【2008年4月】

4月30日(水)  ご報告その4
それから先は、随分待たされました。
というのも件のセールスさんがあっちこっちに電話を掛けて色々と確認されて
いましたのでね。

最終的には、「池崎さん・・・・・ETCはしゃべらないタイプでもいいですか?」
と聞かれましたが、聞かれた当初は?????な感じで・・・(笑)
「あ〜〜音声タイプではなくて、ピーピーという音のタイプですね?」
「え〜〜え〜〜そのタイプです。だめですか?」
「そんなの全然OKですよ。気にしませんよ」
「ありがとうございます!それではその条件で行きましょう!」

ってな訳で、快諾・・・・・というか無理くり条件を飲んでいただきました。
ごめんなさいね。ってここで謝っても意味無いですがね(笑)

GW明けに納車の予定です。

今回の「上がり車」の一件はこれで終わりです(笑)
「上がり車」というからには自分で決めている「決め事」があります。
それはね、

1・ホイールをインチアップしない(今までも経験無いですけどね・・笑)
2・カーステレオを純正のまま使う
3・カーナビは付けない
4・車高を下げない(これまた下げた経験無いです)
5・キーレスを付けない
6・スモークフィルムを貼らない

の以上6点です。つまりは純のままのメルセデスをそのまま維持しようという
のが趣旨な訳です。
ど〜〜〜でもいい事なのですけどね(笑)
長々とお読みいただき、ありがとうございました。

ドタバタしている間に、またまた修理の時計が大量に持ち込み、お送り
いただきました!!仕事しよう!

4月28日(月)  ご報告その3
世間ではGWなんすか?私も明日は珍しく休みます。娘とちょっとお出かけ
します。

さてさて、商談の続きですね。
「ちょっと気になる箇所が何箇所かあるんですよねぇ」
「どこですか?」と聞くもんで、あそことこことあそこが、ってな具合に説明
しました。
その結果、ETCはセットアップ料金のみ、ドアミラーの塗装、トランクルームの
ゴム交換はサービスにします、との事でした。
「センターコンソールのところはどうするんですか?」
「内装屋さんにお願いして、張替えになるとおもいますが、値段については
後日見積いたします」
「いままでの経験からいくらだと思いますか?」
「そ〜〜ですね・・・・・5万円くらいだと思うんですが」
「そ〜ですか・・するとETC料金と、コンソール修復代金は別途ということで
しょうか?」
「ええ、この条件でいかがでしょう?」

全然OKなんぞ出せませんよ(笑)
でもね、この車屋さんはこのE220をどうにかこうにか売りたいんですよ。
何故かと言えば、仕入れてから結構売れ残っていましてね、いわゆる色町で
いう「お茶をひく」というやつでして(笑)つまりはお客がつかなかったんです
ね(笑)
しかも、たま〜にお客様の送迎用としても使用していたんだそうです。

普通、こんな車両はやだな、と思うでしょう?「なんだよ、店で使ってたのぉ?
なんてね(笑)
でもね、ものは考えようで、普段店で使っていたんでアイドリング不良にも
気が付き、仕方なくエンジンCPUを交換までしているんです。
しかも「寝て」たんじゃなく、現役で動いていたというね、これは「当たり」か
「はずれ」かといえば、やや「当たり」なのかなと思ったんです。

う〜〜んと腕組みして天井を仰ぐ私。

「どうでしょうか?コンディションは本当にいいんですよ」

分かってるっつ〜〜〜の。昔乗ってたんだから。しかも以前の300TEを
車検に出す間、代車として300E(セダン)にも乗り、しかもそのセダンの
コンディションが酷かったんで、コンディションのよくないW124も体で覚えて
いる訳で、その記憶を辿ってみると今回のE220はコンディション抜群!とい
うか「これがW124だ」というレベルには十分に達している訳です。

「どうでしょう!?」
「結論から言えば、ETC本体と、コンソールの修復も込みこみでこの価格な
らOKですよ」
途端に顔色が変わる(青く)セールス氏・・・・・・

あれ?また時間が無くなっちゃった・・(笑)また明後日に続く・・(笑)

