【2006年4月】

4月29日(土)  え!?いきなりぃ?
いよいよGW突入ですね。

さて前回お話した検査の件ですが、実は木曜日の夜に検査を受ける病院から
電話が入りましてね、10日に受けるはずの検査が、キャンセルが出たので
1日でどうですか?という内容でした(笑)
一旦は断ったのですが、いやな事は先に済ましたほうがいいや!とばかり
OKの返事を電話で伝えました。

こりゃねぇ、例えてみればこんな感じですよ。
すんげぇ怖いジェットコースターに乗るべく順番待ちしてるとしますよね?
自分より前の人数を確認して「次の次くらいかなぁ・・・・まだ大丈夫だ・・」
なんて安心していたら、前のほうの結構な待ちの人達が「やっぱやめよう・・」
とごっそり抜けて、いきなり自分の番になっちゃった、というような(笑)
そんなシチュエーションを想像しました(笑)

ま、どっちにしてもやるこたぁ、やるんですからね。
やりますよ。やりますって。やりゃあいいんでしょっ!!・・・・なんか自棄にな
ってますが・(笑)・・・我ながら・・・・(笑)

全然関係ないですが、この前「ブロークバックマウンテン」の悪口を書いた
報いかなぁ・・・・なんてね、全然方向違いの事考えたりして・・・(笑)
でもあれですよ、大腸検査したあとにあの映画をもう一度見直したら・・・(笑)
見方、感じ方が変わるかもしれないですねぇ・(笑)

さてこんなアホな事言ってないで、お仕事お仕事!!

4月26日(水)  ○×べん
最近のテレドラマを見てますと、妙に弁護士物が多いですねぇ。
女性ばかり7人ほども出ているもの、男2人の弁護士物、NHKでも同様の
弁護士物ドラマをやってました。

そのブームに乗った訳でもなんでもないのですが、最近私もベン者です。
ベンはベンでも、わたしのは「便」でして・・きたない話題ですみませんねぇ・・。
私のは「ケツベン」です。

金曜日に本格カレーを食べたのがイカンかったのか、日曜日に「ケツベン」
しまして・・・・驚きましたねぇ・・・女性でもないので便所にしゃがんで「血」を
見る事はないですからねぇ・・。
とにかく昨日、いとこの内科医を訪ねました。一通り検査した結果「痔」であろう
という診察をいただきましたが、年齢的に「大腸癌」「直腸癌」などのリスクが
出てくる年齢ですからね。
紹介状を持って、本日、専門医を訪ねました。

結果、5月の10日に大腸の内視鏡検査を念のため受ける事にしました。
下剤を飲んで、腸の中をクリーンにして、直径12mmの内視鏡を水戸光圀から
挿入し、盲腸までを見てくれるそうです。
さぁ、何が出てくるか?あるいはこないのか?(笑)
ま、これを機会に多少腹黒いところのある私ですからね(笑)きれいな腹に
しよう、と思っておりますです。

ちなみに今日あたりは普通の雲古でした(笑)
つくずく汚ねぇ話題ですみませんですねぇ・(笑)いやだけど、ちょっと楽しみで
はあります。なんせうまれてこの方、大腸の中に物が全く無い!って事はあん
まり経験の無い事ですからねぇ・・・(笑)

最後にちょっと小噺を・・
ものすごくケチな人がおならをしまして。普通の人ならやりっぱなしですが
この人はちょいと違う(笑)自分で自分のおならを両手を膨らむ様に合わせて
キャッチしました。
これを小走りに裏の畑へ行って、手を右から左へスライドさせながら、閉じた
手を開いて言った一言が「ただの風よりゃましだろう・・」

4月24日(月) / 悩めるオジさんにピッタリ?
たびたびお話している「車ネタ」ですが(笑)
最近はすっかりATに体が慣れてしまったんですけれど、本当はMTを操りたい
という欲求は絶えずあります。
ただ最初はいいでしょうけれど、渋滞にハマッタ時などのシチュエーションを
想像すると、なかなかMTに舞い戻れないのも事実な訳で・・・・。

