【2010年3月】

3月30日(火)  突然!FALL IN LOVE〜♪その4
あと2日で4月だってぇ〜のに庭のバケツの水が凍ってました!

さて、車の続きね。
信号赤を確認し、ブレーキを踏もうと足を踏みかえようとしたのですが、ここで
もちょっとびっくり!アクセルとブレーキの段差が結構でかかった。
そのまま足をスライドするのでは無く、明確に足を上げて踏みかえる作業を
要求してくるんですね。
これが英国流なのね・・・・・。

その後は誘導に従って運転しました。
エンジン、AT・・・・・つまりは駆動系は現代でも全く問題ありません!
この辺が12気筒のすごさかな?
ちょっと緩めのボディーと相まって、嵌る方は ハマるでしょうね。

でもね、この個体に関しては「買い」では無い様に思いました。
その気が続けばもういくつか見て回るのも悪かないかな・・・
しかして!このディムラーダブルシックスを仮に購入するには最大の問題点
がありましてね。
それは自宅の庭から石油が出ないという事なんです(笑)
仮に庭にち〜ちゃい油田があって、庭の蛇口をひねるとガソリンが出てく
る・・・ってんなら「買い」でしょう(笑)
オーナーの方のブログやらHPを拝見すると、一般道路ではリッター3km!!
高速道路でリッター7km出て喜んでおられる方もおいででしたから・・・・

でもね、最高の贅沢は「無駄」の中にしか存在しないのかもしれないですね。
してみると、全てが安いもの、高効率のもの、エコなものが「良い」とされて
いる現代メインストーリームに対しての最高のアンチテーゼになるのかもしれ
ません。

やばっ!こんな事書いてると「天邪鬼な私」の琴線が刺激されて「買い」に
なっちゃうかも〜〜〜(笑)

3月29日(月)  突然!FALL IN LOVE〜♪その3
んで、車のエンジンをかけ、駐車場から一般道路に車を誘導したセールス
さんの「どうぞっ!」の声に促されて運転席へ・・・・・

さすがに大英帝国の過去の遺産を濃厚に受け継ぐ車だけあって、なにやら
気後れする感が・・・・・・我ながら小心者ですね(笑)
バックミラーの位置を合わせて、サイドミラーも・・・と思ったもののスイッチの
位置が分かりません〜〜
「あっ!スイッチはこちらです」とセールスさんに教えてもらいスイッチを
入れたようなものの、スムーズには動きませんやね・・・・そこはそれ!
英国車ですから、スムーズに稼動する電気回路なんてのはある訳もなく・・
クイッ!クィ!と強めにスイッチを操作し、どうやらこうやらミラー位置もOK!

シートは・・・・・これは手動です(笑)
シートはちょっと前寄りにするのが好みでしてね、シートバックも立ち気味って
いうのが、この車には似合っているでしょう。
エンジンはかかっていますので、ブレーキを踏みながら・・・・と!アクセル
とブレーキが近っ!
細身のシフトレバーをDに入れると、トンッ!と軽くショックがきますが、許容
範囲だよね、なにせ年代物のATですからね。
エンジン音はほとんど聞こえません。といかエンジンかかってるの?っていう
くらい静かですねぇ〜〜
この当たりが12気筒エンジンの霊験あらたかな感じ?

これまた細身のステアリングを握り、このステアリングいいなぁ〜♪
ブレーキペダルから足を離すと、スルリと車は動き出します・・・・ま、これは
当たり前ですけどね(笑)でもね、当たり前だけど、当たり前じゃないんです。
動き方が、強大なトルクでスィ〜と滑らかに押し出す感じ?
丁度あれだ!カーリングの投げるときみたいな??(笑)滑る感じなんですよ
ね。
運転してみるとフェンダーの盛り上がりが車幅感覚を掴むのに便利です。
アクセルを踏み込んでも、どこまでもスムーズ、どこまでも静謐・・・・な〜る
ほどね、これがダブルシックスエンジンなのかぁ〜と
しかしながらメルセデスに比べると車全体のがっしり感ははるかに劣ります
でもね、設計年次を考えれば当ったり前ですね。

目の前に信号がせまってきたところで、今日も時間切れです(笑)また明日!

