【2006年5月】

5月31日(水)  今村監督作品
映画監督の今村昌平さんが亡くなりましたね。

今村監督の作品で一番印象に残っているのは「復讐するは我にあり」です。
封切り当時はものすごい評判でした。普段はピンク映画を上映してた地元の
小さな映画館で私は見ました。

いつ頃だったかなぁ・・・・高校生か、浪人していた頃か、どちらにしてもその
あたりです。

ものすごい衝撃的な映画でしたね。
映画を見終わった後に、人を殺せそうな気分に(とてもモヤモヤした嫌な気分
でしたが・・)なったのをよく憶えています。

最初の殺人を犯した後、主人公が自分の手についた血のりを、自らの小便で
洗い流す、というシーンがあったのですが、これは主演の緒形拳さん本人の
小便だったそうですね。
ですから、撮り直しの時には、緒形さんの小便待ちだったそうです。
これはラジオで聞いた事ですけどね。

もう一回見てみたいですね。といってもDVD貸し出し中は確実でしょうね(笑)
それと子供には見せられませんね、あの映画は・・・・。

5月29日(月) / サッカーは詳しくないけれど・・
昨晩のNHK見ましたぁ?ブラジル代表のロナウジーニョの特集でしたがね。
もう「すごいっ!」の一言です。
サッカーに詳しくない素人の私でも、ロナウジーニョのすごさは理解できます。
ロナウジーニョにロビーニョでしょ、それにカカ・・・・・・勝てる訳も無いし、引き
分けも難しかろうと思います。予選突破難しそうだなぁ・・。

それにしても、今朝の新聞でも報道してましたが、2チームのサッカーチームを
構成し、片方にはサンバを聴かせてから試合をさせたそうです。
結果は、聴かなかったチームよりも聴いたチームのほうが動きがよかったそう
です。
ロナウジーニョの動きもサンバのリズムなんでしょうね。当人もそう言ってました
けどね。

対して日本のサッカーの動きは、あえて言えば形式美ですね。ちょうど歌舞伎
や、能のような、ちょっとギクシャクした印象をうけましたねぇ・・・・これまた今朝
のスポーツニュースを見ての感想です。

結果はともかくロナウジーニョを見られるだけでも、今回のW杯は楽しみです。
でもね、日本の小野伸二選手も結構近いレベルにあると思うんですけどね。
ボールタッチの柔らかさ、という点では、小野選手が一番好きです、私は。







5月25日(木)  艦艇名
長崎の佐世保港へ、アメリカ海軍の原子力空母が入港した、というニュースを
昼に見ました。
増強する中国の軍事力に対する、抑止力としての役割を担う観点から、今後
入港は日常化するだろうとも伝えていました。

その空母の名前知ってます?エイブラハム リンカーンってんですよ。
「空母 エイブラハム リンカーン」・・・・なんかかっちょいいです。

開嬢自営体・・・かいじょうじえいたいと入力し、変換しましたらこんなんが出ま
した(笑)
開嬢って・・・・(笑)開く嬢はうれしいですが・・(笑)しかも自営体って・・・(笑)
ま、体を使っての自営ですからね(笑)
そんな事はど〜〜でもいいんです!ついついシモネタ方面に流れる悪い癖が
出ますが・・・(笑)

海上自衛隊の艦艇の名前はこんなんじゃないですよね?確か・・「いそかぜ」
とか「さざなみ」とか・・・確かそんな当たり障りの無い名前だったと思います。
アメリカ風に歴代の大統領や、軍に貢献した方々の名前をつけたらどうでしょ
うか?
こりゃまたね、中国、韓国の神経を逆なでするでしょうねぇ・・・・

「駆逐艦 伊藤博文」とかね。「巡洋艦 山県有朋」、「イージス艦 原敬」とか?
「空母 山本五十六」なんてね、日本は空母を持てませんが、持てたら山本
五十六という名前はピッタリでしょう?
空母を使った攻撃、という新戦術を考案した貢献者ですからね。

ま、仕事しながらちょっと考えついた小ネタなんですけどね。
明日はっ!休みだぁ!!うれしいっす・・。

5月23日(火)  KEY OF LIFE
ついこの前、近所のTSUTAYAに行きましてね。
何かDVDでも、と思ったのですが、借りたい物も無く、ふらふらとCDのコーナー
へ行きました。