4月27日(日)  ご報告その2
私としては「是非にでも買いたいっ!!」という気分ではなかったんですね。
なぜかといえば、よくよく見ると気になる箇所もあるにはあったからなんで
すよ。
機関系の心配では無く、主には外装、内装の方面での気になる箇所だった
んです。

その1・助手席ドアミラーの塗装が一部剥げている

その2・トランクの緩衝の役目を果たしているゴムが劣化してボロボロ

その3・センターコンソールの一部にぼろ付いている箇所有り

ここの補修をどうするかなぁ・・・ってのと、今回の車にはカーナビなんてハナ
からつけるつもりはありませんが、ETCだけはつけておきたいなぁ〜
この部分はどう切り出すかなぁ〜
などとぼんやりと考えていました。

車屋さんにも2通りあると思うんです。
一つは知識が豊富で、メンテナンスにも自信有り!の専門店パターン・・・・
でもね、専門店も玉石混交でしてね。
しっかりしているようでも結構後から泣きをみた事も多かったですよ、ええ。
もうひとつはとにかく販売のほうにウェイトがかかっていて、メンテナンスは
ディーラーにお任せのパターンですね。

今回はもろに後者でした(笑)だってメルセデスの泣き所であるOVPリレー
の質問したら、驚くことにOVPリレー知らないんだもん(笑)
このあたりもちょっと気になる部分ではありましたよ。
でもね、OVPリレーなんて8000円前後で手に入れられる部品ですし、交換
も自分で出来る部品なんですね。
そうなるとメインのエンジンCPU交換済みってのが高ポイントだな・・・

「どうでしたか?池崎さん!」といセールス氏の声にふと我に還って・・・
「ええ、いいコンディションでしたねぇ」
「そうでしょう!ところでサーブの下取りなんですが、どのくらいの金額を
ご希望ですか?」
「う〜ん、そういうの分かりませんけれど・・・・○○円くらいですかね?」
「そうですねぇ〜そのくらいの金額をおっしゃるだろうと思っていましたが・・」
・・・・・・ってのはなんだい?(笑)
「実際にお取りするとなると、××円くらいなんですが・・・」
・・・・・・・ →これは私の・・・・・です(笑)
商談打ち切って帰ろうかな・・・・と思いましたよ。
「追い金○○円くらいですかねぇ〜」とセールス氏
「私は××円くらいを考えていたんですが」
その差が20万円(笑)
「××円ですかぁ・・・・・・きびしいですねぇ〜」

そりゃそうですよね、CPU交換して痛いとこにもってきて、下取りがサーブ
ですもんねぇ・・・(笑)気持ちは分かる・・・・分かるけど妥協は出来ないです
よね。

「どうでしょう、間を取ってもう10万円いただけませんか?」
出たよ〜!足して2で割る営業!(笑)この方法、私も店頭でよく使います
んで、妙に気に入っちゃったな、この人・・(笑)
「この条件で今日決めていただけませんか!?」
性急なダメ押し出たっ!(笑)
「う〜〜ん・・・・・金額が金額ですからねぇ・・・すぐには決められないですよ
ねぇ・・・・ちょっと考えます」
「どの辺がだめでしょうか?出来る事はしますんで」

あれ?時間が無くなっちゃった・・・また明日に・・(笑)

4月26日(土) / ご報告その1
さて、皆さんいいかげんあきれ返っているんでしょうね(笑)
「上がり車」の件、ご報告します。

E220ですね。95年式の最終型とは言いながら、やっぱり外見は年代相応
でした。
なにせ13年前の車ですからね。

ファーストオーナーがヤナセで購入、ヤナセで整備(これが正しいW124
オーナーの姿ですわな・・笑。間違っても安いリビルト部品を購入して工場に
持ち込んでいやな顔されたりしてはイケマセンね・・笑)
セカンドオーナーは、購入後横浜のW124専門店でメンテナンス、30000
km前後でステアリングダンパー交換!!(早すぎるだろう・・・笑)どうやら
神経質な人だったようです。
その後成田のベンツ修理専門工場にも持ち込んでいました。
その理由は、多分こういうことなんです。
E220に搭載されている4気筒エンジンの最大の弱点は、エンストなんです
ね。
アイドリングが安定せずに、何かのきっかけでエンストしてしまうんです。
どうやら前オーナーもここのところで苦労し、最終的にはエンジンマネージ
メントコンピューター交換が必要→20万円以上の出費が必要!断念して
売却・・・・・・という履歴だったようです。