3月28日(日) / 突然!FALL IN LOVE〜♪その2
「寒いんだよっ!バッカやろ〜」・・・・・桜が口をきければこう言うかもね。

さてさて、妄想の続きです。
先日ヒントは「オーメン」ですと申し上げましたが、「オーメン」といえば「666」
がキーワードでしたよね。
グレゴリー・ペックが出演してましたっけ?あれって?でてましたよね。

話し戻しまして、「666」から6をひとつ取ると・・・・・・「66」ですね。
6がダブルで「ダブル6」・・・・・・「ダブルシックス」です(笑)我ながらクッダラ
ナイ!(笑)
そう!ディムラーダブルシックスが気になって気になって・・・・・・X300のほう
じゃ無いですよ、それ以前のモデルね。

実を言うと金曜日に1台見てきました(笑)
まだ買わない!まだ買いませんよ!!
詳しく見たことがありませんでしたので「どんな車なのかな〜?」という興味
本位です。
ものは93年の最終型、走行3.4万km。紺のボディーカラーでした。
W210に比べると、ボディーが横幅で30mm狭く、長さで150mm長くなり
ます。
また最小回転半径がメルセデスのそれが5.2mなのに対し、6.2m!!
オートマが5ATから3ATね(笑)

店の人とお話をしながら乗り込みます、足元の狭さは想像していたほどでは
ありませんでした。
ま、程よい狭さなのかな??全体的にブリティッシュテイスト・・・悪く言えば
古臭い??(笑)ウッドパネルには当然「割れ」が出てました。
シートはね、メルセデスに比べると小ぶりですが、やや柔らかい。でも背中
になんか当たる感じ・・・・シートそうとうへたってる感じ??
な〜んとなく全体から受ける感じは、走行距離に見合ったコンディションでは
ないな、というのが素直な感想でした。

「せっかく遠くからおいでいただいたのですから、よろしければ運転してみま
せんか?」とセールス君。
「いえいえ!全然具体的な検討ではありませんので申し訳ないです」と私。
「そんな事ありませんよ!今、キー持ってきますね」

あ〜あ・・・行っちゃった・・・・でもま、ご好意に甘えるとすっか(笑)
でな訳で、次回は生まれてはじめての12気筒エンジン経験談で〜す。
車選びはこういう段階が一番楽しいですね(笑)

3月27日(土)  突然!FALL IN LOVE〜♪
現在所有している2001年式メルセデスベンツEクラス・・・・W210ですが
ごくごく真っ当なセダンです。
市街地では6kmくらいの燃費も、高速道路では12km!!
140kmくらいではびくともしません!というか、しないらしいです(笑)聞いた
話ですけどね・・(笑)

この車の車検が今年の9月なんですね。
どうします?ま、このまま通してあと2年乗るのが常識的な考え方でしょう。
でもね、頭の隅には「な〜んか良い車ないかなぁ〜」とは思っているのです
よ(笑)コリナイネ、私も・・・・。

そんな折も折、突然!ほんと予期せぬ車への興味がむくむくと頭をもたげ
てきたのです。
え?例のサーブ900だろうって?
いやいや、あの車はどっかの誰かさんが購入されたようで、「SOLD OUT」
になっていました(笑)これには一安心するやらがっかりするやら・・・・

んじゃあ、突然私の心を捉えたのは一体なんでしょう??
それはね、現代ではとっても反社会的な車です。ええ。シーシェパードあたり
がね、体当たりしてきそうな(笑)そんな車なんです。
ヒントは「オーメン」です(笑)

この続きは又明日、車バカ変態親父の「妄想」にも少しお付き合いください
な(笑)
さてと、仕事すっか!

3月25日(木)  艱難辛苦その3
「お待たせと、咲けば季節はあと戻り」・・・・・・・一句詠みたくたる陽気で
すな。

さてと、昨日の続きですね。
FLVファイルをウォークマンで聴く事が出来るようにするためにはMP4という
ファイルに変えなければなりません。
マイケルジャクソンなら、整形したり、何かを埋め込んだり、逆に削ったりと
忙しいことでしょうが、この場合はやっぱり知恵袋で調べるだけで事足ります

その結果、これまたフリーソフトの「クレイビング・エクスプローラー」という
ものが最適だという事が判明したんです。
当然、即!ダウンロード。
RADIKAのフォルダーに記憶されていたFLVファイルをドラッグしたらば、首尾
良く変換開始〜!
試しにやってみると、ようやく、ようやく・・・・・出来ました〜、やったー!!