何気なくCDを見ていた時に、スティービー ワンダーのCDコーナーが目につき
ました。
スティービー ワンダーというと、最近の若い方は、缶コーヒーやら日本テレビ
の朝のワイド番組やらのCMソングやジングル程度の認識しかないでしょうね。
達者な方は、飲み会でスティービー ワンダーの物まねをやったりしてね(笑)

でもね、本当はすごいアーティスト・・・・いやいや彼にはアーティストなんて
言葉はふさわしくない気がします。
なんだろう?・・・・・音楽職人?(笑)そんな気さえしますね。

借りたのは70年代の金字塔的なアルバム「KEY OF LIFE」です。
それこそ何年振りだ?・・・・ってくらい久し振りに聞いたのですが、30年以上
経過しているのに、その音楽性の多様さ、楽曲の多種性、全体に流れるピリッ
としたコンせプティックなぶっとい柱・・みたいなもの?
簡単に言えば「骨太」なんですよ。
とにかくその音、曲、歌声みたなのものに正に打ちのめされましたですよ。

本当に良いものは時代を超えて人々の心に訴えかけるものなんですね・・・
などどいう陳腐なセリフな出てきますよ(笑)

今度息子に聴かせてみようかな?どんな反応を示すでしょうか?ちょっと楽し
みですよ(笑)

5月21日(日)  車と時計の共通点
束の間の五月晴れですねぇ、気持いいですねぇ・・・。

さてさて、この日記コーナーを見ている方々が、一番ドキドキするのはご自分
で購入されたUSEDの時計のコンディションでしょう(笑)
沢山のお客様が、ご自身でご購入になられたお時計をお持ちになります。
コンディションの良いのも、そうでないのも正直に私はお客様にお伝えします。
良いコンディションのものを、その旨お客様にお話ししますと、とっても皆さん
嬉しそうにしてらしゃいますし、私も嬉しく思います。

私自身も、車に関して同じ気持を味わっておりますので、よ〜〜く分かります。
ドキドキするんですよねぇ〜〜〜(笑)

コンディションの良いものを手に入れた場合も、そうでない場合も大切なのは
メンテナンスに当てる費用を事前に用意しておく事でしょうね。
それから、同時に信用できるお店を確保しておく事でしょう。
これがないと怖くて手が出せません。
ここで問題になるのが、信用の置ける店なり、工場(車の場合ですね)をどう
探すか?という事ですよね。

福野さんという自動車評論家の方がおっしゃっていたのは、値段が安くて
仕事が速くて上手い工場なんて教えられない。なぜかと言えば、他人に教え
た瞬間に、依頼が増え、値段は上がり、仕事は遅くなり、手を抜き下手になっ
て、並の工場になっちゃうから、というものでした。
それを読んだ時に「なるほどなぁ〜」と思いましたが、一お客の立場から考えて
みると、それでもそういう工場や、お店が無いかなぁ?と思いたくなろうっても
んですね(笑)

さて当店は皆さんにとって、そんな値段が安く、仕事が速く(速くはないですね)
上手い時計屋さんに成り得ているのでしょうかねぇ?
おっ!!うなずいてる皆さんの顔が見えますッ〜〜〜!!!(笑)
そんじゃまた明日です。

5月20日(土) / 引き取りました
昨日はお休みさせていただきました。
さてと、皆さんお待ちかね、かどうかは知りませんが(笑)ま、とりあえず車の
話題をね(笑)

午後、千葉の港のほうにある、陸送会社の基地までサーブを取りに行って
きました。
5ナンバーですし、左ハンドルのマニュアルは嫌いじゃないんで、すっかり
リラックスして運転して自宅まで帰ってきました。

冷房は幸いききますねぇ、効き過ぎるくらいでした。これからの季節、これは
○ですね。
タイヤもヨコハマのユーロdbが8分山、こいつもしばらくはOKっと。
千葉マリーンスタジアム前の空いた道を走ってきましたが、な、なんと5速に
ギアが入りませんでした(笑)なんででしょうねぇ・・(笑)

帰宅後、一通り見てみましたが、幌のコンディションもOK!
内装はそれなりにヤレがありましたが、まあまあこんなものでしょう。
ステレオは、当時のビクターのカセットデッキ(笑)がそのまんま、でした。
スピーカーもいただけませんでしたが、こんなのは瑣末な事です。

