WATCH REPAIR
       MITSUIDO SINCE MY GRANDFATHER IN FUNABASHI CHIBA Pref        
■ゼンマイって巻くの?
オートマティック時計のコーナーでもお話しましたが、お仕事の内容、年齢、季節変動などによってぜんまいの巻上げ量は変動します。
そうすると時計の稼動状態にも変動が生じます。
ですのでお時計を使う前か、使った後にリューズをつかって3−40回ほど巻いてください。このことでゼンマイの80%以上が巻かれ、稼動が安定してきます。
■取り扱いはていねいに
クロノグラフは特に部品点数が多く、またデリケートな時計ですので急激なショックを与えない様に気をつけてください。
特に時計自体も重いものが多いので落としたりしないように十分注意してください。
■プッシュボタンの扱いについて
プッシュボタンは通常の時計には無い独特の部品ですね。それだけにトラブルが多いようです。一番多いのがぶつけて取れる、というものです。
ぶつけるとボタンとそれに連結しているハンマー部分の接続部分が折れてしまうんですね。そうなるとプッシュボタン一式交換になります。
また防水時計のプッシュボタンも押しこんでしまうと水が浸水します。防水時計でも水中でのボタン操作は厳禁です。
クロノグラフの注意事項について