もうこれね、息子に自慢したくて自慢したくて・・・へへ。
自宅に帰って、息子に話そうかと思う前にリビングにあるパソコンに目が止ま
りました。
今まではあんまり意識して見る事の無かったデスクトップを見てみると・・・・
な・・・なんと!!苦労して調べたゴムプレーヤーとクレイビング・エクスプロ
ーラーがあるではありませんか!!
な〜んて事無い、苦労して苦労してやっと辿り着いた道筋は、息子の後追い
でしかなかったという訳です・・・・。

晩飯を食べながら息子に
「あのさ、ゴムプレーヤーってさ・・」
「ああ、あれね、あれ最強だよ、再生できないファイルって今まで見たこと
 ねぇ〜もん」
「そうすか・・・・・クレイビングっていうさぁ」
「あ〜あれも変換能力最強だよね〜」
「そ・・・・そうで・す・・ね・・・・・・・」
「どしたの?」
「い・・・・いや、別に・・・・」
黙って日本酒を口にはこぶお父さんでしたとさ!あ〜あ、疲れた・・・・・

3月24日(水) / 艱難辛苦その2
一旦はあきらめたんです・・・・・・・・・・・あ!もう話、始まってますよ(笑)
2日くらいあきらめていたんです。
でもね、ここで諦めるのもなんか悔しいですからね、ヤフーの知恵袋なんかで
調べました。
その結果、RADIKAで録音したファイルは「FLV」というファイルで保存されてい
る事が分かりました。

んでね、FLVを再生できるメディアプレーヤーは・・・・っと。
メディアプレーヤー・・・やなんか言っちゃうんですから(笑)オジサンもまんざ
ら知識が無い訳じゃあないというね・・・・(笑)
色々調べてみると、「ゴムプレーヤー」という、これまたフリーソフトが良いと
いう情報を入手し、さっそくダウンロード!

RADIKAの再生ボタンは相変わらずアクティブではありませんが、試しに
ファイルをダブルクリックしたら・・・・・・・・いきなり!キーボードから煙がっ!
!!出る訳は無く・・・・へへ。
普通にゴムプレーヤーが立ち上がり再生できました。パチパチパチ!!

でもね、これで終わりではないのです。
というのも、普段ジョギング中に愛用しているソニーのウォークマン・・・・・
言っときますけどカセットやMDのそれではありませんよ(笑)
メモリー音楽プレーヤーですよ。とにかくソニーのそれを愛用しているのです
よ。
問題はFLVファイルをウォークマンに音楽を入れるためのソフト「SONIC
STAGE」がそのファイルをサポートしているかどうか・・・・・・
してる訳ないよね。してないんです!なぜならダウンロードされている「SONI
C STAGE」のバージョンが初期型だったからです(涙)
ま、今考えてみればですよ、バージョンアップすればファイル変換してくれる
かも?な〜んて事にまでは考えがいかないのが東京オリンピック以前に
生まれた世代の限界?(笑)

今度はFLVファイルをMP4ファイルに変換するための方策を考えなくては
ならなくなりました。
その続きは又明日って事で・・・・・仕事に戻ります。

3月23日(火) / 艱難辛苦その1
東京、千葉、神奈川、埼玉の地域にお住まいの方のみ・・・・なんでだろう?
とにかくこの地域に住んでいる方はついこの前からパソコンでAMラジオを
聴けるようになったんです。
知ってますか?

私はAM派なので当然知ってましたし、実際に聴いてもいました。
以前はポッドキャストで番組の一部を聴くことが出来、実際にポータブル
音楽プレーヤーにダウンロードしてジョギング中には楽しんでおりました。
でもね、ポッドキャスト化されている以外の部分でも面白い部分は当然です
が山ほどあり、ネットラジオを録音することが出来ればいいなぁ〜と、ま、これ
は誰しもが考えることですね。

ちなみにネットラジオは「RADIKO」と表記して、「ラジコ」と読ませます。
ラジコにアクセスすると当然ですが、録音できるような仕組みにはなって
いません。これはまぁ著作権とか色々と大人の事情が絡んできますから、
当たり前と言えば当たり前ですね。
だってね、ポッドキャストでは番組中の音楽は全てカットされてましたもんね
ところがネットラジオでは、音楽も全編流れますし、BGMもOK!唯一流れ
ないのがなぜか時報です。これもまた不思議ですが・・・・