早速、自宅近くの整備工場へ入院、5速に入らない症状と、アクセルオフで
エンジンが盛大にスナッチ(揺れる)する症状の解消をお願いしてきました。
おそらくエンジンマウントが寿命なんでしょうね。
車検が来年の8月ですから、ちょっと早めの12ヶ月点検のつもりです。

エンジンはグッドです。音がねぇ・・・いいんですよ。グワァ〜〜〜〜とね(笑)
ちょっと重めの、鋳鉄エンジン特有の重さのある音なんですけどね。
ちょっと旧型ミニのエンジンっぽいフィーリングと言えなくもないです。

1〜2週間の入院でしょうけれど、楽しみに待ちたいと思っております。

5月18日(木)  俺のことはほっといてくれ(笑)
私のHP上のプロフィールには、愛車サーブ9−5と記してありますが、実は
違うんです。
「車なんてどうでもいいじゃん!、何でもおんなじだしっ!」という一種達観した
境地に無理やり自分を追いこみまして(笑)
実を言えば、今乗っているのは三菱コルトなんです。1300ccのCVTですね。
今井美樹さんも「これ、乗るわ!」と言っておられますし、いいかな?と思いまし
てね(笑)
1月から乗っております。燃費は素晴らしいです。町乗りでリッター13kmくらい
いきますし、暖房、冷房もちゃんと機能してますし、アイドリング時は「無音、無
震動」ですわ・・・。
でもね、車を操縦している、という感覚は残念ながら限りなくゼロに近いっす。

そんな中、セカンドカーがやってきます(笑)普通はセカンドカーっていうのは
町乗り用に、小さな排気量の普通車か、軽自動車をチョイスするのがほとんど
ですよね?
でもでも、今回来るセカンドカーは全然違うっ!(笑)
明日、大津から千葉へ陸送されてくる、オークションで見つけた車は・・・・・・
クラシックサーブ900ターボ16カブリオレ!!・・・・・です。しかも5速マニュアル
なんて妙にマニアックな車です(笑)2000ccのハイプレッシャーターボです。
バブルの頃はねぇ、トレンディードラマに必ず登場していた、そんな車ですね。
新車で560万円くらいしたそうですが、今や10分の1くらいです。

魂胆はこうです。ファーストカーにはコルト。セカンドカーのサーブはこつこつ
直していって、たまに乗って普段のフラストレーションを解消する、と(笑)
そんな事です。
高速道路で煽られたら、いったん道をゆずった後、ちょっと追いかける(笑)
そんな、大人気無いもくろみも考えておりますです(笑)

そんなこんなで私の事はほっといてくださいね(笑)44歳にもなってバカなん
すから(笑)

5月16日(火)  嫌われ松子
「嫌われ松子の一生」という映画が今度封切りになるそうですね。
家のカミさんがそれに先立って、文庫本を読んだそうです。
「なかなかに面白かったわよ」という声に押されて、この前の休みの日に読み
ました。
上下2巻の本なのですが、1日で読みきってしまいました。
取り立てて感動!!という事も無く、つらくってやり切れない!という事もなく
波乱万丈の松子の一生なのですが、何と言うか、妙に俯瞰で見るというか
読む事が出来ました。

読み終えて「松子の一生」の意味合いを考えてみたのですが、人の一生なん
てたいした意味はない訳だ、という事のみが頭に浮かびましたね。
教師を首になり、ソープ嬢に身を落とし、男を殺し、刑務所に入り、そこで美容
の免許を取り、元教え子と暮らし、うんぬんかんぬんという訳で・・。
相当にジェットコースター並の人生なのですが、その瞬間瞬間をただひたすら
に生きている(生き物としてですね)、それが松子なのだと理解した訳です。

ひるがえって考えますと、私達もそんな感じの人生なのかな?とも思うんです。
誰しもが日々新たな発見をし、心洗われたり、日々感動したり、驚いたりする
訳ではなく、ひたすらにルーティンワークで消耗していく、そんな人生ではない
のかな?なんて思うんですよね。