この車を買い取った昨日の車屋さんは、結局ヤナセに依頼してこのCPU
ユニットを交換したそうです。20万円!!!の部品ですぜ!!
そんな過去もありつつ「試乗しませんか?」・・・・説明忘れてましたがこの
車、車検を今年の3月に通していました・・・とセールス氏。

「そんじゃお願いします」と試乗に向かいます。
車内臭もメルセデスのそれが残っています(懐かしい〜〜〜!)
ドアは、「ジャキ〜〜ン!」・・・・・・・金庫の音だ・・・・・ボディーのやれは
極小、距離に偽りなしみたいだな・・・・・
右ハンドルのメルセデスは初めてでしたが、驚いたことにウィンカーが右に
付いてました!日本車みたいだね〜(笑)最終型はそうなんだそうです。
重いアクセルを踏込みつつ道路に出ました。
出足の重さは相変わらず、ATのほうは・・・・カツ〜ン、カツ〜ンと上げて
いきます。このATも懐かしいねぇ〜。ステアリングのふらつきも当然無し
ボディーの堅牢さも15年前とは思えないほど・・・・・エアコン・・・・寒いっす
途中でエアコン切りました。
サンルーフを途中で開けましたが、ボディーの堅牢さは変わらず・・・・
心配していたアイドリングは安定しまくり・・・・。いいんじゃない?

15分ほど走り販売店に帰ってきました。はてさて商談開始ですが、どうなる
事やら・・・へへ・・・・時間切れです(笑)仕事に戻ります(笑)
また明日に続きますです。

4月24日(木)  最後のガソリン車急浮上?その3
さて、毎度の車バカ話も今回で終わりです。
んでね、明日はお休みなもんで見に行ってきます。
場所は東京西部、車は95年式のメルセデスベンツE220です。

結局メルセデスゥ〜?などと言わないように(笑)
W124のセダンは未経験な事、やっぱりW124世代のメルセデスが「上がり
に相応しいのではと思ったんです。

本当のことを言えば、92年までの中期型がベストなのですが、95年の最終
型でもまあいいいか、ってな事なんです。
E320を選ばなかったのは、玉石混交で、いいタマとそうでない物との区別
がつきにくい事。
価格が高いこと、昨今のガソリン価格高騰で燃費が気になる事・・・・・
燃費を気にするんだったらメルセデスなんか検討するなよ!という声が飛ん
できそうですが・・・・(笑)

E220はその点、じみ〜な4気筒エンジンですし、燃費9kmとして、ガソリン
タンクが70リッターありますからね、1回の給油で600kmとはいえなくても
550kmくらいは走行してくれそう・・・・・つまり足が長いんですね。
4気筒エンジンですから、はっきり言って「遅い車」です。
それ故、痛みが少ないのでは?などなど、いつものように自分納得の為の
理由付けなんですけどね(笑)

試乗も出来るようですので楽しみです。
一体全体どういう顛末になります事やら????
土曜日の報告をお楽しみに〜〜

4月23日(水)  最後のガソリン車急浮上?その2
昨日の続きです。

11・VWビートル(始めてのビートル体験、でもやっぱり我慢を要する車です
           ね・・笑)
12・ランチアイプシロン(並行輸入業者の車を冷やかしに行って一目ぼれで
              したが、シートの出来の悪さには閉口しました)
13・S124(これがベンツ初体験!目からうろこの体験でした。未だにベンチ
       マーク的な車です)
14・トゥインゴ(ルノーの足回りに感動を覚えました。この車格でもしっとり
         べったりしてました)
15・サーブ9−5(初の革シート車、アイドリングの振動には閉口しましたが
           高速道路での滑るような走りっぷりには感動しました)
16・1303ビートル(同時に所有してました)
17・ミニ(どうしても乗りたくて手に入れましたが、数ヶ月でさようならでした)
18・ボルボ240(形に惹かれて購入するも、エアコン壊れる!!乗り味ゆる
           ゆるでいやになる)
19・W123(83年式の230Eでしたが、ATの滑りが収まらず手放す・・)
20・サーブ9−5(またまたサーブに戻るも車検切れでヤナセに売却)
21・三菱コルト(燃費が素晴らしい車・・・・・・それだけでした・笑)
22・サーブ9−3(現在の車です。ついつい9−5と比較しちゃいますねぇ〜
           んだから結構フラストレーション溜まります・・)