そこでネットを駆使してあれやこれや調べてみると「RADIKA」・・・・・「ラジカ」
という名前のネットラジオを録音できるフリーソフトがある事を突き止めました
「ラジカ」で「ラジコ」を録音する・・・・・・早口言葉だね、まるで(笑)
早速ラジカをダウンロードしました。
シンプルな作りですが、基本はきちんと押さえてあるソフトでした。
予約も出来ますしね。
ところがね、録音してみると録音はソフト上はされているのですが、再生の
ボタンがアクティブにならないんです。
アクティブにならないって・・・・・つまりは文字の色が薄いし、そこを押しても
再生されないんです。

さてこっからがデジタルデバイドの底辺を、痛む腰をさすりながら(笑)這い
回る中年親父の愛と涙の疲労困憊、死闘激闘劇場の始まり!ハジマリ!!
な訳です。
さぁ!耳と鼻の穴から「?マーク」を噴出させつつどうなることやら??
お楽しみに〜〜

3月20日(土)  重さでびっくり!
先週の水曜日に腰を痛めてですねぇ・・・ようやく痛みがなくなってきました。

さてと、話が変わりまして。
先日の事、ある若いお客様がご来店になりましてね、ご要望は鎖のサイズを
直して欲しいlとの事でした。
時計はロレックスデイトナ・・・・受け取ってすぐにその重さでフェイクだなと
判断したんですね。
ロレックスが本物か、そうでないかは、持った時の重さでそうと知れます。
今回のはどう考えても後者の様に判断したんです。
でもね、フェイク物でも最近は本物並みの「重さ」を兼ね備えたものもあるの
で結構ややこしい事になっておりますがね。

いろいろな会話の中で、このお時計はフェイクだと思うんですと申し上げた
ところ、お客様の顔色が変わりました。
「え」に点々が付く感じで・・・・・・・・
重さがちょっと、みたいな話も申し上げたのです。
でもね、お客様の購入金額等もお伺いすると・・・・・・・・ミスをしたのは私
のような気も・・・・・・・・・
お客様のご了解を得て、裏蓋をあけてみると・・・・まごうことなきエルプリメロ
が鎮座していました!!

平身低頭、お客様にお詫びしましたが、そのお客様も良い方で、やはり初め
て手にしたときにその軽さに驚いて、実は自分も本物なのか疑わしかった
とおっしゃっていました。
「やっぱりそうですか!」と我が意を得たりとばかりにお話したりして・・・(笑)
でも、背中には冷たい汗が流れてたりしましたよ・・・・ええ。(笑)

本物が軽くなって、そうでない物が重くなるって・・・・これ話がアベコベです
よねぇ〜?
お客様!その節は大変失礼しました!!

3月16日(火) / このドラマがすごかった!
この前、NHKで夜やっていたドラマなんですけどね、今年の芸術祭の大賞
受賞作品だ、ということで見ました。

NHK広島製作の「火の魚」というドラマでした。
これね、よかったです!
今年に入ってのベストです!今年1年でもベスト3に入りそうです。

詳しくはネットで見てください。いろいろ情報がありますから。
私個人としては、主演の女優さんに心惹かれました。
上手いんです、どことなく影もあり、なんともいえない雰囲気を醸しだして
いました。
この方はこれからどんどん上手くなりそうです。

名前?尾野 真千子さんという女優さんです。
ウィキペディアで調べましたら結構いろいろ出演されていました。
映画「クライマーズハイ」にも出演の記述を見て・・・・・・おぉ!そいや出演
していたなと思い出しました。

さらに読み進めていくと・・・・・・映画監督河瀬直美さんの「殯の森」でヌード
シーンを演じたぁ〜〜???
借りてこなきゃ!(笑)

そんだけです(笑)仕事しなきゃならんので、この辺で!