と同時に、我々の人身御供として「松子」を捉える、なんて見方も出来る訳で
そんなこんなで妙に心に残った「嫌われ松子」でした。


5月15日(月) / 検査結果判明
いや〜〜〜ちょっと油断してましたら、随分と間が開いてしまいましたねぇ・・。
すみませんでした。

ここ数日は、本当に修行僧のような生活でした。酒の量は減りましたしね、
タバコも2日半禁煙してました。
そんな中、先日行なった検査の際採取した細胞の検査結果を聞いてきました。

結果は・・・・・・・ドラムロ〜〜〜〜〜ルッ!!・・・・・・はありませんけれど(笑)
健康体でしたぁ。
ポリープはカテゴリー3(線腫)でしたが、こいつは除去したので問題無し。
腸炎(軽い出血箇所)はカテゴリー1で、健康な細胞でしたぁ・・。

結局、私は健康な(精神的には不健康ですが・・・・・笑)44歳というお墨付き
をいただいた訳です。
なんか今晩から酒の量も元にもどるような・・・気がしないでもないですが・・・
なるべく戻らない様に(笑)努力していく方向で検討を開始しようかなぁ?
というね(笑)そんな心持ちです。

それにしても、我ながら今回の経験を通じて思った事があります。
それはね、私という男は、お医者さん関係については、とことんチキンハートな
へなちょこな奴だったという事です(笑)
もうねぇ、検査の前、検査の後、あれやこれや、ネガティブな妄想にさいなまれ
ましてねぇ(笑)
結構やな気分の日々でしたよ。

それもこれも、今日までだぁ〜!いや〜〜〜健康って素晴らしい事ですねぇ。
我ながら何言ってんだか(笑)
最後に一句  「大山鳴動して、おしりから血一滴・・(笑)」

5月7日(日)  ちょいとお願い
今日はネタでもないんですなく、単純なお願い、というか告知なんです。

この前、柱時計の鍵をご注文いただたお客様!古いほうも返却して欲しい旨
のお電話をいただきましたが、ご住所をお聞きするのを忘れていましたっ!!
お心当たりのお客様!ご一報いただけるとあり難いのですが・・・。
よろしくお願い申し上げます。

こんなんで終りにすると顰蹙かいそうなので、小噺をひとつ・・・(笑)

さるバーで、筋肉隆々のお兄ちゃんが自慢をしております。
「えっ?俺?そりゃあ鍛えてるさぁ・・・ジムでね。見てくれよ!この筋肉っ!
すげぇ〜だろぉ〜?ヘヘ・・・・。おっ!そうだっ!マスター、そこのりんごひとつ
くんない?え?いい?ありがとう。」
その筋肉お兄ちゃん、りんごを片手で握ると「ぐわっ!」と力を込めます!
とたんにりんごが潰れ、拳からはりんごの果汁がボタボタとしたたり落ちます。
「オォ〜〜〜〜!!」
店内のお客様は感嘆の声をあげます。机に置かれたりんごはそれこそカラッ
カラの状態です。

そんな時「私にもやらせてもらえませんかね?」と言いながら現れた、メガネを
かけた初老の小柄な男性。どうみても筋肉の「き」の字も無いような身体です。
その老人、机の上のさっきのりんごを手にしたかと思うと、次の瞬間っ!
さっきので出し尽くしたかと思われたりんごから、先ほどの量をはるかに上回る
量の果汁が再び、ボタボタボタボタと流れ落ちます。
老人が再びりんごを机の上に置いた時には、まるでりんごはドライフルーツの
様になっていました。

店のお客のひとりが恐る恐る尋ねます「あの〜お仕事は?」
ご老人少してれて、頭をかきながら・・・「はい、税務署に務めております・・・」

こんなんでどうですか?(笑)

5月6日(土)  検査その後(生活変えました編)
昨日はお休みさせていただきました。

さて、いよいよケツベン編も、最終回を無事に迎える事になりました。
何が変わってたって、私の生活が大きく変わりましたよぉ。
一番大きな変化は、食生活と、お酒の飲み方です。

いずれも、「ゆっくり」がキーワードになりつつあります。
いままでは「早飯、早○、芸のうち」とばかりに、とにかく食べるのが早かった
のですが、結局冷静になってみると、噛む回数が少ないんですよ、私は・・・。
そうなると胃や腸に負担がかかるでしょ?
そこでゆっくり、しつこく噛む事に注意をするようになりました。
そうなりますとね、いままでの3分の2くらいの量で、満腹感が得られるように
なりました。自然とね・・・・。いいんじゃないでしょうか、これ?