乗りも乗ったり22台!我ながらほんと、バカがこんがらがっておりますなぁ〜
同時にカミさんも何台か車を購入していますので、トータルではもう少し台数
が増えてきます。

車としての「出来の良さNO1」はやはり13台目のメルセデスベンツ300TE
90年式のワゴンモデルですね。
これと全く逆のベクトルの「楽しい車NO1」は何?と問われれば、私は迷わず
フィアットパンダをあげます。出来は最低でしたが、楽しさは文句なしにピカ
イチでしたぁ〜。   

こんだけ車にお金をつぎ込んだバカな男が「上がり」に選んだのは何でしょう
か???発表は明日です(笑)          

4月22日(火)  最後のガソリン車急浮上?
この前から、あ〜だこ〜だとお話しております「車」の件です。

知らない方の為にざっと経過をお話しますと、ここ数年、ガソリン価格は高騰
し、環境問題についてもより深刻な状況になっていますよね?
するとね、純粋な意味での内燃機関を積んだガソリン車に乗れるのもここ
数年だろうと、そう思った訳です。
将来的には、ハイブリッド車や、電気自動車、ちょっと遠い将来になりそうで
すが、水素自動車なぁ〜〜んて車に乗ることになるんでしょう。

そこでっ!!20世紀のあだ花?「上がりのガソリン車」に乗っとこぉ〜〜!!
というへんてこりんな、またぞろの車買い替えの理由付け?(笑)の企画が
妄想気味に(笑)進行しておる訳です、はい。

ちなみに免許を取得してからこっち、一体何台の車を所有したのか、数えて
みますね。
あまりのバカぶりにあきれ返らないように・・(笑)

1・2代目のホンダシビック(チョーク付きでしたよ・・笑。若い人には理解不能
                 でしょうね・・)

2・ホンダシティー(これはエポックメイキングなホンダらしい車でした。鉄板
            の薄さもホンダしてました・・笑)

3・ホンダワンダーシビック(山登りで岩に乗り上げ、シャシーが曲がる!!)

4・VW ゴルフ2(始めてのAT車でした。意外にも雪道での登りは強かった
           ですよ、下りは全然でしたけど・・・・笑)
 
5・トヨタハイラックスサーフ(初のディーゼル4WD車、スキーに大活躍!!)

6・フィアットパンダ(初のイタ車、ダブルサンルーフで開放感満点!クーラー
             はつけても冷えず、水温上昇、ペットボトルにクーラント
             入れて走ってました・・笑)

7・アルファロメオ75TS(最後のFRアルファ。エンジン音は死ぬほど良かった
                ですが、ガソリン漏れ、アクセルケーブル破断等
                イタ車っぽい豪快な壊れっぷり・・・笑)

8・ホンダビート(アルファ75と同時に所有・・・バカ全開だね・・笑)

9・スバルレガシー(よくできてましたが、愛着は全く湧かず・・・・)

10・トヨタプラド(ディーゼル車4WDに復帰するも、なんだかねぇ〜)

続きは明日です(笑)仕事しなくっちゃ!

4月20日(日)  死ぬのは難しいという話
何やら関東地方は曇り空で、うっとうしです。

さてと、昨日の話の続きです。
3代目の桂 三木助師匠は、私の大好きな噺家さんでした。
昭和36年、つまりは私が生まれた歳に胃がんで亡くなっているんです。

その三木助師匠がいよいよだめだ!って時に、三木助師匠が他の大看板
師匠連を自宅に呼んだそうです。
当時の大看板といえば、桂 文楽、古今亭志ん生、兄弟分の柳家 小さん
なんてとこでしょう。
娘さんにピアノを弾かせて、そのピアノの伴奏をバックに訪れた師匠連に
自分の家族、やっと生まれた長男(のちに4代目桂 三木助を襲名するも
自殺)をくれぐれも頼んで・・・・・・これで思い残すことはないとばかりに
布団の中で目をつぶります・・・・・・。