3月14日(日)  やっと小噺
小噺するって話が1回間があいてしまいましたね。

え〜江戸の昔はってぇ〜と、町人は侍にばっさり切られても文句が言えな
かったそうですな。
「無礼打ち」なんてんで・・・・
腕のいい人に斬られるってぇ〜と斬られたことに気がつかないなんて事も
ありましてね。
「おい!久し振りじゃあねぇか」なんてんで知り合いに肩をたたかれた途端
に、ばさぁ〜〜ってんで身体が真っ二つ!
「なんだ〜?この野郎・・・・・継ぎ目がはがれやがった・・」なんてんで
人間に継ぎ目てぇ〜のはありませんけれど。

侍に斬られたある人が、上半身と下半身が別々に奉公したなんて噺があり
ましてね。
上半身はってぇ〜と、風呂屋の番台。
下半身のほうは蒟蒻屋さんに奉公して蒟蒻芋を踏んだんだそうで。
「おい、お前さんかい?斬られたってぇ〜のは?」
「へい、そうなんすよ。いきなりばさぁ〜とね、へい。やられちまいました。」
「まぁしょ〜がねぇ〜よな。でもさ、いいじゃねぇ〜かこうやって奉公でき
 るんだしさ」
「へい、そうなんすよ」
「これから下(下半身)のほうへも顔だそうかと思ってんだ、なんか伝言でも
 あるかい?」
「そうすか、それじゃあお言葉に甘えてお願げぇします。あたしは番台に座り
 ぱなっしで、湯あたりだと思うんですが・・・目まいがしてしょうがないんで
 そこで足のほうに、三里(膝の下のつぼ)に灸をすえるように言ってください
「わかったわかった、伝えるよ」

「こんちは!足のほうが奉公しているって聞いて来たんだけどいるかい?」
「ええ、いますよ。」
「どこだい?」
「あすこにいますよ」
「おぉ!いたいた!えらく威勢がいいじゃあねぇか、え〜鉢巻なんぞ締めて
 よぉ!え?鉢巻じゃあありません?ふんどしです?・・・ああ、なるほど・・
 仕事っぷりはどうだい?」
「ええ、いいですねぇ〜なにせ他の職人と違って余所見しませんから・・」
「なるほどねぇ〜・・・ちょいと伝言があるんだ・・・・いいかい?」
「どうぞ」
「よぉ!景気はどうだい?」
「こんちは・・・・ぼちぼちです」
「驚いたぁ!口をききやがったぜ・・・・実はよ、上のほうから伝言を頼まれ
 て来たんだ、うん。湯あたりで目まいがするんで三里に灸をすえてくれって
 よ」
「へい、分かりました。灸はすえますがね旦那、あっしも上のほうへ伝言を
 願いたいもんで・・」
「いいよ!なんでもそ言ってみねぇ〜な」
「へい、三里に灸はすえるが暇だからって湯茶ぁ〜、たんと飲むなって伝え
 てくれませんかね?」
「なんでだい?」
「へい、あまんり飲まれると小便が近くっていけねぇ・・・・」

おそまつさまでした・・・。

3月13日(土)  そりゃあそうだ。
ちょっと間が開いてしまいました。忙しいんです(涙)お察しください。

さてと、アカデミー賞作品賞に「ハート・ロッカー」が選ばれまして。
水曜日に店で仕事をこなした後、ららぽーとの映画館で鑑賞してきました。
賛否両論あるでしょうが、私的には作品賞も、監督賞もこの作品に与える
のはどういうつもりだ!?という感じでした。
他に良い作品がなかったんでしょうかね?

同時に主演女優賞に、サンドラ・ブロックさんが選ばれたそうで、この方
ラジー賞で最低女優賞も同時に受賞しているそうで、こういうパターンは
初めてなのだそうですね。
もっとも、アカデミー賞とラジー賞でサンドラ・ブロックさんのノミネートされた
作品は違うのだそうですけどね。

んで、この前ちょっと小耳にはさんだ話で妙に納得しちゃたという話を・・・
アカデミー主演女優賞は、必ずしも芝居や演技が上手い女優さんが選ばれる
訳ではないというんですね。
んじゃあ、そういう基準で選ばれるかと言えば、その役柄にキャラクターが
合っているかどうか、というのが第一の基準なのだそうです。
つまりは映画の中のキャラクターとより一体化しているのが受賞の確立が
高まるんだと・・・・・
言われてみれば、数年前に「エレン・なんとかビッツ」で受賞した口のでかい
女優さん・・・・なんてたっけ???
ジュリア・ロバーツさんね(笑)あの受賞もこのパターンっぽかったですもんね