そんな折も折り、アルファロメオが先鞭をつけた2べダルMTが中々に各メー
カーに浸透しているのを知りました。
これは、簡単に言うとクラッチペダルの無いMTなんです。
クラッチミートを車が勝手にやってくれるんです。
と同時に、AUTOモードなるものもあり、これはアクセル踏みっぱなし、つまり
はATと同じように運転も出来る、そんなメカニズムなんですって。

そうなるとですよ、渋滞中はAUTOで安楽に運転し、気が乗ってきたらMTに
し、しかもクラッチは踏む必要無し!
1粒で2度美味しい、みたいな?(笑)そんなシステムらしいんです。

んでね、早速試乗してきました(笑)メーカーはシトロエン(言い忘れてましたが
私・・実はバネシトロエンファンです・・・ZX以来・・・・)です。
車は一番小さなC2という車種です。
これがね、意外に良いんです。というか良かったんです。
なにが良いかっていますとね、MTですからね、1速からアクセルを踏んでいき
ますよね?
2速にシフトアップさせる時は、シフトレバー、もしくはステアリング脇のパドル
シフトを操作するんです。
そん時にね、すこしアクセルを戻すとスムーズに繋がるんです。
ま、当たり前ですが完全なMT操作の時は、アクセルオフ→クラッチ踏む→
ギアチェンジですからね。
クラッチペダルが無くても、アクセルオフの必要があるんですが、これがオジ
さんにとっては「うれしいぃ〜〜!」んです(笑)
MT運転のリズムそのものなんですよね。

いいなぁ・・・と思いましてねぇ・・・いえいえ買い替えはしませんけれども・・(笑)
MTだから燃費もいいでしょうしねぇ・・・あえていえばちょい小さいですからね
当然ガソリンタンクが小さい(41L)ので、いわゆる「足が短い」のが難と言えば
難ですね。あんまり見かけない車である事も個人的には○です(笑)

4月23日(日) / JUSTICE FOR ALL
「法は万民の為に・・・」という言葉がありますし、実際にそうだとは思います。
しかし、昨今の裁判の妙な判決を見聞きするたびに???という気持も湧いて
きます。

特に山口県で起きた、夫人とその子供を殺害した当時18歳の少年に対する
無期懲役判決が物議をかもしていますよね。
最高裁がどういう判断を下すか、興味のあるところです。
先日見たワイドショーでは、被害者の首に残った指の跡を鑑定すると、逆手で
あったので、おそらく口をふさごうとして、手が首にずれて結果的に締めてしま
った、つまりは殺人ではなく、過失致死だと言ってましたね、担当弁護士さんは
その後の遺体にたいする陵辱行為についても遺体損壊になるのかな?

でもね、遺体に対する陵辱行為って軽く言いますけどね、一般常識で考えれば
この被告は、立派なサイコ野郎な訳ですよ。胸クソ悪くなるほどのね。
法律では死刑に値する犯罪ではないのだそうですが、被害者家族にしてみれ
ば、ご主人が主張している通り「死刑」に値いすると思います。
どんな理由があろうとも、こんな異常性向を持っている人間を遠い将来にせよ
世間に出しちゃいかんでしょう。

もしも、弁護士が本当の事実を被告の口から聞いているとすれば、それでも
弁護をするのが弁護士の仕事なのでしょうか?
仮にね、弁護士自身が「絶対こいつは真っ黒なサイコ野郎だ!」と思ったとして
ですね、法廷の場で「私はこいつを弁護しません!なぜならこいつはとんでもな
いサイコ野郎だからです!」なんて言ったらどうなるでしょうね?
弁護士資格剥奪になるのかな?
弁護士さんも、そんな良心の呵責に悩む事があるんでしょうか?