お酒は、ケツベン前のある夜を再現してみますと、こんな感じです。
仕事終りに、途中の酒屋さんで350mlのビールを購入、飲みながら駐車場へ
車の運転はまずいので、お抱え運転手が運転代行(笑)
帰宅後食事を摂りながら350mlのビールを飲む、食後すかさずバーボンを
トリプルくらいで(笑)オンザロック、その後入浴、入浴後、バーボンダブルを
ストレートで、その後赤ワインをグラスで3杯程やっつけて、就寝直前にウィス
キーをストレートでダブル、ようやく布団へ・・・・・ってな感じでした。

こうやって書き出すとほとんどアルコホリックみたいだなぁ・・・・
とにかくこんな感じでしたが、それが「ゆっくり」がキーワード化した昨晩あたり
はこんな感じです。
休みの日なのに、夕食まで一切アルコール摂取無し、7時過ぎに夕食を摂りな
がら350mlのビールを30分くらいかけてゆっくり飲む。
その後入浴。入浴後バーボンをシングル水割りを1時間くらいかけてゆっくりと
飲む、お酒はそこで終了、就寝までは酒無し、11時に布団へ・・・。
ってな感じです。それでも寝られます。飲まなきゃ寝られないというのは、酒
飲みのいい訳に過ぎなかったというのがよく分かりましたよ(笑)

いつまで続くか分かりませんが(笑)しばらくはこんなLOHASな感じで行こう
かな?と考えとりますです(笑)
皆さんもご注意を!特にお酒好きの方はね!トイレに行ったらビックリ!!
なんて事にならないように(笑)

5月4日(木)  検査その3(ミクロの決死隊)
昨日の続きです。

内視鏡を戻しながら、先生が詳しくチェックしてくれています・・・・・というかして
くれているようです。
なにせ私の背中越しの作業なので、気配で感じるだけなんですけどね。

「ポリープがありました。この大きさなら切除できます。やりますねぇ〜」
「よろしくお願いします・・」
「○×1!、もう1、あと0.5・・OK!・・」ピー!ピー!ピー!
「もうひとつありました。これも取りますねぇ・・」
「よろしくお願いします・・・」
「○×1!、もう1、あと0.5・・OK!・・」ピー!ピー!ピー!

はい!終りましたよ、という先生の声。それじゃ見て見ましょうか・・といいなが
らモニターを私に向けてくれました。
HDDに録画してあるのでしょう。
「はい、これが小腸の出口です。この辺は血管がきれいに見えますよね?
非常にいい状態です。ここへんから段々血管が不鮮明になってきますよね?」
な〜〜る程言われる通り、血管がすこし見にくくなってますわ・・。
「ここにポリープがありました」
といって見てのは、画面の半分くらいのでかいポリープ!!びっくりしてましたら
「この大きさで4mmくらいです。処置した後がこんな感じです。」
破壊されてました(笑)
「この辺は軽い腸炎ですねぇ・・・すこ〜し血がにじんでますよねぇ」
なるほどにじんでるわぁ・・・・この景色はどっかで見たような???そ!そうだ
「ミクロの決死隊」という映画だっ!と気がつきました。

そんなこんなで無事に2つのポリープを除去しました。
感想ですか?・・そうですねぇ・・・前日の夜はうどんをすこ〜し摂っただけでし
たし、当日の朝は食事を摂れませんでしたので、とにかくお腹が空いていまし
た。
「痛みとかないですかぁ?」と聞いてくださる看護婦さんに「痛みは全くありませ
んが、お腹空きましたぁ・」と答えますと、看護婦さん曰く「あぁ〜〜〜今日は
ポリープ取ったんで流動食なんです」「ヘッ!?・・・流動食・・・・・」
結局その日は、固体を口にする事ができませんでしたとさ!ジャンジャン!