「師匠〜!」と弟子の声・・・・・「三木助さん!」とおそらくは文楽さんあたり・・
(笑)
しばらくすると三木助さん、やおら目を開けて「だめだっ!今日は死ねぇ!
すまねぇがみんな今日のところは引き取ってくんねぃ」と言ったそうです(笑)
それを聞いた古今亭志ん生が言ったせりふがまたふるってましてね。ええ。
こう言ったそうです。
「当たり前だぃ!そうそう都合良く死ねるもんかぃ!」と言ったといわれてま
す(笑)
いかにも、古今亭らしい言い方ですし、言う通りそんなにカッコ良く、タイミング
良く人間は死ねないもんですよね。

私はといえば、やっぱり死ぬシーンを決めてます(笑)
それはね、歳とった私は田舎で一人暮らししてます。そこに遊びに来ている
私の孫・・・・夕焼けを見ながら、バックにはひぐらしが鳴いてたりして・・・
枝豆をつまみにビールを飲んでいます。
ビールをぐ〜〜〜〜〜と飲み干して、肘を枕に縁側で横になります。
孫がふと気が付くとおじいちゃんは幸せそうに逝っていた・・・というね(笑)
そんなシーンを妄想しておりますが、やっぱりそうそう都合よく死ねるもんか
ぃ!(笑)

4月19日(土)  誰も見ないだろうけれど・・
昨日は久しぶりに朝店に来ることもせずに、丸々1日休みました。
雨のお陰で走ることは出来ませんでしたが、昼から千葉で見た映画が出色
でした。

「胡同の理髪師」という中国映画でした。
主人公は、北京の胡同という旧市街地に住む91歳の理髪師。
自分の店を持つ事も無く、昔っからのお馴染みさんの家を訪ねて髪を切り
ヒゲを剃ります。
自分では「死」を意識することもなかったのですが、身近な御馴染みさんが
ひとり、またひとりと逝ってしまうのを見て、「死」を身近なものとして考える
ようになります。

遺影を用意したり、衣装を準備したり、葬儀社に電話を掛けてどうしたらいい
のか聞いたり・・・・
しかし現実は、息子も定年後失業し、孫も失業中、収入の全ては息子の
年金のみ、生活も苦しくて・・・・・と息子は愚痴りにやってきます。

そうこうしている内に、いつものように自転車で町を走っていると、突然
めまいに襲われて、たまらずに壁際に座り込んでしまいます。
「死」を意識し、櫛を胸ポケットから出し、最後に、身支度を整えようと・・・
頭に櫛を持っていきますが・・・・帽子をかぶっている・・・・櫛を持った手が
だらりと下がる・・・・・

死んだと思うでしょ?死なないんです(笑)ふと主人公は目を覚まします。
その夜、いつものように9時に寝床に横になり、朝6時に起きるはずが
枕もとの時計は6時を目の前にして、少しずつ振り子の音が弱くなり・・・・・
止まってしまいます。
「死」・・・・・・・・・・朝の光が差し込む・・・・・部屋を覆う静寂・・・・「死」ですね
そこに息子が訪ねてきます。「父さん・・・父さん・・・・父さんっ!!」
「なんだ?起きられなかったよ・・・・・・時計が止まっていたのか・・・」
まだ生きてたんです(笑)
壊れた時計を自転車に載せ、時計屋さんに向かう主人公・・・その後姿を
俯瞰で撮影し映画はエンディングを迎えます。

ついつい最後までしゃべってしまいました(笑)でもいい映画でした。
これといって盛り上がりも無いのですが、市井の人々をこれだけ見事に
描くのは中々難しいですよ。ちょっと小津映画のテイストがありましたね。

それにしても、やっぱり死ぬのは難しいですね。
死ぬのは難しいって話の続きは、また明日、桂 三木助篇で・・・・(笑)

4月17日(木)  続きです。
前回「明日です」とか言いつつ更新がずれ込みました(笑)