アルパチーノ主演の「ジャスティス」という映画もそんな映画でした。
被害者の気持も分かるが、加害者の人権はどうなるんだ?という論議も当然
あってしかるべきですが、被告が友人にあてた手紙の内容を聞いてみると
どう考えても、こいつは危ないサイコ野郎だとしか思えないんですよね。

日本における「無期懲役」が本当の「無期懲役」であるのなら現在確定して
いる判決は受け入れてもいいですが、実際には数十年後には出所する可能
性のある「無期懲役」な訳で・・・なんか納得できません。
アメリカみたいに懲役230年とかにならねぇのかな?

4月22日(土) / えびちゃん
最近、妙にクローズアップされているモデルさんで「エビちゃん」って人いますよ
ね?

マクドナルドのCMに出ている人ですし、私も何度か目にした事はあります。
ま、現代のレベルで見れば美人なんでしょうけれども、なんかしっくりこない
部分が私にはあります。
それはね、国籍がはっきりしない(笑)。蛯原さんだか、蛯沢さんだか知りませ
んけれど、顔的にね(笑)、一体何人だぁ?というようなね(笑)そんな奇異な
印象を持ちますね。
それともう一点、いったい何歳なんだ?という事も不明なんですよね。
調べりゃ分かるんでしょうが、調べるつもりもありません。
モデルさんですからね、そりゃあふれ出る知性、輝くようなインテリジェンスなん
てものは最初から必要ないんでしょうけれど、それにしても今までの人生の
片鱗みたいなものが皆無のような(えびちゃんファンの方すみませんねぇ・・・)

でもね、かわいい顔して「ニコッ!」と笑ってハンバーガー持たれてもねぇ。
いずれ女優です、みたいな顔してドラマに出るんだろうなぁ・・(笑)

外国人から、特に欧米人から見ると一体彼女は何人に見えるんだろう?
と思ってカミさんに聞きましたら、しばらく考えた後に「シンガポール人かな・・・
それもシンガポール人の子供」という中々に辛らつな答えが返ってきました。

彼女に限らず、現在の日本人の若者諸君は男女問わず、年齢不詳のような
人が多い様に思いますです。
ま、オジさんのたわごとと聞き流してくださいな(笑)

4月20日(木)  選挙参謀
今月はちょっと忙しくて更新も少なくてすみませんねぇ・・。

さてと、今日の話題は千葉7区の補選の話題です。
小沢さんが、民主党の新しい党首になり、楽勝ムードと思われていた選挙の
風向きが少し変わってきた様ですね。

そんな折も折り、たまたま昨日「キングの報酬」という映画をみました。
主演はリチャードギアで、彼は映画の中ではやり手の選挙参謀というか
選挙プロデューサーなんですね。
どんな候補者も、彼の意のままに色を染められ、ポピュリズム(大衆迎合型)
選挙の弱点をついて行くんですね。
でもでも、最後には・・・・という映画でした。

ま、結局最後は候補者自身のキャラクターなんでしょうね。
今回の補選の立候補者の方は、民主党が元キャバクラ嬢、自民党がエリート
なんだそうです。週刊誌によればね(笑)
キャバ嬢だろうが、エリートだろうが素の自分、裸の自分をさらけ出してなんぼ
でしょう。
ん?キャバ嬢の裸の自分?・・・・・・・・見に行こうかなぁ・・(笑)

まそれはともかく、どうなる事やらねぇ。ちょっと楽しみではありますよ。


4月16日(日)  グワァ〜!そうだったのかぁ!映画?
ちょっと間が開きましたが、相変わらずの映画話をひとつ。

この前の休みの日に「LIFE OF DAVID GALE」という映画を見ました。
主演はケビン スペイシーです。
主人公は、死刑制度反対論者の大学教授だったひとですが、知り合いの女性
に対する強姦殺人罪で死刑判決を受け服役しています。