ではなぜ演技の上手い女優さんに受賞させないのかと言えば・・・・これ
笑えます。
「だって演技の上手い女優さんに受賞させるという事になれば、毎年、
 メリル・ストリープが受賞しちゃうもん」・・・・・だそうです(笑)

んで、今日のタイトルですよ。「そりゃあそうだ」

3月8日(月)  馬の足(歌舞伎のね)?
今朝、ニュースで見た映像に驚いたという話です。
米軍が開発した4本足のロボットなのですが、パッと見な〜んか見たことある
なぁ〜と思ったんですけど、考えてみれば歌舞伎の舞台でたま〜に見かける
馬の動きに似てたんですね。

歌舞伎ではほんものの馬を舞台に出す訳にはいきませんから、前と後ろで
2人の人がそれぞれの馬の足を演じる事になるわけです。
それゆえ、馬本来の足の動きとはちょっと違う、なんていうか若干ちぐはぐ
な動きになるといえば言いのかな?

画像では「横から蹴られても転ぶことはありません」というナレーションと共に
実際にスタッフがそのロボットを横から結構な力で蹴ってました。
ヨロリとはしますが、確かに倒れることはありません。
でもね、な〜んかキモチワルイんですよね。
なんでだろ???
片足部分が凍結した路面で滑っていても転ばない、というようなシチュエー
ションの画像も紹介されていました。

気持ち悪さの原因は、その足の形状と動きにあるのはなんとなく生理的に
理解できるんです。
足がね細いんです。生まれたての馬・・・・もしくは鹿???
あのぉ〜生まれたての馬とか鹿ってよろよろしながら立とうとするでしょ?
あんな、ちょっと心もとない感じがしつつも、当然のように上半身は無い訳
で・・・・
集積回路とバッテリーを乗せた四角くて、平らなユニットの四隅から4本の
ほそ〜い、妙な足が、心もとない・・・・しかして絶対に転ばない、そのあたり
の人工と、自然の奇妙な合体しきれていない不自然さ???

人間で言うと上半身が無い、腰から下だけのものが動いている感じ??
とにかく気持ち悪かった〜〜〜!
この下半身だけというところから思い出した小噺は、また明日にでも・・。

3月7日(日) / こういう英語は理解しやすいね
おぉ〜〜〜〜寒い寒い・・・・歳とると寒さがこたえるわい・・・(笑)

個人的なお話ですが、英語については日常会話くらいならこなせる自信が
あります。
また〜にね、店に外国の方が来てもあまり「困ったな・・」ということはありま
せん。

でもね、そんな私も一番困る英語がブリティッシュイングリッシュ・・・という
やつと、オーストラリアの英語ね。
独特でしょ?妙になまっている?
ま、あちらにとっては「何言ってやがんでぃ!こちとら本寸法の英語しゃべ
ってるんでぃ!」と言いたいlところでしょうね。

一番楽なパターンは、本国語が英語でない国の外国の方と英語で会話・・・・
これがね一番楽ですね。
特にフランス語圏の方の英語は日本人にとって聞き取りやすく、会話しやす
いですね。
1年に1回か2回、タヒチから来るお客様がいるのですが、タヒチはフランス語
圏ですので、当人も一所懸命英語をしゃべっている訳ですね、こっちも
一生懸命聞いて、しゃべる訳なのでお互いのレベルが近い!(笑)これ楽!

そんな事を思い出したのは、「ココシャネル」という映画を昨日見たからなの
でした。
晩年のシャネルは、シャーリー・マクレーンが演じていましたが、若い頃の
当人はフランス人女優が演じていました。
映画の中では全編英語なのですが、フランス人のしゃべる英語って聞き取り
易いですよぉ〜・・・・という事を再確認した映画でしたとさ。

ところで、シャネルに事業売却を持ちかける年配の男性役の役者さんは
スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」の主演男優さんでは
ないかな?????えらい老けてたけど・・・・・・そうだと思うのですが・・・
ちょっと待ってくださいね・・・・・ググってみっと・・・・・やっぱりそうでした!
マルコム・マクダウェルさんね。
シニアに間違われた私が言うのも何ですが、たいそう歳をとられたですね〜

さてと、仕事、しごと。

3月5日(金)  このチケット係りはすごかった!
昨日ちょこっと話しかけた驚き話の顛末はこんなものでした・・・・。

「バッドルーテナント」の上映時間は13時10分から、映画館に着いたのは
12時半・・・・昼ご飯を食べて、ちょうどいいか・・・・という目論見でした。
駐車場からエスカレーターを上り2階のチケット売り場へ・・・