何の話でしたっけ?・・・そうそう事件の話でしたね。
昔、店の従業員さんと毎年夏になると海水浴へ出かけたんですね。
その日も、何台かの車に分乗して出かけたそうです。
VWには、お袋の膝に抱かれた私、祖母、もう一人誰かと運転手役は、当時
店で働いていた「テルちゃん」こと小林さん。
運転してたテルちゃんに、よせばいいのに祖母が読んでいた新聞をぬっ!
と突き出し「あんた!ここ読んでごらん」とやったんですね。
読む気は無くとも、気は取られます。
「へ?」と顔を新聞のほうへ傾けた途端!ハンドルも自然に切れますわ・・・・
顔を傾けたほうへ車も進行しますわ・・・・・・
先には田んぼがありますわ・・・(笑)
はい!田んぼの中へVWビートル君は見事にはまり、ごろんと転がったのか
あるいはそのままズブズブとはまり込んだだけなのか???今となっては
関係者のコメントを取るのも難しいですが・・・・(笑)
どっちにしてもそんな一件があったそうです。

それが直接的に影響しているかどうかは別にして、VWタイプ1は私にとって
気になる車だったわけで、なんででしょうねぇ?
丸っこい形?妙に落ち着く車内?一種の胎内回帰願望にも似た(笑)妙に
癒されるんですよねぇ・・・・。

ガソリン車の最後にこの車はどうじゃろかい?と思いついて色々調べてみれ
ばみるほど、驚きました!
高年式(1970年代)のレストア車(ニューエンジンを載せ、インテリア、ラバー
は新品、全塗装)で120〜150万円!!!!
こりゃあねぇ・・・・何ともかんとも・・・・・・高すぎる!!
これに現在の道路事情でもストレスを感じないように、と考えると、クーラー
(エアコンではありませんよ・・笑)、ディスクブレーキは欠かせないんで
後付けするとそれだけで20数万円が追加となる・・・・新車が楽に買えるじ
ゃん!!しかも私のことですから、数年、あるいは1年で売っぱらうとなる
と二束三文な事は間違いなし!!(経験多数・・・笑)

やっぱり無理な話ですわなぁ・・・・(笑)

さ!妄想はそれぐらいにして仕事だぁ〜!

4月14日(月) / その車はね・・
土曜日は、お客様に招かれてご自宅へ花見にお伺いし、日曜日は叔父の
納骨が有りという訳で、休みのような、休みでないような?(笑)

この前お話した「上がり車」ですがね、私の中での「上がり」はフォルクス
ワーゲンのタイプ1、日本でいうところの「かぶと虫」です(笑)
実を言えば、今までにタイプ1ビートルは2回所有した事があります。
いずれもそんなに長くは所有しなかったんですけどね。

最初は世田谷の等々力にある有名店で買った1970年製の1500ccの
ビートルでした。
スティールダッシュが渋かったです。でもね、エンジンの調子がイマイチだっ
たなぁ〜

その次は、自宅近くのVW専門店で購入した1303というちょっと変わり種の
ビートルでした。これは調子よかったです。
でも、ギアボックスからのオイル漏れがありましてねぇ・・・・ステアリングを
回すとガクガクになってました(笑)

なぜこんなにタイプ1ビートルに惹かれるのかというと、それは幼児体験に
根ざしているんじゃあなかろうかと(笑)そんな自己分析をしております。
というのも、今を遡ること40年以上前、家でビートルを所有していた事が
あるんです。
あんたは生まれたばっかりだったよ、とお袋から聞いたことがありますんで
1961年か、1962年製の中々にクラシックなタイプ1が家にあった訳なんで
すね。

そのビートルが私に深い影響を及ぼすことになったある事件とは?
明日にします(笑)
そんじゃ!

4月11日(金) / なんかくやしい・・・
休みがすっ飛びまして・・・・(笑)お仕事してます。

さてこの前、オメガのスピマストリプルカレンダーの分解掃除をしたんですね
これは数年前に私自身が修理したものでした。
今回は分解掃除(オーバーホール)と共に、リューズが劣化してそこから
汗、水が進入したので、リューズ交換も同時に行うという内容の修理でした。

この手のクロノグラフ修理の際は、当然ですがプッシュボタン、カレンダー
の早送りボタンなどもぜ〜〜〜んぶ分解して、洗浄して、シリコングリスを
塗って、操作性をあげます。
この時に、プッシュボタンのネジ山にはねじ山専用の接着剤を付けるんです
そうでないと緩んできますからね。
どうかするとその接着剤が効きすぎて、プッシュボタン周りを分解しにくい
事もあります。
ネジが緩まないんですね。
こういう時は無理にネジを回そうとすると、まず間違いなくネジが折れます。
どうするかっていうと、プッシュボタンそのものをアルコールランプで温めます。
そうするとネジが緩めやすいんです。