死刑執行まであと3日というところで、ある雑誌の女性記者に対して独占インタ
ビューの話がきます。
代償は、50万ドルという高額のインタビュー代金。

女性記者が刑務所にインタビューに行くと、当人は自分は冤罪だ、どうか冤罪
である事を証明して欲しい、と彼女に話します。

様々に調べを進める彼女、そこに現れてくる驚愕の真実っ!!
ってな映画なのですが、何が「グワァ〜!そうだったのかぁ!」だったかと言う
とですね。
この手の最後の真実の解明というのは、映画の最後に近ければ近いほど
「そ・・・・そうだったのかぁ〜〜!!!」的な感覚が高いですよね。
この映画は本当にラストもラスト、ぎりっぎりに全ての真実が明らかになるん
ですよぉ。

しかもそれが二転三転の驚愕の真実なんです。
マサニ!グワァ〜〜!!そうだったのかぁ〜!!的なね(笑)感じなんですよ。
ロードショーではヒットしませんでしたが、DVDになっておりますのでよろしけれ
ばご覧下さい。
絶対おんなじ事言いますよ(笑)「グワァ〜!そうだったのかぁ〜〜!!」ってね

4月10日(月)  人生で大事なものは全て・・・最終回
さんざん引っ張ってきたこの話も、書いてて飽きてきましたので(笑)今日で
〆ます。

ま、結局息子のオーダーも無事に通り、希望通りの追加の寿司を食し、会計を
済まして店を出たんですがね。
息子にとっては、経験した事の無い世界を垣間見た事になった訳で・・。
なにやら考えるところがあったようです。

そんな息子に一言「あのさぁ〜、店のおばあちゃん(私の母です)が言った事な
んだけどさ、男の価値は稼ぎで決まるってさ」
「なにそれ?」
「ま、つまり口でいくら大きな事言ってもさ、稼ぎが少ないやつは、男として価値
が無いってことさ」
「稼げる様になれば、お金を気にせず高い寿司が食えるって事かぁ・・」
「(なんでそっちに行くかねぇ・・?・・笑)ま、そんなもんだな。そのためには
やっぱり勉強じゃないの?」
「う〜〜ん・・・やっぱり勉強かぁ・・・・勉強しないと稼げないかなぁ?」
「稼げない事はないけれど、しといたほうがより効率的に稼げるんじゃないか。
いいんだぜ、俺は勉強したくないから回転すしでいい!ってのも人生だしさ。
俺の経験から言って、勉強して損した!って事もないしね。」
「勉強ってなんでするのかなぁ」
「お前そんな事も分からんのか」
「じゃあ、なんでよ」
「それはね、大人になって、いやいや大人でなくても、色んな岐路に立った時に
だなぁ、より良い方向を理論的に判断出来る様になるためだよ。こんな事言っ
ても今は分からないだろうけど、いつか分かる時がくるかもな。ま、頑張って
下さいな。」
「稼ぐには何になるのがいいのかなぁ?」
「そんな事自分で考えなさい。今良くてもすぐにダメになる職業もあるだろうし
今誰も知らなくてもおまえが大きくなった時に花形になる商売もあるんじゃない
かい?それを見通す力もやっぱり勉強しとかないと身につかないんじゃない?

などどひとくさり、お父さんとしてアドバイスしたんですがね。
これが、息子にとって、夜道の向こうにチラチラと見える小さな明りになれば良
いなぁと、お父さんとしてはそんな風に思いましたですよ。
色々と悩んで、あがく年頃ですよね(笑)

え?値段はどうだったかって?へへ・・一万円でおつりもらえました(笑)

4月8日(土)  人生で大事なものは全て・・・その3
寿司やさんのお話の3回目です。
でもその前に昨日見た「ブロークンバックマウンテン」の話しを・・・・・
ダメでしたねぇ・・・私は・・・やっぱり男同士の恋愛物には、頭じゃ理解できても
感情が受け入れられないでした。女性が見たらまた違った捉え方になると思い
ますね。だって仮にシチュエーションを変えて、女性同士の恋愛物だったら、私
にも理解できそうですもん(笑)

