絆、夫婦の絆とは??
ってな映画でした。主演、ベン・アフレック。
助演でクルス・クーパー、ケビン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズ。
脇が締まっていると映画も締まります。
総花的になるギリギリな感じも若干しましたけれども・・・(笑)
ま、1800円の価値はあります。もうね、封切り打ち切りが近そうです(笑)
見るんだったら早めにね。
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