その時もネジが硬いんで、温めてからネジを回し始めたら・・・ネジが折れ
ました(笑)周り始めたかな?と思ったとたんに・・・折れやがりましてね。
自分が前回修理して、自分が処理したプッシュボタン周りを、これまた自分が
壊している訳ですから・・・・・なんともはや・・・俺ってバカ?(笑)
結局プッシュボタンを取り寄せて交換しましたがね。
これでうん千円が飛ぶ訳です(笑)
痛かったなぁ〜〜(笑)ちょい凹みです(笑)

おっ!そうだ。全然関係ない話ですけどね、私にとっての「上がり車」を見つ
けました!
あと10年くらいで純粋なガソリン車なんて乗りにくくなりそうでしょ?
これがガソリン車(純粋な意味での内燃機関車)の上がり!って車です。
これに乗ったら、あとはハイブリッドでも、電気自動車でも、水素自動車でも
台八車でも、人力車でも何でも乗ってやろうじゃないか!というようなね
そんな「上がりの車」についてはまた後日に!

4月10日(木) / 久しぶりにほっとしてます。
ここのところ修理のご依頼が一服しております。
という事は、そうなんです、数ヶ月ぶりにリラックスして仕事が出来ております

一時期、メールをいただいたお客様には2週間ほど発送を猶予していただい
ておりましたけれども、どうやらそれも解消できます。

いや〜〜〜長かった数ヶ月でした。でも、この数ヶ月があったおかげで
今のすこ〜しの「ほっ・・」があるんですよね。
絶えず暇なら、こんな「ほっ・・」は経験できない訳です。
やっぱり何かを失うこと無しに、何かを得ることは出来ないっ〜〜事でしょう
ね。
偉そうに語るならばですね(笑)

ここのところ体の抵抗力が落ちているようで、顔の皮膚がかさついたり
湿疹が出来たりと、イマイチなコンディションな為に走ることも中々できませ
んが、少しずつこっちのほうも元に戻していきたいな、と思っています。

私の体調や、仕事の忙しさについてご心配いただいていたお客様、もう
OKです。
修理のご依頼お待ちしておりま〜〜す(笑)

でも明日はお休みでした(笑)

4月7日(月) / 聖火リレーはどうなる?
今日、昼飯を食べながらニュースを見ていたんですね。
そこでロンドンでの聖火リレーの様子を伝えていました。
例のチベット騒動の抗議運動ですね。
中々にヨーロッパあたりの民度の高い国ですと、当然のように市民レベルで
抗議運動が起きますよね。
パリでもパリマラソンの参加者に抗議ステッカーを配ったりしてました。

日本でも、聞けば長野を舞台に聖火リレーが行われるようで・・・・
難しいでしょうねぇ〜。
何の抗議もしなければ、諸外国から「日本はチベットの事なんかどうでも
いい訳かい?」などと非難が起きそうですし、かといって抗議すればしたで
中国が怒り狂うでしょうしねぇ〜。

そこでどっちにも顔が利く名案を提示しますよ(笑)
方法は、パリマラソンのステッカー方式です。
ステッカーにはこう書きます。

「チベットの事も、ちべっと考えよう!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チベットだけに、ちべっと考える・・・・・・・・・・・・・・みたいな?(笑)

ま、結局お笑い、駄洒落ってだけの話なんですけどね。
駄目っすか?(笑)
駄目ですよね(笑)

さて仕事すっか・・・・。

4月6日(日)  何か変じゃない?
どこでも言っていない事なんですが、最近「これって変じゃないの?」って
思うことがあります。
それはね、新聞なんです。し・ん・ぶ・ん。
活字がね、でっかくなってますでしょ?
なんで?

