セイコークロノスセルフデーター 2019年4月自社OH済み ケース径35mm


セイコークロノスにカレンダー機能が追加されたものです。ベースになったクロノスはいわずとしれた亀戸精工舎製。諏訪のマーベルに対抗して作られたモデルですが、その設計は恐ろしくよく出来ていて、諏訪の次世代モデルのクラウンとも比肩する性能でした。


保油機構を備え、両手持ちブリッジ式テンプを搭載しています。テンプを両側から支えると回転した際の軸のブレ(とおり違い)が解消されるとされていて、動作の安定をもたらします。現行時計ですとロレックスもブリッジ式テンプですね。


加えて驚くべきことには、カレンダー機構は早送りこそできないものの、モジュール化(カレンダー機構だけ取り外し可能)と徹底的な合理化がなされており、その設計思想は現代でも通用するものと思われます。ちなみに0時から一旦3時間程度短針を戻してまた0時をまたぐとカレンダーを送ることが可能です。

文字盤自体はシンプルなデザインですが、カレンダー枠が青焼きされており、ちょっとした遊び心とともに、カレンダー機構に対する自信が感じられなんとなく微笑ましくなってしまいます。


どうも説明に熱が入ってしまいましたが私は亀戸贔屓なものでスミマセン笑


さて、こちらのお時計ですが保証はご購入後2年つきまして 提供価格34,800円(税込み)です。

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