さてと・・寿司や噺に戻りましょう。
息子と二人座敷で寿司を待っている間に、最初に座ろうとしていたカウンター
席にお馴染みさんらしきお客さんがご来店〜〜〜(笑)読み通りだった(笑)
そのお客さんが私の顔を見てびっくりしたような顔をした後、「どうも〜〜」みた
いな顔してます。
?????と思ってましたら、誰あろう私が車を購入した輸入中古車屋さんの
社長さんだったわけで・・・
「よくいらっしゃるんですか?(社長)」「いえいえ、はじめてなんです(私)」
「そうですか、私はよく来るんですよ」「あぁ、そうですか」

暫くして、板さんがお寿司を持ってきてくれました。
息子のやつ上寿司をぺろりと平らげ、「お父さん、頼んでいい?」「いいよ、でも
何頼むの?」「トロとウニと平目・・」
「なにぃ!!〜〜〜〜」とは思ったんですが、「ま、いいか、たまには・・」と思い
「頼めば・・」「お父さん頼んでよ」「自分で頼みな、自分の分だろ」
そりゃ頼みにくいのは当然で、板さんはカウンターの向こうに立って、カウンター
周辺の別世界に溶けこんでいるんですからね。
そこへ向かって、ちょっと離れたお座敷から中学生が「トロ、ウニ、平目!」とは
頼みにくいわなぁ・・・・(笑)

店内に流れているのは、チェットベイカーの「マイファニ〜♪ヴァレンタイン〜♪
」カウンターではリラックス、アンド何となくハイソな雰囲気・・・・
「えぇ〜〜・・・・・・あぁのぉ〜〜〜〜」
聞こえないって(笑)それじゃあ(笑)
息子は何度も私を振り返り、振り返り(笑)「す・・・すみませんっ!!」
ちらりと振り返るカウンター席の常連さん達・・(笑)  息子はすっかり雰囲気に
飲まれまくりな訳で(笑)
こりゃ回転するお寿司屋さんじゃ経験できんわなぁ・・(笑)
どうなる息子!?どうなるトロ、ウニ、平目!?次回に続くっ!

4月6日(木)  人生で大事なものは全て・・・その2
いい天気ですねぇ・・今日は。

さてと、昨日の続きです。
二人でのれんをくぐると(実際には自動ドアが開いてですが・・・・笑)いきなり
店内に流れるジャズ!!
「こ・これは・・・・相当に手強そうな店だなぁ・・・・でもまあ、お金もあるし、大
丈夫か・・・」と瞬時に判断しました。(笑)
「二人なんですが・・・・・」と言いつつ空いているカウンターの席に座ろうとす
ると
「奥の座敷へどうぞ・・」という板さん。

ま、常連さん用にカウンター席は空けておこうって腹だな、と思い言われるまま
に座敷席へ。
座敷といっても、障子や襖で完全に仕切られている訳では無く、カウンターから
丸見えなんですがね。それがまた何ともおしゃれな雰囲気なんです。

ここで息子が小声で「ねぇ、なんでカウンターに座らせてくれないのかな?」
と訪ねるもんで・・・・。
「そりゃあお前、俺達は一見さんだしさぁ、後からお馴染みのお客さんでも来る
んじゃないの」と答えました。
気が付くと、カウンターに立っていた板さんが座敷に入ってきて「いらっしゃい
ませ、何になさいます?」とお品書きも無しに聞いて来ます。
値段が分からない寿司屋ってのも久し振りだなぁ・・っていうより自腹で入るの
は初めてじゃん!!(笑)・・・・なんてね。