明日はお休みさせていただきます。そんじゃまた・・・。

5月3日(水)  検査その2(入りましたっ!!)
さてと、昨日の続きです。

呼ばれて、レントゲン室へ・・・・「ここに立ってください」という看護婦さんに
いわれるがままに立っていると、なんとそれがベッドでして、グィ〜〜〜〜ン
という軽い音と共に、段々倒れていきます。
「鎮静剤いれますよぉ〜〜〜ちょっとピリピリするかもしれませんよ」という
看護婦さんの声。
もうここまでくればね、あれですよ、ジェットコースターの登りが終って急降下す
る前の、ほんのわずかな平穏状態と同じですからね(笑)もう何でも来いっ!!
ってくらいのクソ度胸というか、自棄のヤンパチといいますか・・・・(笑)
鎮静剤でも、覚醒剤でも何でも来いや!ってなもんで(笑)

「はい、池崎さんこんにちはぁ。その後出ました?」という先生の声が背中越し
に聞こえます。
「ええ、一度だけ出ました・・・」
「ちょっとお尻に麻酔の薬塗りますねぇ・・」
なんかヌルッ!ヒヤッ!とした薬が、あの周辺に・・(笑)ああ・・・ブロークン
バックマウンテンのあのシーンが思い浮かぶぅ〜〜〜(相当脚色してますが・)

ほんのわずかな違和感を感じつつ、それ以上の痛みも、違和感も、ましてや
・・・・・やめとこう・・(笑)つまりはえらく感じないんですよ。
「いいですねぇ〜、癌はありませんねぇ・・・」という先生・・。
あっちゃ困るんですが、無くてとりあえず一安心しました。

検査前のムンテラでは、大腸の行き止まり、つまり盲腸近くの、小腸の出口ま
で挿入すると聞いていたのですが、全然進んでる感じがしないんですよね。
??と思っていると、数分後
「はいここが行き止まりです。これから抜きながら詳しく見ていきます」と先生。
「えっ!!?もう着いちゃたの?全然実感がないぞぉ〜〜」

後になって考えてみれば、内視鏡は2重構造になっていて、肛門に挿入した
後は、内部から細いものがニュ〜〜と伸びて進んでいくんでしょう。
そうじゃなきゃお尻が痛いですもんねぇ(笑)

バックから挿入された内視鏡が、小腸出口からバックしながら発見したものと
はっ!?
44歳のうだつのあがらぬ中年時計職人の運命やいかにっ!?

次回、検査その3、ミクロの決死隊編に続くっ!!COMING SOON!!

5月2日(火)  検査その1
昨日、懸案の大腸内視鏡検査を受けてまいりました。
経験のある方はご存知でしょうけれど、あの検査は大腸の中を見るわけですか
ら、大腸の中に普段あるものがあってはいけない訳です(笑)
どうするかってぇ〜と、下剤を飲んで、出しに出します(笑)
その後、傾向朝刊洗浄剤、じゃない、経口腸管洗浄剤をな、なんと2リットルの
水に溶かして、2時間かけて飲むんです。
腸管洗浄剤ですからね、洗浄したあとは・・・・・出る出る!!(笑)
だんだんだんだん茶色→濃い黄色→普通の黄色→薄い黄色→ほぼ透明
に変化していきました。当然個体で無く、液体です(笑)

そうこうしている内に病院へ・・・・・
呼ばれた後、着替えます、この時にはく半ズボン状のはきものがちょっと変わ
っていますよぉ・・・・・片方に穴が開いているんです。
看護婦さん曰く「穴の開いているほうを後ろにくるようにはいてくださいね」
検査が検査ですからね、当たり前といえば当たり前なんですけどね(笑)
「これを逆さまにはいて・・(笑)看護婦さんに着替え終わりましたぁ!・・・などど
言ったらこりゃ犯罪者だよな・・」などどアホな妄想をしつつ着替え終わりました
前日まではね、洒落でお尻の穴の近くに「一方通行出口」の標識を小さく
ペイントしようかなぁ・・・などどアホな事を考えていたのですが(笑)ここまで
くるとそんな事は考えられません(笑)

着変え後、ベッドに横になりながら点滴を受けます、こりゃ体液に近いものなん
でしょうね。前日からの排出量を補う意味合いなんでしょう。
15分ほど点滴を受けながら本を読んでました。
そうこうしているうちに「それじゃそろそろ移動しましょう」という看護婦さんの
声に促されて処置室へ・・・・・・
あぁぁ・・・いよいよだぁ・・・・・・ちょっとドキドキ!・・44歳が何言ってんだか・・
明日に続くっ!!