「こちらどうぞ」の声に促され、ある発券カウンターの前に立ちました。
「13時10分からのバッドルーテナント、大人1枚」
「13時10分のバッドルーテナントですね?スクリーン2番になります」
といいながら座席表を見せるカウンターの若い女の子・・・座席を決めて・・
「それでは、バッドルーテナント、シニア1枚で1000円になります」
???????????
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「シニア????1000円???」?????????????????
「私、シニアです・・・・・・か?」
「はい!シニア、1000円です」
10000円札を差し出し、おつりが手元に戻る間に、カウンターの上にあった
料金表をちらりと見やると、シニア(60歳以上)と書かれてあります。

してみると導き出される結論は、現実は別にして、発券カウンターの若い
女性からみた私は・・・・・・・・シミア・・・・・じゃない・・・シニア・・・・60・・・
歳・・・・・以上・・・・。
ガガ〜〜〜〜ン!!!!俺って、そんなに老けて見られていたのかぁ〜〜
でもね、帰宅後子供らにこの話をしたところ、いくらなんでもシニアには見られ
ないんじゃない?という温かな(笑)コメントをもらいました。
んじゃあ、なんで件の女性は私をシニアと認識したのでしょうか?

推論1:カウンター周辺が薄暗いので良く顔が見えなかった。
推論2:カウンターの女性の視力がその瞬間だけ突発的に低下し、よく顔が
     見えなかった。
推論3:最初から客の顔なんて見ていないで、ちらりと見えた白髪の頭髪と
     ヒゲから判断した。
推論4:みるからにみすぼらしいなりをしていたので、サービスのつもりだった
推論5:宮崎駿監督と勘違いしたので、当然60歳以上だと思った。

さて、いったいどれが正解なのでしょう???
ちっくしょ〜〜!!俺は48歳だぞぉ〜〜〜!!エバレないけどね(笑)

3月4日(木)  この映画はすごかった!
昨日も20km走の後、朝食、裏庭の伐採、雑草抜きなどをこなしてですね
昼から映画を1本見に行ってきました。

「バッド ルーテナント」という、ま、言えばマイナーな映画です。
でもね、これが以外に「当たり」だったんです。
主演は、ニコラス・ケイジ。
「ウェーザー・マン」という映画でもいい芝居をしていましたが、今回も中々
の芝居をしていました。
コカインにおぼれるダメダメ警部補という役柄なのですが、あることをきっか
けにして腰を痛めるんですね。
薬は処方されてはいるのですが、腰の痛みを忘れるため、また現実からの
自己逃避という意味もあって、暇さえありゃコカインを吸ってるヤツなんです。
この主人公が腰の痛みから、歩き方がちょいと変なんですね。
右肩がカクッ!と下がっていて、歩く姿勢のバランスが壊れているというか
まさにコカインまみれで右肩下がりの人生の体現というか・・・(笑)
英語では「右肩下がり」なんていう比喩は使わないかもしれませんけどね。
その歩き方でいきなりやられたなぁ・・・って感じで。
しかも監督さんが・・・この方私は全く知らない監督さんだったんですけど
ドイツ人監督なんですが、いい意味でハリウッドに毒されていない演出が
とっても斬新なんです。

たとえば、コカインを便所でちょっと吸ってきたニコラス・ケイジが張り込みの
部屋に入ってきます。
「なんでこの机の上にイグアナがいるんだ?」と同僚に聞きます。
「え?イグアナなんていないぜ」
このイグアナは、ニコラス・ケイジの幻覚なんですね。
すごいのがこっからで・・・・スクリーン3分の2をイグアナのアップ、右後方に
張り込み対象と、自らの幻覚の対象であるイグアナをちらちらと見るニコラス
ケイジ・・・・・
こんな冴えた演出が随所に見られる、結構な拾い物でした。でしたけどね、
この感覚が好きな人じゃないと、もう、全然ウケツケマセンけど・・
みたいな感じにもなっちゃうかな?
よろしければいかがです?

そいや、この映画館で起きた、私の人生が大きく転換した一大事件の顛末
は明日のこの時間に!!  I,LL BE BACK!