「こっちは上寿司を、私は・・・・お腹がすいてるから、鉄火巻きと、こはだを
それとビール下さい」
「はい」と板さんはカウンターへ・・・
カウンターには3人ほどのお客さんが座っていましたが、いずれも常連さんの
ようで、刺身をつまみにウィスキーの水割りを飲んでます。
いずれも50〜60代とおぼしき男性客。
サラリーマンっぽい感じはないな。会社の社長さんか、取締役クラスだろうな
・・・と想像してました。
皆さん寿司をがっつく訳でもなく、ゆったりと肴と酒を楽しんでいる感じです。
ちょうど高級ゴルフコースのサロンっぽい雰囲気?が漂います。

この段階で、息子は早くも「ここは俺のいるような場所じゃなさそうだ・・」という
嗅覚は働いた様です(笑)
不安げに「お父さん・・・お金持ってる?だ、大丈夫?」なんて聞いて来ます。
「いいよいいよ、足りなきゃお前、このままこの店に丁稚奉公に出ろ!
地道に働きゃ1年くらいで解放してくれるかもなっ!」なんて脅かすと、息子の
額に「ちびまるこちゃん」みたいに縦の線が「ドヨ〜〜〜〜ン」なんて(笑)

続きは明後日にまた・・・。

4月5日(水) / 人生で大事なものは全て・・その1
あの〜確か「人生で大事なものは全て幼稚園の砂場で学んだ」というタイトル
の本がありますよね?
うちの中一(もうすぐ中二)の息子がこの前そんな経験をしたので、複数回に
渡って(笑・・・・・味噌カツで試して楽だったので、今後も続きます・・・この
パターン・・笑)御紹介させてください。

ちなみにうちの息子の場合は、学んだのは「人生で大事なもの」ですが、学ん
だ場所は「こじゃれたお寿司屋さん」でした。

さて、将来の明確な目標を得られずに、かといって勉強に邁進する訳でも無く
スポーツ命!って訳でもない(笑)
ゲームは多少は出来るけれども、女の子からラブレターも来たためしの無い
そんな思春期一歩手前の、標準的な中学校1年生がいかに人生の「真理」
・・・・というと大げさですが(笑)ま、「大事なもの」を学んだのか!?
おはなしの始まり、はじまり〜〜〜〜

ちょうど先週の木曜日、塾終りで店に立ち寄った息子。
ちなみにカミさんと娘は、泊りがけで温泉旅行へ行っていたので晩飯は息子と
二人で食べて帰る、という段取りを事前に考えていたんです。

「どこで食う?」と聞いたところ、「○×!で寿司がいい!」と答えた息子。
○×とは店から、借りている駐車場への途中にある、おしゃれな感じのお寿
司屋さんです。
一度も入った事はなかったのですが、間接照明の効いた、外から見てもいかに
もおしゃれで、雰囲気の良い、おそらく値段もそれなりの・・(笑)そんなお寿司
屋さんな訳です。

「ま、たまにはいいか・・」と思い「んじゃそうすっか」と答える私。
運命の針は、正にその瞬間に刻み始めた訳ですっ!!(笑)
以上、その1はここまでっ!(笑)続きは明日です。

4月3日(月)  ヤバトン最終回
味噌カツを食べたってだけの話で、三回も引っ張ってしまいましたが(笑)
ご安心下さい。今日で終りです(笑)

そうこうしているうちに、味噌カツが運ばれてきました。
私の注文した「ワラジカツ」は正にワラジサイズ(笑)普通のトンカツの1.5倍
はあろうかというサイズでした。
もちろん味噌ダレに漬け込んで出てきた様で、色は茶色でした。

いっぽう息子の注文した「鉄板ヒレカツ」は、その名の通りアツアツの鉄板に
キャベツの千切りが敷いてあり、その上にヒレカツが乗っています。こちらは
タレには漬込んでいないようで、色的には普通のトンカツです。????と
思っていると、店のオバさんが鉄板の上に味噌ダレをさぁ〜〜とかけると・・
ジュワ〜〜!!!という景気のいい音と共に味噌のい〜〜〜〜い香りが
漂ってきます。一瞬「俺もあっちがよかったなぁ・・・」なんてね(笑)思いましたよ