活字をでかくするのは、主には老眼鏡を必要とする中高年齢者のための
配慮てのは分かります。
でもね、今までだって新聞読むときはそういう方々もメガネをかけて読んで
いた訳でしょ?
すこしばっかり活字を大きくしたところで、メガネが不必要になるとは考えに
くいんです。
意味無いんじゃないのって気がするんですよね。

んで、もっと気になるのは活字が大きくなった分、記事の量は減る訳で
その割りに新聞のページ数が増えたってのは聞かないし・・・・・
結局料金据え置きで、活字量は減っている訳で・・・・・これは実質、値上げ
なんじゃないの?って気がするんです。

簡単なニュースならテレビやラジオでOKな訳で、よりその事件や政治状況
を深く理解したいから新聞を読む訳でしょうに、それを活字をでかくしたら
掘り下げが出来ないんじゃないの?って気がするんです。
なんか実際読んでいても「浅いなぁ〜〜」って感じています。
活字拡大後は・・・・・・・。

いっそ、選択性にしたらどうでしょうね?活字でかい版と普通版とね。
そのほうが読者も選択の幅が広がりますし、書き手の記者さんもやる気が
出ると思うんですがねぇ〜どうなんでしょう?

4月5日(土)  下手な鉄砲数打っても・・
昨日は、お休みさせていただきました。
走りも一休み、だらだらと過ごしておりましたが、2本日本映画を見たんです。
いや〜別にシャレじゃあないんですけどね。
「クワイエットルームへようこそ」ってのと、「サウスバウンド」の2本です。

「クワイエット・・」のほうはまぁ、佳作ですね。
蒼井ゆうさんはかわいいねぇ〜(笑)良い感じです。
大竹さんは、相変わらず全部持ってちゃう、みたいな強烈な演技で(笑)
結構笑わせてもらいました。

問題は「サウスバウンド」のほうね。
これ監督が森田 芳光さんなのですが、これがまた酷い映画でした。
つっこみ処満載でしてね(笑)
こんな映画撮っているようじゃあ、どうにもこうにも、トホホな感じですね。

最近日本映画が元気だ!という話を聞きますが、単に封切される本数が
多いってだけで、中身はお粗末だなぁと思った次第です。はい。

今日はオメガスピマスとゼニス、オリスあたりをやろうと思っています。
すこ〜しだけ本数が減って、一息ついてたらまた増えてきました(笑)

どっかから見てんのかなぁ?

4月3日(木)  車についての所感
車を購入することはありませんが、ネットで色々と車の情報を見る事は頻繁
にやってます(笑)
そんな中、ちょっと驚くニュースを目にしました。
それはね、メルセデスベンツが燃費向上の為の車作りを今後様々な車種に
展開していくという内容のものでした。
曰く、フロントガラスをより軽いものにすることで1.2kg減量、ドアミラーの
形状を見直して空気抵抗を減らす、アイドリングストップ等々というものでした

これはね、早い話が軽量化による燃費向上でしょ?
車は重量が軽くなればなるほど燃費は向上しますが、それに反して乗り味
は軽くなりますね。
どっしりした乗り味から、ひょこひょこした乗り味になるってことでしょ?
私にとってのメルセデスベンツは燃費はともかく、氷の上を滑る戦車、という
イメージでしたよ。ええ。
ドアを閉めれば金庫の音、走りだせばもっさり加速しつつ、道路の舗装面を
ならしていくような乗り味でしたよ。
それがね、車重の軽いメルセデスっ??もう今後は昔のような車は出て
来ないんでしょうね。
そういえば、今のEクラスをヤナセのショールームにひやかしで見にいった
時に、ドアのキャッチ(ボディー側にあるやつです)がプラスティック製になって
いてひどく驚いた事がありましたが、今考えてみればそれも軽量化の先駆け
だったのかもしれないですね。

もう私の好きな80〜90年代のヨーロッパ車のような車は出現しないでしょう
し、出現を許すような時代ではないって事なんでしょうね。
かといってわざわざその年代の中古車を購入して、メンテナンスにお金をか
けて乗りこなす情熱はもうありません(笑)
今後はね、小さくて、軽くて、燃費が良くて(小さくて軽ければ燃費がいいの
は当たり前ですね・・・笑)ちょいとおしゃれな下駄車!これに照準をあわせ
ていきたいと思っていますです(笑)

さ〜てどんな車を買うのか、買わんのか??(笑)私にもよく分かりません。
「車を買い換える気が中々起きないんだよなぁ〜」と姉に話をしましたら
「あんたはもう一生分の車に乗ったのよ!」と言われました(笑)
な〜るほどそうかもね(笑)

4月1日(火)  (無題)