さてまずは一口、そのままで・・・・・・・
う〜〜ん・・・旨いっ!!肉は柔らか、味噌の香りが最初は甘いんですが、後味
がほんのりと渋いというか、ほんのわずかな苦味があるような、無いような・・
2口目は、卓上のカラシをつけて・・・・・っと・・・・・・もぐもぐ・・・・・・これまたっ!
旨いでないですかぁ〜(笑)カラシが効いてます。
3口目は、ゴマを振りかけて・・・・っと・・・・ングング・・・・これもまた一風変わ
った味が楽しめます。
最後は、唐辛子をサッサッとかけてぇ〜〜・・・・・バクリッ!!
これがまたっ!カラシとは違ったストレートな辛味が効くっ〜〜!!!
ビールをグビグビ、味噌カツをバクリ!、またまたビールをグビグビ!!
「クゥ〜〜〜!・・・・オバさん!ビールもう1本ちょうだい!」ってな訳で(笑)

そんなこんなで味噌カツ、旨かったです。というよりも、八丁味噌を何百年も
伝えて、熟成させてきた名古屋文化圏に感謝!ですね。
こういう食の歴史を体感すると、食の歴史の浅い関東者としては名古屋、
京都、大阪などの深〜〜い「食歴史地域」に対してちょっとコンプレックスを
持っちゃいますね。

最後に一句「味噌カツの、味に驚き、うみゃ〜なも」・・・訳わからん!(笑)

4月2日(日) / ヤバトンへ・・
さてと・・・・昨日の続きですね。
乗ったタクシーの運転手さんが、とっても話し好きな人でしてね。
「ここが名古屋の三越だぁ・・・こっちが北館でこっちが南館ね・・・・・東京の
より大きいんでないかな・・」(そうかもしれません・・・・笑)
「これこれ!これが松坂屋だよぉ・・・・こっちが○×館で、こっちが○△館だぁ」
(やっぱりなぜか分かれているのね・・・笑)
「ほぉ〜〜〜東京から来たのぉ?、えっ!?千葉?・・・ほぉ〜〜〜そうかい
あの〜〜海ほたるねぇ〜〜、あれ一度行きたいと思っとるんだわぁ〜〜
東京に友達がおるんだけどねぇ・・世田谷なんだわぁ〜〜道狭いでしょう?・・
だから考えとんだわぁ〜〜」
「ここのビル見てちょうだい!ビルの横に観覧車があるでしょう?よく市が許可
したもんだと思ってねぇ〜〜」(市政にまで気を配るか・・・・・・笑)

そうこうしているうちに・・・「ここが100m道路だぁ・・・いま上に高架があるけど
ねぇ・・・むかしは片側6車線あったんだわぁ・・・・あっ!あすこねぇ・・・・あの
看板みえるでしょう・・・あそこがヤバトンだよぉ・・・ここでメーター止めるね」
なんて、信号待ちの間にメーター止めてくれたりして・(笑)感謝です(笑)
タクシーの運転手さんにお礼を言って、ヤバトンへ・・・・。

ブタがマワシを締めている大きな看板が目印でした。
中へ入ると、狭い階段に人が行列していました。午後1時半頃だったんですけ
どね。しかたなく行列最後尾に並び、順番を待ちました。その間にメニューを
見て注文。息子は「鉄板ヒレカツ」私は「ワラジカツ」をそれぞれ味噌で・・・
ちなみにオーソドックスなソースも選べる様でした。

15分ほどで席に案内されて、私はビールを、息子はお茶を飲みながらカツを
待ちました。机の上には食べ方の案内書きがあります。
@まずはそのままお召し上がりください。
A甘いと思ったら、カラシをつけてどうぞ
B摩り下ろしたゴマをかけてるとまた違った風味がいたします
C唐辛子をかけると刺激的な味がいたします。

詳細はともかく、内容的にはそんな感じの事が書いてあります。みると机の上
にはなるほど、それぞれのカラシ、ゴマ、唐辛子があります。
細かに注意してみると、看板のまわしを締めたブタさんが、なんと座っている
椅子の背もたれにも(笑)これね、プリントではなく、削り出してあるんです。
わざわざ別注で作らせたんですねぇ・・・・さぞやお金がかかったことでしょうね
ぇ・・・なんて商売人はすぐにそっちに考えが行っちゃいますが・・・(笑)

おっっと〜〜〜カツが出てくる前に時間切れです(笑)続きはまた明日!(笑)
ここまで引っ張っていいのかな?(笑)  ま、いいや(笑)そんじゃ・・。

4月1日(土)  八丁味噌恐るべし!
名古屋圏は、味噌がダボダボなのだったぁ〜〜ビールもワッセワッセと飲んだ
のだったぁ〜〜〜
・・・などど椎名 誠さん風に書き出してみましたが(笑)昨日息子と岐阜名古屋
日帰りお城巡りツアーに行って来ました。

朝7時過ぎの新幹線で名古屋へ・・・その後JRで岐阜へ。
バスで岐阜公園まで行き、その後金華山ロープウエーに乗り、岐阜城へ行き
ました。念願の岐阜城でしたが中々によかったですよ。
「岐阜を制する者は、天下を制す」の言葉通り、あの山城の天守閣のてっぺん
に登り、濃尾平野を一望すれば、そんな気になるのも無理からぬ話です。
にわかに、斉藤道三や、織田信長になった気分が味わえました(笑)

その後、ロープウエー乗り場近くの茶店で、みたらし団子と味噌おでんをいただ
きましたが、驚きましたねぇ・・・・あの味噌の味!!八丁味噌ってんですかぁ?
あまりに旨いので、こんにゃくだけのつもりが、大根に、玉子と、おかわりしてし
まいました。甘さだけではなく、後味にわずかな渋みがくるのが「深いっ!」感じ
がして「美味しっ!」って感じでした。

その後、岐阜駅に戻り、今度は名鉄で名古屋へ・・・・・地下鉄を乗り継いで
名古屋嬢・・・・いやいや名古屋城へ・・・・石垣を登りたくなる気持をグッ!と
堪えて(笑)中を見学してきました。立派なもんですねぇ・・・名古屋の人が自慢
するのも理解できました。

ここで午後1時過ぎ、事前に昼飯は「味噌カツ!!!!」と息子と決めてたもん
で、味噌カツ屋探しっと・・「どこのお店で食べるの?」っと聞かれても、俺だって
知らゃしませんからね(笑)こういう時は、地元タクシーの運転手さんに聞くのが
一番!とばかり名古屋城の前で、タクシーをつかまえて「味噌カツ食べたいん
ですけど、お薦めはないっすかねぇ?」と聞くと、ご年配の運転手さんが即答で
「それなら、ヤバトンだねぇ」・・・・・ヤ・バ・ト・ン????、なんかヤバそうな
名前でないですか?(笑)などどアホな駄洒落を頭の中で想像しつつ、タクシー
は一路ヤバトンへ・・・・・どんなヤバイ事になるのでしょうか??・・・続きは
明日また・・。

ちなみに「ヤバイ」って言葉は、もともと博打打ちの言葉だったんだそうですね。
ですからあんまり偉そうにしゃべっちゃいけないそうで、そういや皇太子さまが
巨人戦を見に行った時に、負けそうな巨人の様子を見て思わず「ヤバイ!」
と言ったそうですから、まぁ、いいのかな?(笑)
ちなみに「ボンクラ」なんて言葉も、ばくち打ちの専門用語だそうですよ。

そんなトリビア的な講釈はどうでもいいんですが・・(笑)続きは明日のこころ
だぁ〜〜〜!